よい子わるい子ふつうの子2(仮)

18禁PCゲームをメインに、ラノベや漫画についてもダラダラ話を書きます。長文多いです。

アニメ・ゲーム・小説

オタクはハマれるときにハマれ、という話。

2024年5月18日と19日、ときメモ30周年ライブが行われました。

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まずは、こうしたイベント実現に尽力されたであろう関係者の方々や、その原動力となったファンの方々に敬意を表すとともに、お祝いを述べさせていただきます。ほんとにおめでとうございます!!!

残念ながら私は両日とも参加がかなわなかったのですが(昨日はサイン会もあったし……)、知人・友人が参加したり、あるいは間接的に現場に関わっていたこともあり、その熱量のようなものをずっと受け取っていました。

そこで思うのは、「ああ、オタクって幸せだなぁ」ということ。

正直、こういうイベントに参加している人がめっちゃ羨ましい。そして、30年を経ても……いや、経たからこそ「羨ましい」と思える自分は幸せだと感じるんです。だって、30年前の経験を、今も大切にしていて、語り合える仲間がいるってことですから。

物心ついてから30年。人生50年とか言ってた時代なら、一生の半分以上の時間が経っている。世が世ならそのくらいの感覚です。日本企業の創業後30年の存続率は0.025%と言われますから、1つのコンテンツがそんなに長く続くのって、どこにでもあるできごとではない。でも、最近オタク業界では、こういう復古的なイベントが少なからず開催されてるんですよね。アクアプラスも今年30周年イベントやるみたいですし。

10代、20代という青春の只中を「ときメモ」で過ごした、私を含めたオタクたちが若い頃を思い出し、昔のように愛を語り、場合によっては若い世代にバトンを手渡す。そんな機会がこれだけ訪れるというのは、それだけ長い間オタクがコンテンツを愛し、支えてきたということの証左です。もちろん愛し、支えてきたというのは常にではなくても、定期的に話題にしたり、同人誌の即売会でネタにしたりという形がもっぱらでしょうが、コンテンツに生命を吹き込み続けてきたわけです。

この年齢になったから分かるし言えます。10年、20年、30年……時が経っても帰る場所がある。想いを受け止め、また新たに紡いでいく場所があるというのは、何とも幸せなことじゃないですか。

オタクコンテンツばっかり言ってきましたけど、J-POPとかも最近リバイバルっぽいの盛んですよね。サザンやB'zは言うまでもないとして、他にもラルクとかGLAYとか。同じようなことが言えるんじゃないかなと思っています。

そんなわけで、いまオタクをやっている若い人には、是非伝えておきたい。ハマったオタクコンテンツは無駄にならない。だから、ハマれるときにどっぷりハマれ、と。今はSNSも充実し、ファン同士の横のつながりもとりやすいし、クリエイターさんたちに声を届けるのも昔と比べればずっと容易になりました。今10代、20代の人がハマっているものは、30年後、40年後にも受け継がれていくかもしれません。でも、そうした未来が訪れたときに、そのコンテンツを楽しめるのは、いまハマったことのある人だけなのです。

アニメでもゲームでも、アイドルでも文学でも音楽でも、何でも良いじゃないですか。とにかく好きでハマって、注ぎ込む愛情を他人と競い合うような、そんな時間を過ごしてほしい。全てではないかもしれませんが、そのうちのいくつかはきっと何十年か経った後、またあなたを幸せな気持ちにしてくれるはずですから。

でんぶ腿先生のサイン会に行ってきた話。

またメロンブックスのサイン会に行ってきました。場所は、秋葉原メロンブックスの店舗受取館。いつものところです。

今回は、先日、初のコミックス『キミの体温』を発売した、でんぶ腿先生。めっちゃ絵が綺麗で、ストーリー性のある純愛エロ漫画描かれる先生です。

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応募者多数につき、枠を拡大してくれたそうで、私も当選していました。拡大してくれてなかったら駄目だったかもしれません。メロブさんマジでありがとう!!

行ってビビったのは、参加者の8割が女性だったこと。2部だけなのか他の時間帯も同じだったのかわかりませんけれども、私の周り20人ほどで、男は私含めて2人でしたからね……。後半の番号の方はもうちょっと多かった気がしますけど、それでも女性比率が圧倒的だった。どじろー先生のサイン会も女性多かったし、時代は変わったとしみじみ感じました。

えっちな本の垣根がなくなり、男女問わず楽しめるようになる。恋人と2人でエロ漫画買いに行ってシチュエーションについて語るなんていう、えいとまん先生のような世界がスタンダードになる日も近いのかもしれません。とても良いことです。

サインは本のみということで、今回は色紙のような例外はなかったのですが、好きなキャラを描いてもらえるということで、緊縛少女のふみちゃんお願いしました。やったぜー。

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会場にはネームとか(撮影不可)、撮影OKの原画とかがあって、サイン会後も楽しめました。

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記念撮影スポットもあったけど、さすがに並んで撮る勇気はなかった(笑)。

