なんか、『マジカミDX』(※18禁版のほう)とelf往年の名作『遺作』シリーズがコラボをするようです。私は『マジカミ』引退していたので知らなかったのですが、Twitterで流れてきたのをキャッチしました。
『遺作』と言われてももうピンとくる人は少ないのかもしれませんが、主人公の伊頭遺作さんといえば90年代~2000年代前半のエロゲーマーでは知らない人がいないんじゃないかというくらいの有名人。鬼畜な性格とよく回る頭と凶悪な股間の武器で次々にヒロインたちを制圧していく暴君。エロゲー界のドゥテルテ大統領みたいな御仁です。
正直に申し上げて、ちょっと楽しみなところもあります。
なにせ『遺作』シリーズは私にとってものすごく思い出深い作品。特に初代『遺作』(1995年)は、ウィザードリィのような感じで廃校舎の中を歩きながら探索し、用務員・遺作さんの仕掛けた罠と戦うというゲーム性とハードな凌辱が同居したすばらしい内容でした。ゲームの難易度、緊張感、Hシーンとどれをとっても当時の一級品。もちろん今でも十分通用するパニックホラーゲームでした。正直、あの作品のおかげで凌辱ゲーに目覚めたといっても過言ではない。
その後に続いた『臭作』、『鬼作』は女子寮の管理人として「追い込み」をかけるゲームなのでまた毛色がちょっと違うのですが、どちらも名作であったことは疑いありません。夕陽をバックに自転車で走っていく影絵とともにテーマソング『俺は芋虫』が流れる、『鬼作』のEDはエロゲー史に残る名EDだと私は思っています。
elfから版権買い取ったDMMさんがこれを活用してくれるというのは、新作ではなくコラボであったとしても喜ばしい。久々に伊頭3兄弟が見られるかもしれないと思うとココロオドル気分がする。
しかし、肝心のコラボ先がマジカミなのが大丈夫か……? と。いや、私もそこそこマジカミやってた人ではあるんですけど、大事に扱ってくれるのかなぁと言う不安が。
いま秋葉原ソフマップ前にこんな広告が出ています。

「制作費12億円」の話はもう良いです。それしかないのかと突っ込みたくなるけど、散々言ってきたのでもう突っ込み疲れました。
ただ、「待望の健全アプリ化!!」というのはホントにどうかと思う。一般向け(ただの『マジカミ』)もあったのでもともと全年齢と18禁の2面展開ではあったのですが、一般向けを「健全」と称するのは正直どうなんですかっていう。18禁は「不健全」なんですか?
いややっぱり12億円の話も蒸し返します。そういうところだぞっていう。
別にユーザーは制作に12億円かかっていようが、10万円しかかかっていなかろうが良いんですよ。開発期間がながければそれだけ金がかかるわけだし、現在も含めて広告をあれだけバンバン打てばお金かかるでしょう。よくわかんない懸賞(商品が車とか)とかつけてましたし。肝心なのは言うまでもなく、ガワより中身です。1000人で作った駄作より、1人で作った良作を遊びたい。それがユーザーの気持ちです。まだ、「声優○○起用!」のほうが(私は嫌いな広告ですが)ユーザーの好みに訴えている感がある。
一般アプリを「健全」と言ってしまうことが、18禁を「不健全」だと位置づけているということに気づいて欲しかった。そしてそれが、18禁版をプレイしているユーザーにとって不愉快ではないかという想像力があって欲しかった。そこが残念なんです。いやまあ、企業ですからお金儲けなきゃいけないんで私にはわからない大事なこともあるんでしょうけど、少なくとも私のフィーリングとはあわないんですよね……。私にとって大事なことを、『マジカミDX』は大事に扱ってくれてない感がある。
『遺作』シリーズを2020年の現代に持ってきた。そのことはほんとうに嬉しい。だけど、いまの若い現役エロゲーマーにとっては、半ば過去の遺物みたいなところがあるのは事実です。いったい、何を目指しているのか。年老いたおっさんエロゲーマーのノスタルジーを刺激したいのか、若い世代に古き良き時代の残滓を見せたいのか。それとも、古いものと新しいものを重ねて新しい何かを生み出そうとする温故知新の試みなのか。そこがハッキリと見えません。もしかすると、単にスタッフさんの中にファンがいたとか、版権持ってるから使うかとか、その程度のモチベーションなのかもしれません。
そして、『遺作』シリーズは私にとって、そういういい加減な気持ちで扱ってほしくないタイトルです。そういう気持ち、想像してくれているのかなぁ……。お前の気持ちなんて関係ねぇと切り捨てられたら悲しいなぁ。
『スレイヤーズ』や『カードキャプターさくら』、『サクラ大戦』とコラボした『グランブルーファンタジー』は、そのへんが凄くハッキリしていました。原作への敬意で溢れていたし、それを今の時代にあわせていく力も見事だった。あんなふうにやってくれたら文句ないんですけどね。
『マジカミDX』が、果たしてどんなふうに過去の名作を料理するのか。私のフィーリングとあうものが出てくるのかどうか。期待半分怖さ半分で、ちょっと復帰していこうかと思います。
