サワノアキラ『最後のエルフ』読みました。忘れ去られていく存在を巡る旅……ということで、重たいテーマがあって、でも悲壮感はなく、歌うように踊るように話が進んでいくのが良いです。物語の展開が上手で、いい感じに動力となる「謎」が提示されているので、先が楽しみ。

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こういう言い方をしたら、作者の方はあまり良い気はしないかもしれないのですが、「フリーレン」っぽい感じがあります。フリーレンをまねているとかそういうのではなく、昔からよくある「忘れられていくものの足跡」みたいな話。『辺境の老騎士』なんかもそうだと思うんですけど、このタイプの話が受け入れられやすい土壌がいまは結構できてるので、今後の展開次第では大きく人気が出るかもしれないなぁと。

まぁ人気になろうがなるまいが、私は好きな話なので応援してます。

もういっちょ。杉浦次郎/うめ丸『ニセモノの錬金術師』。

異世界に転生した主人公「パラケルスス」が、錬金術師として活躍する話。戦闘系スキルを取っていなかったから錬金術で食っていくしかなかったけれど、ある奴隷の少女との出逢いをきっかけに、そのスタンスが大きく動き出して……という感じ。

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なろう系小説を漫画家したのかと思ったけどそういうわけでもないんですね。良い意味で意識してはいるのでしょうけれど、あまりよくない「なろう」にありがちな、設定の細かいところ、めんどくさいところを全部転生の奇跡にぶん投げて終わり、という感じではなく、きちんと世界観や技術に設定があるのが好みです。

パラケルススといえば、馬の糞からホムンクルスを作り出したことで有名な錬金術師ですが、その名前はあまり関係なさそう。「チートスキル」持ちゆえに、いろいろなトラブルに巻き込まれる主人公ですが、すぐれた能力と善良な人柄ゆえに得た縁がそこから守ってくれるというタイプの話。仲間が少しずつ増えたり、主人公を慕う人たち(ただし、「やべー」がつく)が増えていくのが楽しみです。

という感じで、最近漫画読みまくってます。この2つに限らずおもしろい漫画が増えていて困りますね。時間もカネも有限なので……。ラノベとかに比べると漫画のほうが読むスピード早いので、そこは助かりますが。

どうしても単行本、書店で買っちゃうんですけど、電子書籍のほうがかさばらないし、新刊入ったときにすぐ告知くるから便利だなぁと最近思います。管理は電子が100万倍くらい楽ですね。移行しようかな。