よい子わるい子ふつうの子2(仮)

18禁PCゲームをメインに、ラノベや漫画についてもダラダラ話を書きます。長文多いです。

2020年12月

師走。

仕事がおわらん!

以上!!

濃厚接触?

同僚の妹がとうとうコロナに感染した、という報せが入りました。本人も同じ家にいるので濃厚接触になるのかと思ったら、保健所の調査と定義では濃厚接触者にはならないそうで、ふつうに出社できるのだとか。

まぁたしかに本人も妹さんも働いているのでほとんど家で合わないようですし、そんなもんなのかーというのを初めて知りましたが、話を聞いていると「そんな判断で大丈夫か?」と言いたくなるような。

一応会社からは数日休ませて、その間にPCR検査、という指示が飛ぶのではないかという話になっています。そこはまともで安心しました。

けどこういうほんとうに妥当かどうかよくわかんない基準で濃厚接触かそうでないかを決めてるのはヤバい気もします。厳密な判断ができないのもわかるんですけど、「濃厚接触じゃなかったから」って勤務強制するところもあるだろうしなぁ。大丈夫なんかいな。

よるあるく。

寒いんだけど、冬の夜空ってすごい好きなんですよ。空気が澄んでいて、空が高くて、吸い込まれそうな感じが好き。

うちの近所、街灯とかあんまりないので星もよく見えて、気持ち良い。

残業の帰りでなければもっと良かったんですけどね。

寒さと換気。

ここ数日一気に冷え込みがきびしくなりました。雪の影響で関越自動車道で大規模な立ち往生が発生したりと、いよいよ「冬本番」の気配。

そうなると、コロナ対策の換気が問題になります。なんたって、くっそ寒いんです。窓なんか開けてられるかって話。吹雪とかになってくる地域はもっと深刻ですよね。

電車・バスのような公共交通機関も、窓を開けての換気には限界があります。空調で空気循環させてます、みたいな話もあるけれど、あれだってどこまで実際に効果があるのか……。結局窓開けるのが一番「対外的な」アピールにはなるんですけど、そのせいで風邪ひいたら世話ないからなぁ。でも、実際にそうなりかねない勢い。

昨年から話題になっていたように、冬場は「密閉」を避けるのが難しい。「三密」全てを回避しなくても良いとは言うけれどやっぱり心配です。「密閉」を回避できない前提でどんなことに気をつけたら良いのかとか、密閉状態でも大丈夫なラインとかを、都でも国でも良いんですけど周知してくれないかなぁ。

このまま職場のドア・窓あきっぱなしの状態が続いたらホントにコートとマフラーしながら仕事しなきゃいけなくなりそうですよ。

800人かぁ。

本日の東京都のコロナ感染者発表数は822名。もちろん過去最高です。こりゃあ1000人も近いなぁという印象。今年中どころか今週中に行きそうな予感がしてきました。

こういう状況になってくると、「緊急メンテナンス」とか「設備の故障」でいきなり数日間休業する飲食店とか、コロナ感染者が出たのでは? と疑ってしまいます。

営業妨害と言われたら困るので実名は挙げませんが、私の行動範囲のお店が5軒、今週に入って「設備故障」などの理由で数日間休みを発表してるんですよね。別々のところで、そんな立て続けに故障が、それも一週間くらい復旧に必要な割と大規模な故障が起きるものなのかなぁと不審に。いくつかはマジでコロナ混ざってんじゃないかと邪推してます。

それにしても、やっぱ夏より冬の方がウイルスにとって良い環境なんですかね。一時期二桁まで行っていたのがウソみたいな状況です。いや、こうなるよと警鐘は鳴らしていたつもりだったし実際なるだろうとは思っていましたが、なってみると勘弁してほしいですね。対応の徹底が難しいから仕方ない側面もあるとはいえ、今からでもある程度の断固たる指針は必要でしょう。少なくとも、ステーキ屋で飲み会やってる場合ではない。

ともかくもここへ来て一気に拡大が広がってきました。単に数が増えているだけではなく率も上がっていますので、感染拡大と言って良い事態のはずです。GOTOが原因か気象のせいか、他の要素が絡んでいるのかはわかりません。ただ、このまま無策でいてはもっと酷くなっていくだけではないかと、思います。

トーキョーダイガク総長選。

ちょっと前(2ヶ月ほど前)話題になっていた、東大総長選をめぐるゴタゴタというか醜聞。

 ▼「いったい誰が土下座するのか」東大総長選をめぐるドロドロの権力争い(PRESIDENT ONLINE)