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今更ですが改めて近くで絵を拝見して、魅力的だなぁと。よく言われる画力の高さ……たとえばデッサンがどうとかいう技術的なことは私にはわかりませんけれども、日常シーンの細かなところ、たとえばコップの傾け方とか、脱ぎ散らかした服の置き方とか、そういうところに味がある。そしてキャラの表情がめちゃめちゃ良い。

キャラ描いていただけるし、先生とのお話の時間も割としっかりとれるしで、充実したサイン会でした。でん腿先生、メロンスタッフのみなさん、出版社のみなさん、素敵な機会をありがとうございました。参加者のみなさまはお互いお疲れ様でした。

これからも先生を応援しつつ、またこういう機会があれば参加したいですね。できれば飾りたいから、色紙サインが嬉しいけど、難しいだろうなあ。コアマガジンの懸賞とかに期待するしか無いか……。

あるぷ先生のサイン会に行ってきた話。

今日は、メロンブックスで開催された、あるぷ先生のサイン会に参加してきました。

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参加条件は、タマトイズから発売されたオナホかスリングショット(水着みたいなやつ)を購入して応募すること。抽選があったのかなかったのか、あったとしてどのくらいの倍率だったのかはよくわかりません。ただ、あるぷ先生、日本では初のサイン会だったということで、そういう貴重な機会に参加できてラッキーでした。

私が参加したのは第二部。会場に20人くらいしかいませんでしたから、相当絞られていた感じです。あるぷ先生、かなり気合を入れてくださっていて、なんと色紙にその場でキャラを入れて描いてくださるサービスつき! サインはあるぷ先生の作品のみ(作品持参)という条件だったのですが、嬉しい誤算です。じっくりと描いてくださるだけに、お話をする時間もかなりあって、すごくいい雰囲気のイベントでした。メロンさんのイベントは、こういう感じで作家さんとお話する時間があるのがホントいいよな~。

ちなみに私は、「インモラルーティーン」の奈央が好きだったので、奈央ちゃんを描いてもらいました。

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あるぷ先生、目から描かれるねすね! その場で描いてもらえてもう感激です。変な声でちゃいました。

すごく有意義で楽しいイベントだったのですが、何十人も描くのほんと大変だっと思います。あるぷ先生、大サービスしてくださりありがとうございました。そして休みの日にもかかわらず企画運営してくださったスタッフのみなさんにも感謝を。大満足の1日になりました。

最近読んで面白かった漫画。

サワノアキラ『最後のエルフ』読みました。忘れ去られていく存在を巡る旅……ということで、重たいテーマがあって、でも悲壮感はなく、歌うように踊るように話が進んでいくのが良いです。物語の展開が上手で、いい感じに動力となる「謎」が提示されているので、先が楽しみ。

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こういう言い方をしたら、作者の方はあまり良い気はしないかもしれないのですが、「フリーレン」っぽい感じがあります。フリーレンをまねているとかそういうのではなく、昔からよくある「忘れられていくものの足跡」みたいな話。『辺境の老騎士』なんかもそうだと思うんですけど、このタイプの話が受け入れられやすい土壌がいまは結構できてるので、今後の展開次第では大きく人気が出るかもしれないなぁと。

まぁ人気になろうがなるまいが、私は好きな話なので応援してます。

もういっちょ。杉浦次郎/うめ丸『ニセモノの錬金術師』。

異世界に転生した主人公「パラケルスス」が、錬金術師として活躍する話。戦闘系スキルを取っていなかったから錬金術で食っていくしかなかったけれど、ある奴隷の少女との出逢いをきっかけに、そのスタンスが大きく動き出して……という感じ。

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なろう系小説を漫画家したのかと思ったけどそういうわけでもないんですね。良い意味で意識してはいるのでしょうけれど、あまりよくない「なろう」にありがちな、設定の細かいところ、めんどくさいところを全部転生の奇跡にぶん投げて終わり、という感じではなく、きちんと世界観や技術に設定があるのが好みです。

パラケルススといえば、馬の糞からホムンクルスを作り出したことで有名な錬金術師ですが、その名前はあまり関係なさそう。「チートスキル」持ちゆえに、いろいろなトラブルに巻き込まれる主人公ですが、すぐれた能力と善良な人柄ゆえに得た縁がそこから守ってくれるというタイプの話。仲間が少しずつ増えたり、主人公を慕う人たち(ただし、「やべー」がつく)が増えていくのが楽しみです。

という感じで、最近漫画読みまくってます。この2つに限らずおもしろい漫画が増えていて困りますね。時間もカネも有限なので……。ラノベとかに比べると漫画のほうが読むスピード早いので、そこは助かりますが。

どうしても単行本、書店で買っちゃうんですけど、電子書籍のほうがかさばらないし、新刊入ったときにすぐ告知くるから便利だなぁと最近思います。管理は電子が100万倍くらい楽ですね。移行しようかな。

いのまたむつみ先生の訃報。

ちょっとアニメ・ゲーム業界の大物の訃報が続きすぎている気がします。



テイルズシリーズのキャラクターデザインなどでおなじみ、いのまたむつみ先生がご逝去されたということです。すごくショック。謹んでお悔やみ申し上げます。

いのまた先生といえば、テイルズにサイバーフォーミュラにと有名な作品はいくつもありますが、私の中では小説版ドラゴンクエストのイラストだったり……。

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『風の大陸』のイラストだったり……。

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あるいは、『風の白猿神』のイラストだったり。

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黄金期のライトノベルの世界観を構築した絵師さんたちの中心の1つだったという印象が強いです。

