うーん、難しい問題ではあるんですけど、これちょっとなぁ。

 ▼「三平方の定理、中3の漢字などを除外 来春の都立高入試」(Yahoo!ニュース/朝日新聞)

新型コロナウイルス感染拡大の影響で休校が長期化したことを受け、東京都教育委員会は11日、来春の都立高校の入試で出題範囲から除外する内容を公表した。中学校を所管する区市町村教委に通知し、中3の生徒や保護者向けにリーフレットを作成するという。

 除外されるのは、中3の教科書で学習する漢字(国語)▽三平方の定理(数学)▽関係代名詞(英語)など。休校の影響に配慮し、中3の出題範囲を7カ月程度で学習できる分量に絞るための措置だという。除外された内容についても、卒業までに学習するよう求める。

 都内の多くの中学校は、6月から段階的に授業を再開しているが、授業時間の確保が課題になっている。文部科学省は5月、都道府県教委などに対し、出題範囲や内容、出題方法について適切な工夫を講じるよう通知していた。

あちらを立てればこちらが立たない問題なのは確かです。範囲を従来どおりとすると、オンライン授業とかできていた一部の中学生が一気に有利になるかもしれない。一方本来やっているはずの範囲をやらずに入学したということにすると、その学年だけ他学年に比べて学力が劣っていくかもしれない。

痛し痒しというやつで、コロナの影響でマイナススタートになった以上どこにそのマイナスを押し付けるかの勝負みたいになっているのは分かるつもりです。

そういう意味では、6月という早い段階で方針を打ち出したのは受験生にとって動きやすいだろうし、グダグダ問題先送りにしているよりはよっぽどマシなのは確か。

ただ、実力を鍛える方向より、力が劣ってもフェアであることを重視するかたちに見えるのは残念です。個人的な好みとしては、「範囲はそのままいく!」でやってほしかったかなぁ。