「隔靴掻痒」とはこれを言う。東京大学が6年に一度の総長選で、何やら大揉めなのはお聞き及びかもしれない。9月半ばからテレビや新聞で「選考過程をめぐって質問状や要望書などが相次ぐ異例の事態」(NHK)が報じられているからだ。しかし、どのメディアの報道も誰と誰が対立しているのか、という肝心な構図が抜けている。(中略)

本来、代議員会(予備選)の投票で選ばれる候補者名は非公表だが、今回は教員有志がその氏名を公表している。7月7日の予備選で選ばれたのは以下の11人だった。

相原 博昭 :大学執行役・副学長、元理事・副学長、元理学系研究科長
石井 洋二郎 :中部大学教授、元理事・副学長、元総合文化研究科長
大久保 達也 :理事・副学長、元工学系研究科長
太田 邦史 :総合文化研究科長
梶田 隆章 :宇宙線研究所長(ノーベル物理学賞を受賞)
佐藤 岩夫 :社会科学研究所長
白波瀬 佐和子 :理事・副学長、人文社会系研究科教授
染谷 隆夫 :工学系研究科長
福田 裕穂 :理事・副学長、元理学系研究科長
藤井 輝夫 :理事・副学長、元生産技術研究所長
宮園 浩平 :理事・副学長、元医学系研究科長
得票順位は以下の通り(丸カッコは辞退者)。

1 宮園浩平   67票
2 藤井輝夫   54票
3 (梶田隆章  24票)
4 白波瀬佐和子 23票
5 大久保達也  20票
6 福田裕徳   18票
7 石井洋二郎  16票
8 染谷隆夫   14票
9 相原博昭   14票
10 太田邦史   13票
11(佐藤岩夫  13票)

2015年にニュートリノ研究でノーベル物理学賞を受賞した梶田氏と社会科学研究所長の佐藤氏は選考を辞退した。

一方、経営協議会側の推薦者は一人だけだった。

永井 良三 :自治医科大学学長、宮内庁皇室医務主管、元東大医学部付属病院長
残った10人から3~5人に絞りこむのが「総長選考会議」の役目である。9月7日に発表された第二次総長候補者は3人だけだった。それからである、学内が騒然となったのは。

染谷 隆夫(工学系研究科長)
永井 良三 (自治医科大学学長)
藤井 輝夫 (理事・副学長)
予備選でトップだった宮園氏の名がなく、第8位と下位だった染谷氏の名があったからだ。しかも前回総長選では5人だった第二次候補が3人に減っている。

この選考に先立ち、今年4月28日に総長選考会議の内規が改定されていた。改定では第二次総長候補者を「5名程度」から「3人以上5人以内」に変更。さらに「総長予定者の決定」の条でも、「投票の結果を考慮して総長予定者を決定する」を「調査及び意向投票の結果を考慮して総長予定者を決定する」と「調査」という言葉が加えられていた。このことから、「宮園外し」が予め仕組まれていたのではないか、との疑いが生じた。(中略)

絞り込みの結果、予備選2位の藤井氏と、経営協議会推薦の永井氏が残ったが、なぜか予備選8位だった染谷氏も残った。工学系2人、出戻りの医系1人という第二次候補の偏った顔ぶれに、学内の多くは愕然とした。東大総長は暗黙のうちに文系と理系のたすきがけだったが、有力だった法学部長が外に出たため変則になったとはいえ、工学系の優遇の裏に染谷氏を本命に仕立てて「傀儡」にするのではないか、という小宮山―五神ラインへの疑心暗鬼が募ったのだ。

小宮山氏は後継総長の浜田純一氏(法学部)と折り合いが悪かった。そこで理学系の五神氏を次の総長にかついだ。五神総長が小宮山氏に従順なことは、今回の選考会議で一気に露呈した。

五神総長のもとで、東大は初の大学債を発行することを決めている。償還期限40年で、大和証券、SMBC日興証券、みずほ証券を主幹事に指名し、日本格付研究所(JCR)から最上級の「トリプルA」、格付投資情報センター(R&I)から「ダブルAプラス」の格付けを取得した。調達資金は先端研究施設の整備にあてるとしているから、配分を誰が仕切るかが問題である。

