いや、意味はわかるけど信じられないというべきでしょうか……。

2年ちょい続いていた、エロゲー原作のソーシャルゲーム『英雄*戦姫』。大槍葦人氏が原画を手掛けていたこともあって注目度は高かったのですが、このたび残念なことにサービス終了が発表されました。


eiyusenki

 ▼「『英雄*戦姫WW』サービス終了のお知らせ」(2022年2月28日)

しかし、その理由がすごい。絶句します。

2019年7月末よりサービスを行なって参りました
『英雄*戦姫WW』『英雄*戦姫WWX』ですが
誠に勝手ながら2022年3月29日(火) 12:00をもちまして
サービスを終了させていただくこととなりました。
 
日頃ご愛顧いただいておりますお客様には、突然のお知らせとなりましたこと、
スタッフ一同深くお詫び申し上げます。

皆様のおかげで売上状況は問題ない水準に達していたのですが
各種ディレクション、
ゲームデザイン(キャラクターの性能設定)、
シナリオおよびスクリプト制作、
ビジュアル関連素材の制作進行、
バランスチェック(デバッグ)といったゲームの根幹を支える作業が
天狐スタッフひとりに集中する不健全な開発状況が続いておりました
 
クオリティとスタッフの健康状態のどちらかを犠牲にしながら
運営を続ける案もありましたが
スタッフの健康と『英雄*戦姫』シリーズの継続を優先すべきだと判断し、
天狐側からDMM GAMES様とシンク・アンド・フィール様に
サービス終了を提言させていただきました。

要するに、ゲームをほぼ1人で支え続けていたってことですよね、これ。「続いておりました」という表現から察するに途中からそうなった(最初からそういう状態ではなかった)のだろうとは思うのですが、そりゃアカンわって感じです。

というか、「クオリティとスタッフの健康状態のどちらかを犠牲」にする案が上がってるのが笑えません。まあでも、時期が時期だけに新入社員が入るかもしれない(5月頃にどっかやめて入ってくるセカンド新卒とか)みたいな思惑もあったのかなぁ……。

私はゲームをプレイしていないので、ワンマンタスクになったあと、クオリティが維持されていたのかどうなのかまではわかりませんが、開発の根幹を1人で支え続けるのは並大抵の苦労ではなかっただろうと思います。作品への愛も、ひとかたならぬものがあったのではないでしょうか……。

なんか、なろう小説であった、社内システム全部構築してワンオペで管理してたSEのスーパーおねえちゃん(ポンコツ)をクビにしたら会社が潰れた話(これ)を思い出しました。たしか、えびさんが紹介しておられたような……。

ともあれ、名も知らぬスタッフの方、ほんとうにお疲れさまでした。自分の職場環境程度で弱音吐いてる場合じゃないなと勇気(?)を頂きました。いや、もらっちゃ駄目なのかもしれませんけど、マジで尊敬です……。どうぞお体に気をつけて、ゆっくりとお休みください。