当初、ロシアが勝つにしろウクライナが押し返すにしろ、短期的に決着がつくだろうと思われていたロシアのウクライナ侵攻は、半年が経過しても終わらず泥沼の様相を呈してきました。
日本での報道は少なくなりましたが、もちろん現在も戦況は動いており、昨日は原発を巡って結構きわどい戦いがあったようです。
▼「ザポリージャ原発に砲撃、放射能漏れの恐れ」(AFP BB ニュース)
思わぬ「苦戦」を強いられているロシアは巨額の戦費に苦しんでおり、もはやプーチン大統領は万策尽きた、というような報道もなされはじめました。

▼「ウクライナ侵攻から半年、巨額損失で「万策尽きた」プーチン」(NEWSWEEK)
プーチン大統領にとってこのような戦争の長期化が想定外なのは間違いないでしょうが、西側の報道ですので、本当に「万策尽きた」のだろうと安心するのは早計でしょう。ここからまだ、2手3手と進めてくる可能性はあると思います。ないことを祈りたいですが。
それにしても、この戦いの「落とし所」はどこになるのかが想像できないのが怖いです。ここまで長引くと、文字通り引っ込みがつかないでしょうし、お互い生半可な終わり方では納得できないでしょう。どういう幕引きを考えているのか……。終わらせ方を決めかねて、ズルズルいっちゃうことがないようにだけはしてほしいと思います。
日本での報道は少なくなりましたが、もちろん現在も戦況は動いており、昨日は原発を巡って結構きわどい戦いがあったようです。
▼「ザポリージャ原発に砲撃、放射能漏れの恐れ」(AFP BB ニュース)
【8月28日 AFP】ウクライナの国営原子力企業エネルゴアトム(Energoatom)は27日、南東部のザポリージャ(Zaporizhzhia)原子力発電所がロシア軍の砲撃を受け、放射能漏れの恐れが生じていると発表した。エネルゴアトムはメッセージアプリのテレグラム(Telegram)で、ロシア軍が終日、原発を「繰り返し砲撃した」とし、「断続的な砲撃により発電所のインフラが損傷し、水素漏れや放射性物質拡散の恐れがある。火災の危険性も高い」と警告した。
思わぬ「苦戦」を強いられているロシアは巨額の戦費に苦しんでおり、もはやプーチン大統領は万策尽きた、というような報道もなされはじめました。

▼「ウクライナ侵攻から半年、巨額損失で「万策尽きた」プーチン」(NEWSWEEK)
<ミサイル巡洋艦「モスクワ」沈没をはじめとする5大損失が大きな痛手に>ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が、これまでにウクライナでの戦争で被った最も大きな5つの損失が、合わせて10億ドル以上にのぼることが分かった。米フォーブス誌の計算によれば、ロシア軍にとって最大の痛手となったのは、ロシア黒海艦隊の旗艦であるミサイル巡洋艦「モスクワ」の沈没だ。4月に沈没した「モスクワ」の価値は、7億5000万ドル相当とされている。ウクライナ側は自分たちが対艦ミサイルを命中させて沈没させたと主張したが、ロシア側は艦上での火災が原因だったと主張している。残る4つの重大損失は、8600万ドル相当のイリューシンIL76輸送機、7500万ドル相当の大型揚陸艦「サラトフ」、5000万ドル相当のスホーイSu30SM戦闘機、4000万ドル相当のスホーイSu34戦闘機で、これらを合計すると10億ドルを上回る計算になる。フォーブスの計算によれば、軍事侵攻を開始した2月24日から8月24日までの6カ月間で、ロシア軍は1万2142点の軍事装備品を失い、その価値は合計で165億6000万ドル相当にのぼる。ミサイルは、この合計額には含まれていないという。
プーチン大統領にとってこのような戦争の長期化が想定外なのは間違いないでしょうが、西側の報道ですので、本当に「万策尽きた」のだろうと安心するのは早計でしょう。ここからまだ、2手3手と進めてくる可能性はあると思います。ないことを祈りたいですが。