五神総長は「東大債の行方を見守りたい」と言い、染谷氏は選考会議の面接で「五神先生と二人三脚で取り組みたい」と述べているからミエミエとも言える。学外委員の一人は、露骨な議事壟断に「夜も眠れなかった」ともらしたほどで、「五神総長は晩節を汚した」と憂う。(中略)

実は9月30日の本選ではサプライズがあった。結果は以下の通り。

染谷 隆夫(工学系研究科長) 635票
永井 良三(自治医科大学学長)232票
藤井 輝夫(理事・副学長)  951票
白票             251票

投票総数  2069票
有効投票数 1818票
過半数    910票

ダークホースだった藤井氏が一発で過半数をさらい、いかに小宮山―五神―染谷ラインに学内の反発が強かったかを証明してしまった。しかも白票が251票も出たうえ、永井票をも上回って、推薦した学外委員もメンツ丸つぶれである。

というわけで結構長い引用になりますが、日本の最高学府(大学)のトップと呼ばれている場所で行われているクソみたいな権力闘争と、あまりにも稚拙でお粗末なその内幕が分かるので気になった方は是非元記事をご一読ください。

結果的に10月2日の決定で藤井輝夫氏が総長となり、小宮山元学長の「院政」ルートはいったん途絶えたようにも見えます。独立行政法人化した現在、「カネに強い」理工系の影響力がこのくらいでどうにかなるのかわかりませんが、学内で「理工系アレルギー」が出てある程度冷遇されるということはありえるんじゃないのかな。

ただ、問題はどっちかと言うとその後の対応。

 ▼「東大総長の選考、録音を消去 学内から批判の非公開会議」(朝日新聞デジタル)

 東京大学の総長選考会議事務局が、選考過程の録音データを消去していたことが関係者の話で分かった。2日に決まった総長選考は、多くの教員が不透明さを批判する異例の展開になり、東大幹部や財界人らでつくる選考会議側が過程の検証を約束していた。検証の正当性が問われる可能性がある

 五神(ごのかみ)真総長の任期満了に伴う総長選考では、来年4月からの次期総長に藤井輝夫副学長(56)が選ばれた。

 消去されたのは、選考会議が9月7日に、藤井氏を含む3人に総長候補を絞り込んだ際の非公開のやりとり。別の有力候補を恣意(しい)的に外したのではないかとの批判が学内から出ていた。

 2日の会見で選考会議議長の小宮山宏元東大総長(三菱総合研究所理事長)は学内から批判が出たことを踏まえ「いろんな意見をいただいたのは事実。問題点は第三者の意見も十分反映したうえで検証する」と語っていた。

いや、これホントにクソでしょ!?

クソオブクソ、キングオブクソ。まあなんでも良いんですけど、クソという以外の感想が思いつきません。仮にも学問の府で、実証性を重んじる世界に身を置く者が、検証の証拠を消しておいて「てへぺろ」で済ませようとしてるんですからありえない。こんなん許して良いのか? っていうレベルの暴挙だと思います。

まあオチとしては、消去する前にテープの内容どころか小宮山元総長のやり口まで流出して週刊誌等で暴露されてるっていうところなんですけど……。

 ▼「東大劣化の象徴…総長選「消された音声データ」の中身が示す「ヤバい実態」」(現代ビジネス)

 ▼「「東京大学総長選」で怪文書が飛び交い、大混乱する日本独特の「筋論」」(文春オンライン)


後者の記事に書かれていますが、「(教授陣による投票は)必ずしも総長選考では求められていません。投票をやると民主的だし透明でいいよねという話もあるわけですが、しかし学級委員じゃあるまいし、大学の経営に資するトップを人気投票で決めていいはずもなく、文部科学省も国立大学の総長を選任するにあたっては、むしろ投票によらず、選考会議で大学の運営・経営において能力と意欲と実績のある人をきちんと合議で選んでほしいと言っています」というのはほんとうにそのとおりだと思います。

ただ、だからといって学問の府にふさわしからぬ人間を選んで良いということにはなりません。学問の府にふさわしからぬというのは、人間性とか実績とかそういう話ではなくて、実証性、透明性、そういうものをきちんと残していく意思と覚悟を持っているか、という話だと思います。今回の総長選をめぐるゴタゴタには、それがまったくなかった。どう言い繕っても、データを消した小宮山元総長一派は政治屋であっても学者ではない。昔は学者だったのかもしれませんが、今はもうそうではなくなってしまったということでしょう。