『遺作』と言われてももうピンとくる人は少ないのかもしれませんが、主人公の伊頭遺作さんといえば90年代~2000年代前半のエロゲーマーでは知らない人がいないんじゃないかというくらいの有名人。鬼畜な性格とよく回る頭と凶悪な股間の武器で次々にヒロインたちを制圧していく暴君。エロゲー界のドゥテルテ大統領みたいな御仁です。
よぉ兄弟。飛作だぜぇ。
— 【マジカミDX公式】飛作 (@MGCMDX_official) August 28, 2020
9月4日(金)12時より、『おやぢシリーズ』 と #マジカミDX のみでコラボ開始だぜぇ。#遺作 #臭作 #鬼作 #飛作 #FANZAGAME pic.twitter.com/TY3F4GrFBU
正直に申し上げて、ちょっと楽しみなところもあります。
なにせ『遺作』シリーズは私にとってものすごく思い出深い作品。特に初代『遺作』(1995年)は、ウィザードリィのような感じで廃校舎の中を歩きながら探索し、用務員・遺作さんの仕掛けた罠と戦うというゲーム性とハードな凌辱が同居したすばらしい内容でした。ゲームの難易度、緊張感、Hシーンとどれをとっても当時の一級品。もちろん今でも十分通用するパニックホラーゲームでした。正直、あの作品のおかげで凌辱ゲーに目覚めたといっても過言ではない。
その後に続いた『臭作』、『鬼作』は女子寮の管理人として「追い込み」をかけるゲームなのでまた毛色がちょっと違うのですが、どちらも名作であったことは疑いありません。夕陽をバックに自転車で走っていく影絵とともにテーマソング『俺は芋虫』が流れる、『鬼作』のEDはエロゲー史に残る名EDだと私は思っています。
elfから版権買い取ったDMMさんがこれを活用してくれるというのは、新作ではなくコラボであったとしても喜ばしい。久々に伊頭3兄弟が見られるかもしれないと思うとココロオドル気分がする。
しかし、肝心のコラボ先がマジカミなのが大丈夫か……? と。いや、私もそこそこマジカミやってた人ではあるんですけど、大事に扱ってくれるのかなぁと言う不安が。
いま秋葉原ソフマップ前にこんな広告が出ています。

「制作費12億円」の話はもう良いです。それしかないのかと突っ込みたくなるけど、散々言ってきたのでもう突っ込み疲れました。
ただ、「待望の健全アプリ化!!」というのはホントにどうかと思う。一般向け(ただの『マジカミ』)もあったのでもともと全年齢と18禁の2面展開ではあったのですが、一般向けを「健全」と称するのは正直どうなんですかっていう。18禁は「不健全」なんですか?
いややっぱり12億円の話も蒸し返します。そういうところだぞっていう。
別にユーザーは制作に12億円かかっていようが、10万円しかかかっていなかろうが良いんですよ。開発期間がながければそれだけ金がかかるわけだし、現在も含めて広告をあれだけバンバン打てばお金かかるでしょう。よくわかんない懸賞(商品が車とか)とかつけてましたし。肝心なのは言うまでもなく、ガワより中身です。1000人で作った駄作より、1人で作った良作を遊びたい。それがユーザーの気持ちです。まだ、「声優○○起用!」のほうが(私は嫌いな広告ですが)ユーザーの好みに訴えている感がある。
一般アプリを「健全」と言ってしまうことが、18禁を「不健全」だと位置づけているということに気づいて欲しかった。そしてそれが、18禁版をプレイしているユーザーにとって不愉快ではないかという想像力があって欲しかった。そこが残念なんです。いやまあ、企業ですからお金儲けなきゃいけないんで私にはわからない大事なこともあるんでしょうけど、少なくとも私のフィーリングとはあわないんですよね……。私にとって大事なことを、『マジカミDX』は大事に扱ってくれてない感がある。
『遺作』シリーズを2020年の現代に持ってきた。そのことはほんとうに嬉しい。だけど、いまの若い現役エロゲーマーにとっては、半ば過去の遺物みたいなところがあるのは事実です。いったい、何を目指しているのか。年老いたおっさんエロゲーマーのノスタルジーを刺激したいのか、若い世代に古き良き時代の残滓を見せたいのか。それとも、古いものと新しいものを重ねて新しい何かを生み出そうとする温故知新の試みなのか。そこがハッキリと見えません。もしかすると、単にスタッフさんの中にファンがいたとか、版権持ってるから使うかとか、その程度のモチベーションなのかもしれません。
そして、『遺作』シリーズは私にとって、そういういい加減な気持ちで扱ってほしくないタイトルです。そういう気持ち、想像してくれているのかなぁ……。お前の気持ちなんて関係ねぇと切り捨てられたら悲しいなぁ。
『スレイヤーズ』や『カードキャプターさくら』、『サクラ大戦』とコラボした『グランブルーファンタジー』は、そのへんが凄くハッキリしていました。原作への敬意で溢れていたし、それを今の時代にあわせていく力も見事だった。あんなふうにやってくれたら文句ないんですけどね。
『マジカミDX』が、果たしてどんなふうに過去の名作を料理するのか。私のフィーリングとあうものが出てくるのかどうか。期待半分怖さ半分で、ちょっと復帰していこうかと思います。