あのイラストがもう見られなくなるのかと思うと悲しい。ほんとうに残念です……。



スイートホームメイドはじめた話。

DMMの新作ソシャゲー、スイートホームメイド始めました。

もち、アールのほうです。

パズル苦手なんでいまいち乗り切れないんですが、まぁ初めてのパズル系ということで、挑戦してみます。

やっぱり私には育成系のが、あってるかなー。

DMM JCB カード、改悪の話。

DMMJCBカードは、毎月1日・2日・3日の3DaysDMM(FANZAなど)で買い物をすると10%のポイントバックがある、という特典がついていました。通常のポイントが4%だから、倍以上になる超お得なポイントキャンペーン。私も積極的に利用していました。

ところが先日、この10月でそれを廃止するという宣言が……。


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うーん、正直すごく残念です。年会費とか無いから邪魔にはならないんですけど、高還元で漫画なんかを買える良いカードだったんですよねぇ……。こんなに区切りの悪いタイミングで突然廃止になるとは。来月を最後のチャンスと割り切って、がっつりお世話になろうと思います。

沈黙のかわぐちかいじ。

新装版が本屋さんに並んでいたのですが……。

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「艦隊」に「かわぐちかいじ」っていうルビ振ってるようにしか見えんのですけれども。

狙ってやってるんでしょうか。

サイバーエージェントが2023年の第3四半期決算赤字の話。

Cygamesでおなじみ、サイバーエージェントの第3四半期(4~6月)連結決算が発表され、営業利益が1億円の赤字であるとのことでした。「ウマ娘」がリリースされた2021年2月以来、約2年半ぶりの赤字ということ。まぁもちろん、年間赤字というわけではありませんし、新陳代謝の早いソシャゲー業界で2年経過したことを考えると妥当な状況といえなくもありませんから、大騒ぎするほどのことでもないのですが、勢いが落ちてきた感は否めません。



 ▼「サイバーエージェント、ゲーム事業で1億円の赤字 「ウマ娘」ヒット以来初の赤転 バブル崩壊か」(ITmedia NEWS) 
 サイバーエージェントは7月26日、2023年9月期第3四半期(4月~6月)の連結決算を発表した。ゲーム事業は、傘下のCygamesが2021年2月にリリースしたスマートフォン向けゲームアプリ「ウマ娘 プリティーダービー」(以下、ウマ娘)のヒット以来、初の赤字決算に。売上高は337億円(前年同期比27%減)、営業利益は1億円の赤字だった。
まー実際、最近のウマ娘は新規さんが入りづらく、古参も残りづらいという結構微妙な感じはあるんですよね。育成のハードルが高くなりすぎて新規が成長しづらく、さりとて育成を続けても蓄積が困難(凄い良い因子を引くまで、育成をリセットし続けるという虚無の作業の繰り返し)という感じですから。もちろん、ライブシーンとかストーリーイベントを楽しむという人も多くいるのでしょうけど、メインコンテンツの育成にカンフル剤がほしいところじゃないかなと。

新アニメやらリアルイベントやらは、もちろんやってくれていいのですが、ゲームそのもののテコ入れがあるとユーザーとしては嬉しいです。


えいとまん先生のイベントに行ってきた話。

AkibaNightGALLERYでやってる、「えいとまん先生のおかげでイベントができました!」に行ってきました。サイン会は抽選申し込みし忘れるという痛恨のミス……。

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▼「えいとまん先生のおかげでイベントができました!

えいとまん先生、「えいとまん先生のおかげで彼女ができました!」で一躍脚光を浴びた感があるんですが、本領はどっちかっていうと凌辱された女の子が三周くらいまわって幸せになる堕ち系だと思っているので、これで出版社さんとかがハードエロ系純愛のオーダーとか出しまくらないと良いなぁと願っている次第……。個人的には『本能』の「鬼手」なんかが好きです。

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入り口はこんな感じで、田中さんと佐藤先生がお出迎え。

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いざ地下へ。

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プロフィール、えいとまん先生の絵が田中さんなんで笑ってしまいました(失礼な)。

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完全にカワイイ系に寄せてるなぁという。もっとこう、えいとまん先生はぐっちょんぐっちょんのドロドロな感じなんですが……。まぁこれはこれでいい。

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メッセージボード。「テスト」は笑ってしまいました。

アクリルアートボードとか11万円だけど、購入者出るのかなぁ。サイン会は参加したかったです……。いま、1・2を争う好きな作家さんなので。申し込みし忘れたのがかえすがえすも悔やまれる。

ビジュアルグラフは買うかもしれません。好きなのは『本能』だけど、見映えするのは田中さんかな。
《自己紹介》

エロゲーマーです。「ErogameScape -エロゲー批評空間-」様でレビューを投稿中。新着レビューのページは以下。
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