誤解のないように言っておきますが、選挙(人気投票)の意向を無視したことを問題視しているのではありません。学校運営・経営ということを考えればそこを気にしない選び方というのも大事だと思います。ただ、物証とも言える録音データを消去している時点でもうダメだなこりゃと。自分がどんな批判にさらされても、胸を張ってテープを公開していくくらいの姿勢はないのかっていう。だってこれ、100%純粋な保身行為ですよね。

まあこれが日本の大学教育のトップかぁと思うと残念な気持ちになります。今更ですが、大学入試も近づいてきたのでこんな話拾ってみました。今年の東大卒業式と、来年の入学式で総長からどんなメッセージが飛ぶのか、ちょっとだけ楽しみです。

謎の信者グッズ。

オタクとして生きていると、さまざまな「狂信者御用達」グッズを目にします。狂信者御用達グッズというのは私がいま勝手に造ったことばですが(一般的な名詞ではないと思います)、「一部のとんがったファンは大喜びで群がるけど、フツーの人からすれば意味も価値もとうてい理解できないもの」といったニュアンスの品です。

たとえば、声優さんのイベントで舞った花吹雪の紙きれ、みたいなやつ。

ただ、そんな狂信者御用達グッズも霞むくらいぶっとんだ品が出てきました。

i12

 ▼「ジョブズ氏が着ていたタートルネックの生地が埋め込まれたiPhone12 Proが発売」(iPhone Mania)

奇抜で高価な特別仕様iPhoneの販売で知られるロシアのアクセサリメーカーCaviarが、スティーブ・ジョブズ氏が実際に着用していたタートルネックの生地をロゴ部分に埋め込んだ「iPhone12 Pro Jobs 4」コレクションを発表しました。価格は6,490ドル(約67万6,600円)からとなっています。

「iPhone12 Pro Jobs 4」コレクションは、iPhone4の発売10周年を記念し、製作されました。特別仕様のiPhone12 ProとiPhone12 Pro Maxは、「ブラック」「ホワイト」「ゴールド」から選ぶことができます。

iPhone12 Pro Jobs 4の最も大きな特徴は、ジョブズ氏が実際に着ていたというタートルネックの生地が、正方形に切り取られ背面ロゴ内に埋め込まれている点です。背面にはジョブズ氏のサインも入っており、「Think different」と同氏の名言も彫り込まれています。

ナニソレイミワカンナイ……。

タートルネックの生地が埋まったiPhone12が67万円!! 誰が買うんだ……。

「背面にはジョブズ氏のサインも入っており」とか書いてますが、本人が書いたわけじゃなくて箔押しですらない印字ですよね。何より、「どこからタートルネックを仕入れたのかは不明」ってのがヤバい。本物かどうかわからんわけでしょ。生地を取り出してDNA鑑定とかすればわかるんですかね……。

まあ原価はたいしてかかってないだろうから(アップルのロゴを18金にしてるやつは知らん)、売れたら儲けものみたいなネタグッズ扱いなのかなぁ。熱烈なファンでどうしても手に入れたい、みたいな人が世界に1人でもいるのでしょうか。この手のものってもとが取れるほど儲かるのか、ほんとに謎です。

詐欺業者、公表しないの?

コロナ騒動のゴタゴタの中で、表示濃度より薄い除菌用スプレーなどを販売していた会社に対し、消費者庁が行政処分。こういうの公表したほうが良いと思うんですけどね、名前。

 ▼「除菌用スプレー 成分濃度が表示下回る7社を行政処分 消費者庁」(NHK for School 2020年12月11日)

アルコールや次亜塩素酸水など除菌用のスプレーを販売する際に、表示している濃度よりも含まれている成分が少なかったとして消費者庁は、販売業者7社に対し、再発防止などを命じる行政処分を行いました。

行政処分を受けたのは、スプレータイプの次亜塩素酸水を販売していた東京都や大阪府などの6社と、アルコールのスプレーを販売していた宮城県の通信販売業者の合わせて7社です。

消費者庁によりますと、これらの業者は、ことし5月から8月にかけて大手通販サイトなどで除菌用のスプレーを販売する際に、容器や広告などに成分の濃度を表示していましたが、消費者庁が分析したところいずれも実際には表示よりも低い濃度しか含まれていなかったということです。

このうち次亜塩素酸水の商品は、有効塩素濃度の表示では40ppmから500ppmとしていましたが、実際にはいずれも大幅に少なく、中には成分が検出できないものもあったということです。

