ストレスを感じると腹痛になりやすいというメカニズムの話。

 ▼「「社会的敗北ストレス」が腸内環境を乱すメカニズムが明らかに」(ナゾロジー)

心とお腹の関係が解き明かされました。

5月10日に『Scientific Reports』に掲載された論文によれば、強制的にうつ状態にさせたマウスの腸内では特殊な抗菌物質(αディフェンシン)の分泌が少なくなっていたとのこと。

抗菌物質の一種であるαディフェンシンが減少したマウスの腸では腸内環境が悪化し、毒素が蓄積して「お腹のトラブル」につながっていたのです。

脳と腸内環境については様々な研究がなされていますが、明確な原因物質が判明した例は珍しく、非常に画期的な成果です。

へ~という。確かに画期的な成果で、これまで「ストレスによって腹痛になる」ということはわかっていても、その原因は血管なのかなんか悪い物質が分泌されてるのか、神経がどうにかなっているのか、よくわからないから対症療法的なことしかできなかったんですよね。痛み止めで痛みを軽減して、なんとなく原因が解決されるのを待つ、みたいな。

でも、これが原因とわかれば、腸内環境を整えたり溜まった毒素を分解する薬を投与することで腹痛の軽減・解消が見込めます。これは凄い。

特に近年では、登校ストレスから腹痛を起こして不登校になる児童・生徒も増えていると聞きますから、そういった人びとへのサポートにもなってくるかもしれません。

とはいえ、これが原因のすべてではないでしょうからこの世からストレス性の腹痛が消えてなくなることはないんでしょうけれども……。