よい子わるい子ふつうの子2(仮)

18禁PCゲームをメインに、ラノベや漫画についてもダラダラ話を書きます。長文多いです。

2020年06月

コンビニ募金

近所のコンビニに、「コロナ募金にご協力ありがとうございました」的な貼り紙があり、金額を見ると704円と買いてある。

見間違えかと何度も見てみたのですが、何回見ても704円。

オーナー店長にその話を振ると、どうも電子マネー決済が増えてお釣りを出し入れする人がぐっと減ったのだとか。それにしたって少なすぎだとは思うのですが、まぁ確かに釣り銭をちょっと募金箱に入れる文化は廃れそう。

逆に、タッチするだけで1円とか100円とか募金できる決済マシーン置いたらめっちゃ集まったりしませんかね。

いないモデル

ふーむ。まあ確かに、いそうな顔ではある。

inai

 ▼「AIが「架空のモデル画像」を生成 広告・ポスターで利用可能 スキャンダルでの降板リスクをゼロに」(IT media NEWS)

写真素材の販売などを手掛けるイメージナビは6月8日、AIが実在しないモデルの画像を生成するサービス「INAI MODEL」を始めた。画像を購入した企業は、架空のモデルをWeb広告やポスターなどに起用できる。モデルとの契約期間を気にせず永久に画像を使える他、モデルがスキャンダルを起こすリスクがなく、差し替えが発生しないのが特徴。

 当初は若い女性の画像のみ生成・販売し、今後は男性やシニアにも対応する予定。同じモデルが異なるポーズをとっている画像や、異なるモデルが同じポーズをとっている画像なども生成できる。著名人に似せたモデルは作成しない。

正直こういう技術が進化しまくれば、「いないAV」とか「いない写真集」とかもできそうですよね。で、そうなったときにどのくらい需要があるのかはすごく興味がある。とくに写真集はストーリーが大事なところがあるので、モデルがどんなに美人にできても「架空の存在」なら売れないのではないか。

逆に、VRキャラみたいにネット上で活動する「バーチャルお姉さん」みたいなふうにすれば売れるのか。また、バーチャルであることを隠して美人ブロガーみたいなふうに売り出していれば、バーチャルな存在の写真集がバカ売れするんじゃないか……とか、そんなことを妄想してしまいます。

どっかがやってくれないかなぁ。

相当深刻なレベルで終わってる話。

詳しい事情はわからないのですが、表に出てきている情報だけを見ると無茶苦茶ですね、これ。相当ヤベえ。

yamaguti

 ▼「内部告発した職員を「隔離」か、山口県田布施町 1人だけ別施設の畳部屋、2年で3回異動」(Yahoo!ニュース/中国新聞)

 山口県田布施町が今春、固定資産税の徴収ミスを内部告発した職員を新たに設けた1人だけの部署に異動させたことが8日、分かった。これまでの業務とはまったくの畑違いでほかの職員と切り離された畳部屋。こうした措置について専門家は今月施行されたパワハラを防止する法律の指針が示す「隔離」に当たると批判している。

 職員が配置されたのは町役場とは別施設の約40平方メートルの和室。それまでは町民にも貸し出す部屋などで使われており、畳の一部をはがして机を置いた。文化的な調査や資料収集が仕事内容としているが、税務や外郭団体の財務に従事してきた職員は関わったことがない分野。部下や同僚はいない。はがされた畳が置きっ放しの部屋で職員は「この2カ月間、仕事中に他の職員と会わない日も多い」と打ち明ける。

 職員は税務課に勤務していた2年前、相続時の手続きミスによる固定資産税の誤徴収を発見。上司に報告したが、対応しなかったため町議たちに告発した。その年度の業務評価は「成果なし」の0点。職員は「本来あるべき上司との面談もなかった」としている。その年の夏に別部署へ異動。さらに8カ月後に外部の一部事務組合に派遣された。この2年間で3回も異動させられている。

 今回の異動について、ある町職員は「この職員を1人にするためにつくった部署と思われても仕方がない。人事権の乱用ではないか」と疑問視する。

 国は1日、大企業にパワハラ防止対策を義務付けた女性活躍・ハラスメント規制法を施行。地方公務員にも適用され、指針にパワハラの例として「意に沿わない労働者に対して仕事を外し、長期間にわたり別室に隔離」と記す。厚生労働省雇用機会均等課も田布施町の件を「法に抵触する可能性がある」と指摘する。

 大手精密機器メーカーのオリンパスで不正を内部通報した社員を巡る配置転換訴訟で無効判決を勝ち取った中村雅人弁護士は「まさにパワハラ。組織に都合の悪い職員へのいじめだ」と断言する。

 内部告発者たちでつくる「公益通報者が守られる社会を!ネットワーク」の串岡弘昭代表も「私とまったく同じ」と話す。自身もかつて運輸業界の闇カルテルを内部告発。報復人事で四畳半の部屋での1人勤務を強いられた。「隔離で精神的にも肉体的にも追い詰め、自ら辞めるよう仕向けているのでは」と憤る。

 東浩二町長は「パワハラとの認識はない。職員全体がうまく仕事ができるよう考えての配置。段階的に増員する予定もある」と話す。これに対し職員は「これまでのキャリアを生かすことができず、日々ほとんどやることがない」と話している。