また、アルコールスプレーは、アルコール濃度を65%と表示していましたが、実際には50%程度でした。

消費者庁は新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、消費者に著しい誤解を与えたおそれがあるとして、これらの業者に対して景品表示法に基づき、再発防止などを求める行政処分を行いました。

刑事罰ではありませんが行政処分ということで、個人的には軽いなぁと思います。だってこれ、単に個人が迷惑を被るというだけではないですよ。カツカツの中でやってる飲食店とかが「この値段ならたくさん仕入れられる」と仕入れて店に設置したけど全然効果がなかった、どころかみんながタッチしていくからより感染拡大を助長した、という可能性まであるわけです。社会を混乱に陥れる悪行ですよね。

最低限、企業名と事業者名は公表じゃないのかなあ。あと本拠の場所。それくらいやらないと簡単に「企業名ロンダリング」されますし。よく、クソみたいなぼったくり飲食店が店名ロンダリングしてるみたいに。

 参考:「【速報】ぼったくり居酒屋「風物語 新宿店」が閉店を発表!!」(netgeek)

海野屋としては「週末料金や席代を重ねて請求しないように指導していた」というが、すでにnetgeekの調査により、海野屋が経営する15以上の店舗がぼったくり行為を行っており、Yahoo!口コミで散々な書き込みがなされているのを確認している。

そして各店舗は定期的に名前を変えることで評判ロンダリングを行っていた。状況証拠からして「店が勝手にやった」では済まされないことは明らかだ。(中略)

この新キャラ登場には驚いた。要するに店名だけではなく、会社自体も定期的にロンダリングしていたということで間違いなさそうだ。そして残念なことに株式会社ブリューについては過去の情報が綺麗さっぱり消されており、今さら検索してもめぼしい情報が全く得られない。

今回の、それこそ社会全体の問題や人の命に関わりそうなことに対しては厳罰で臨んでも良い気がします。それこそ薬の偽物を販売したのとか、ヤミで薬剤を販売したのと同様の処分じゃダメなのかな。そこまでやってもお手軽なので無くなるかどうかわかりませんけど。

ワクチン開発競争。

私は医療系分野のプロではありませんので、「お茶の間でナイター見ながら批判してるおっさん」みたいな話になりますが、日本がワクチン開発で先頭には立てないんだなぁってのを実感して少しさびしい気持ちになっています。

現在世界で導入が検討されているコロナウィルスワクチンは、アメリカの製薬会社・Pfizer(ファイザー)とドイツのビオンテック(こっちは製薬会社じゃなくてバイオ企業)が共同開発したもの。おそらくこれからも株価はうなぎのぼりだろうし、実際に得られる利益もとんでもないことになるだろうと思われます。

vaccine

若干不謹慎かもしれないと怖れつつ申しますと、こういう未曾有の危機はある意味チャンスだったわけで、沈んでいく日本経済を回復させる起爆剤になったかもしれないなぁと思ったりもするのですが、現状そのチャンスの神様には後ろ髪がついていないどころかそもそも毛がない状況で、ここから日本の参入ができんのかなーって感じはします。

あ、もちろん、シオノギとかアンジェンスが来年目標に開発しているのは知っています。コスト面やら安全性や何やらの部分でよりハイレベルなものを、ということはあり得るのでしょう。とはいえやはり、先陣切ったところのインパクトには及ばない。最終的なシェアはそう単純なモノじゃないと言われれば返すことばもありませんが、素人としては先陣切れたらでかかっただろうなぁという感想になります。

もっとも、こういう結果って当然といえば当然だとも思います。たとえば、こうしたワクチン研究開発に対する支援の予算規模を見てみましょう。

 ▼「ワクチン開発へ500億円基金‐政府が2次補正予算」(薬事日報、2020年6月1日)

 政府は5月27日、新型コロナウイルス感染症の追加対策を盛り込んだ2020年度第2次補正予算を閣議決定した。厚生労働省の施策には計4兆9773億円を追加し、ワクチンや治療薬開発などに600億円を充て、現在進行中のワクチン開発支援のために日本医療研究開発機構(AMED)に基金設置などを行う。ワクチン開発後の生産体制整備には1455億円を活用するほか、薬局が感染防止のために施設内のレイアウト変更などの整備を行った場合は70万円を上限に費用補助するとした。


