今日はワンフェスがありました。私は参加していないのですが、友人がすごく興味を持っていて、今年はどうなのか知りませんけれども、例年だとかなりお高いやつも購入しています。で、彼の話を聞いて、フィギュアとは現代の仏像なのではないかと思った次第。バチが当たらないか心配ですが、真面目な話です。

ともあれフィギュアの話から始めましょう。いまのフィギュアってめちゃくちゃレベル高くて、細部に至るまですごいリアルなんですよね。原型師さんをはじめ、製作しておられる方々の努力と熱意には脱帽するしかありません。

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ちなみに上は、左藤空気先生のサイン会に展示してあったのを撮らせて頂いた、『ケガレボシ』のフィギュア。おっぱいが凄い質感です。

ワンフェスのツイートを見るだけでも、まるでキャラクターが作品から飛び出したかのようなフィギュアをたくさん見ることができて非常に楽しい。これが家にあったら、毎日が豊かになるだろうなぁと思わされます。








以下、今回のワンフェスとは関係ない過去のフィギュアの話になりますが、私はやっぱり美少女系のフィギュアが好きで、ライザのこれとか良いなぁと思います。キャラだけじゃなくて世界観も再現できてますよね。

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アズレンのフォーミダブルのフィギュアとかも凄い。この流れるような髪の表現。衣装のドレープ感も。

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美少女じゃなくても、『北斗の拳』のトキとか、凄いです。なんか凄いしか言ってないけど、それ以外にことばが思いつかん。死兆星が見えそうとか言えばいいですか。

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友人曰く、「フィギュアがあることでより一層、作品のキャラクターをイメージしやすくなるんだ」ということでしたが、それって「仏像」みたいだなぁと。

仏像って、時期にもよりますけど、かなり作り込んであるんですよ。

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有名な半跏思惟像。美しい像としても有名ですが、足の指とか、ディテールの作り込みが凄い。

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千手観音像とかも、ガチで1000腕彫り込んで(ただしくは「彫る」ではないのかもしれませんが、便宜上)いたりする。精確には1041本ですか。

現代において仏像は美術品として扱われている感じがあり、それはまぁ間違ってはいないのでしょうけれど、作られた当時を想えばやはり、第一に信仰の対象だった。仏教には「念仏」(仏の姿をありありと思い浮かべること)という修行があり、それができれば、御仏の救いが得られるのだと、そう信じられていました。細かいことを言うともうちょっといろいろあるんですが、ここは仏教の専門講義をする場所ではありませんから、ざっくりそんな説明で許してください。

しかし、奈良時代やら平安時代の人の目の前にあるのは、漢字で書かれたお経の文字だけ。テレビも漫画もない当時の人びとが、それで仏の姿を思い描くというのはかなり困難です。

そこで、仏教美術の出番。仏画も仏像も、人びとが仏の姿をイメージしやすいよう、お経をもとに姿かたちや表情、ポーズ、シチュエーションを可視化したのですね。だから、顔の向き、指先の動き1つとっても意味があります。

要するに仏像というのは、仏様を信仰する人びとが、御仏のお姿やらおわします世界の様子やらを如実にイメージしやすくなるように作られたものであり、仏像を見ることで、悟りを身近なものにしようとしたわけですね。たぶん。よく知らんけど。

翻って現代のフィギュアを見れば、物語の世界をリアルにイメージし、キャラを身近に感じるためにあると言えなくもない。美少女フィギュアだと、それが側にいることで賢者となって悟る人も少なからずおられることでしょう。これはもう、現代の仏像と申し上げて過言ではないのではないか、と。

そんな話を友人にしたのですが、呆れられてしまいました。でも、誰か言ってそうな話だとは思うんですけどね……。

ちなみに、「現代の仏像」っていうのは本当にアートの世界であったりします。

genbutu

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こういうやつ。現代美術作家・上根拓馬氏の作品。現代っていうか、近未来っぽいですね。「基本的に経典に書かれている内容に沿って制作」されているそうで、なるほどこういう路線もあるのかと。面白く感じました。