先日取り上げた、特別給付金の申請話ですがまだ続きがあったみたいです。それも、超ウルトラばかばかしい続きが……。

 ▼「1人で15回の例も…10万円オンライン申請、不安で何度も手続き?」(Yahoo!ニュース/神戸新聞NEXT)

 兵庫県尼崎市に寄せられたオンライン申請は12日時点で7575件。同市の担当者によると「重複申請は軽く100件を超えそう」。西宮市や宝塚市でも100件を超えた。神戸市も数十件発生し、同一人物が7回申請をしたケースもあったという。

 給付金は、マイナンバーカードがあればオンライン申請ができる。ウェブサイト「マイナポータル」から、申請者(世帯主)が個人情報や振込先口座などを入力し、通帳の画像を送る。マイナンバーカードの暗証番号を打ち込み、スマートフォンか、パソコンの場合はカード読み取り機に同カードの情報を読み取らせて申請が完了する。

 総務省によると、誤った情報を入力した場合に修正するため、オンライン申請のシステムに回数制限は設けていないという。

 重複申請してしまう理由については「申請完了後に自身の入力内容を確認できない」(尼崎市)、「手続き完了メールの受信までに時間がかかる場合がある」(芦屋市)などが挙げられ、不安になった申請者が何度も手続きするとみられる。

 同じ人物から重ねて申請された場合、自治体は「どの申請が正しいのか」を確かめなければならない。本人確認を含めて申請者と直接やりとりしなければならないが、「電話だと『詐欺ではないか』と不審がられるため、書面で問い合わせせざるを得ない」(伊丹市)といい、多くの自治体が確認文書を郵送する方針。

 こうした作業で、給付金の振り込みが郵送申請より遅れる恐れもあるという。ある自治体の担当者は、迅速であるはずのオンラインの利点が失われているとし「本末転倒だ」とつぶやく。

オンライン申請の内容が正しいか確認するために書類を郵送してたずねるって、バカですか?

なんでこんなことになってるんだ……。なんかもう、悲しくなってきます。

システムが完全にザルだからなんですけど、まあお役所に限らず日本のシステムがこれまでいかに旧態依然としたものを維持してやってきたか、変化を嫌ってきたかということの証明みたいにも感じます。ツケが回ってきてる。
cooking_zaru_arau_yasai

 でも、そういう意味じゃチャンスなんですよね。黒船来航と同じで、否応なく変化せざるを得ない状況に追い込まれた。ここで時代の流れをきちんと見極めて変化に対応していけるか否かで、いろんなことの命運が変わってきそうです。

「オンラインはいろいろけつまずいたけど、これから必要だから何とかうまくやる方法を模索していこう!」になるか、「オンラインはクソだったからやっぱりオフライン文化に戻そう」になるか。日本のお役所は放っておけば後者になるが多そうですけれど。

なんとか踏ん張って、プラスのほうに変えるきっかけにしてほしいし、していきたいですねぇ。