 第2次補正予算では「検査体制の充実、ワクチン・治療薬の開発」に2719億円を計上した。

 内訳を見ると、新型コロナウイルスを対象としたワクチンや治療薬開発などに600億円を充てる。複数の製薬企業等で進められているワクチン開発を促すため、500億円を活用してAMEDに基金を設けるほか、新規作用機序を持つ治療薬の研究開発に50億円を充てる。また、診断治療法、合併症や免疫不全に対する治療法、感染防御体制のあり方などを厚生科学研究班で研究するため、50億円を活用する。

ワクチン開発に500億の補正予算。なかなかすげーなって感じですが、下がアメリカ。

 ▼「米、新型コロナ対策予算が成立 ワクチン開発を加速」(日本経済新聞、2020年3月7日)

【ワシントン=鳳山太成】トランプ米大統領は6日、新型コロナウイルスの対策費として83億ドル(約8700億円)を計上した2020会計年度(19年10月~20年9月)の追加予算案に署名し、成立した。ワクチンの開発加速などに30億ドル超を投じる。米政権は議会に25億ドルを要求したが、上下院が5日までに大幅に上回る予算を承認していた。

8700億円。文字通りケタが違います。17倍ですからね。しかも、時期は3月。日本で補正予算が決まる3ヶ月前です。もちろん日本政府も3月頃何もしていなかったわけではありませんし、感染の時期・ペースが違っていたということもありますが、それにしてもアメリカと比べればスピードも規模もまるで違います。国力の違いを感じる。

この辺のワクチン開発競争について、詳しくは(有料記事ですが)このへんを。

 ▼「分かる 教えたくなる ワクチン開発」(日経新聞)

身も蓋もないけれど、やっぱ金だなぁと思います。

追加予算をこれだけ出せるってことは、当然平常時にも多くの資金を使えているわけですし、研究員の質も数も、設備の規模や良し悪しだって違っているでしょう。経済力。これにまさる力はないのではないかと思いたくなります。

私がものごころついていろいろな本とかを読み始めたころは、ちょうどバブルが終わって日本が斜陽の国に足を突っ込み始めていた時期でした。その頃の日本の知識人は、「金が全て」という価値観の否定に走っていた気がします。たとえば岩波新書でベストセラーとなった暉峻淑子の『豊かさとは何か』(1989年)。「モノ」と「カネ」の価値観を否定し、「ゆとり」を豊かさに組み入れようという内容で、私は結構名著だと思っているのですが、今読めば「社会保障がズタズタになってる今の日本で同じこと言えるの?」と言いたくなります。というか、最近読み直してなりました。

バブルの頃、「金が全て」に走った結果日本の社会に大きな歪みが出た。これは事実でしょう。そして、バブルの崩壊とともに「金が全て」では否定される人がおおぜい出たため、新しい信仰対象が必要になった。これもわかります。しかし惜しむらくは、その時に「金はなくてもいい」とか「ないほうがいい」に振り切ってしまった感があること。金がなければ、享受している「豊かさ」の維持ができないという当たり前のことに気づけなかったことでしょう。金を維持するためには、それなりのコスト(たとえば教育や設備投資や……)がかかるのに、それを無視して新しい価値観の方へ一足飛びに向かってしまった。そんな気がしています。

金が全てではない。そうかもしれません。金は、少なくとも手段であって目標ではない。でも、その手段がなくて出遅れるのは悲しい。今回のワクチン開発競争でスタートラインにも立てないことは、もしもっと大規模な災厄が起きたときに、日本の国民が優先的に救済できないということも意味しているわけです。日本にワクチンがまわってこなかったら。日本が後回しになったら……。そういうことを考えるとやはり恐ろしい。

今となっては難しい話にも思われますが、金をいつでも使えるくらいには維持できれば良いなぁと個人的には思っています。

マスクしない人ほど?

今日も都内の感染人数が600人を超えましたが、もうそんなに騒ぎにもならんなーという感じ。しかし、人びとがピリピリしているのは事実としてあるわけで。

ずっとクシャミしてるおっさんとずっと咳き込んでるおっさんが街を歩いていたのですが、二人ともマスクしてない。その様子を見ていて周りの人が眉を顰めてました。

これだけ長く続くとあちこちで抑えが効かなくなった人ってでてきますからねー。こういうのを引き締めるために、都知事にはしっかりとしたタクトを振るってほしいのですが……最近の大喜利芸を見ていると望み薄いかな?
《自己紹介》

エロゲーマーです。「ErogameScape -エロゲー批評空間-」様でレビューを投稿中。新着レビューのページは以下。
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