産経新聞では、こういう時系列表も。

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徴税ミスについては、別の記事が詳しいのでそちらも載せておきます。

 ▼「30年以上 税徴収ミス 山口県田布施町、2万件調査へ 職員が指摘も放置」(中國新聞)

 山口県田布施町は28日、相続時の手続きのミスで固定資産税などを誤徴収していたと発表した。少なくとも30年以上続き、今後約2万件について調査する。1年前に町職員がミスを指摘していたが放置していた。

 この日の町議会全員協議会で報告した。所有者が亡くなった後に未登記の土地を複数人が相続したケース。土地の評価額が低い場合に受けられる免除の措置を取っていなかった。今回発表したのは2018年度分の18件で計2万8300円。町はこれ以外にミスが疑われるものが約2万件あるという。ミスを確認できた順に還付する。

 全員協議会で東浩二町長は「町民の皆さまにおわびする」と陳謝。昨年5月に税務課の職員が課税ミスの可能性を指摘していたが、堀川誠課長は「職員の減員などでほかの仕事が忙しく、対応できなかった」と釈明した。

忙しくて対処できなかったと言いつつ、そこで優秀な働きを(ミスの発見)見せた職員を異動させ続けるのは論理破綻しているし、この自治体大丈夫かいな。同日の記事で、こんな話も上がっていますし。

 ▼「10万円寄付案、「違法」指摘され撤回 田布施町議会議員」(中國新聞)

 政府が全国民へ一律10万円を配る事業を巡り、山口県田布施町議会の一部議員が、議員分を新型コロナウイルスの対策費に町へ寄付することを検討。14日の全員協議会で提案しようとしたところ、議会事務局から公選法が禁じる寄付行為に当たるといさめられ、取りやめる一幕があった。

 議員は11日の議会運営委員会で「議員も真剣に取り組むとのアピールを」と述べ、寄付について諮る全協の開催を提案。ふるさと納税で寄付するアイデアを披露し、異論が出なかった。

 しかし、14日の全協では事務局が冒頭、資料を配って問題点を指摘。町内の街頭募金に議員が寄付することなどの具体例を挙げながら違反行為に当たると諭した。この議員は「過去に選挙区外の熊本地震の被災地に寄付したので今回も町財政に貢献したいと思った」と釈明し提案しなかった。

 寄付構想を聞いた周辺の上関町の議員は「そりゃ寄付行為だろうとすぐに思った」と驚く。県選管も「明確な法律違反」と話している。
なんというか典型的な「古い体質」のお役所なんだろうなぁと思ってしまう。まあ、内部告発者が責を負うのはここだけに限らない問題だし、社会全体で何とか方策を考えなきゃいけないと思いますけどね。
 

どっちの過失?

Twitterで話題になっていた、交通事故の映像。車と原付がぶつかって原付がクラッシュ。ドライバーさんすんごい飛び方してるので、原付の方がご無事だと良いのですが。



見た感じ車の方も結構スピード出してる感があるんですが、50km/hくらいなんでしょうか。ちゃんと調査しようと思えば、車線境界線(8m+12m)をもとに時速だいたいわかるかもしれません。右側の車を追い抜いてるから速いように見えるけど、ぶつかった時の止まり方からすると超猛スピードってわけではなさそう。

しかし、2車線のど真ん中からバスの真ん前を右折、そのうえ車が来る方向(原付の左側)をろくに見ないでクビだしもせずにつっこんできた原付のドライバーはすげぇなという感じ。怖すぎませんか。ヘルメット無かったら頭が大変なことになっていそうです。

もちろん車の側も、バスの横で視界が悪くなるタイミングなのでスピード落としたほうが良かったとかってのはあるんですけどね。お互いが用心していれば防げた事故だと思う。

……と偉そうに言ってみたところで私はペーパードライバー。実際原付・自動車ともドライバーにどんな言い分があるのかは想像できません。また、自分にほとんど関係なかろうと運転絡みの交通事故関係知識をほとんど仕入れていないのですが、これ過失割合どれくらいになるんでしょうね。なんだかんだ5:5とかになるんでしょうか。

夏が来れば。

思い出す、この蒸し暑さ。

コロナの影響で窓全開換気すると、ひたすら暑い。冷房効かないせいですね。

あと、蚊。モスキート。ヤバいくらい入ってきて死ねます。

これはしばらくどうしようもなさそうですね。きっついなぁを

バカにつける薬。

「外でマスクしてる奴は、バカじゃねーのって思うね。全然、密じゃなねぇし! 外でマスクしろって言われたら、俺はソイツ殴るよ」


今日秋葉原の駅前を歩いていたら、サラリーマンと思しき2人組の片割れがでっかい声でこんなことを言っていました。当然、2人ともマスクなし。

いやまぁ、マスクの有無はこの際どうでも良いのですが、三密を満たしてないからマスクつけなくても良い、という理屈に唖然としました。

たぶん彼らは、感染のプロセスが分かっていないのです。三密になると空気感染するとでも思っているのでしょう。あるいは、マスクを単に予防目的だと考えているのかもしれません。

当然、マスクをしていないと飛沫が飛びます。それが誰かの皮膚に付着したり、人が触れやすいものが被る可能性があります。日光で活性を失うという報告もありますが、それも数分かかるので、その間に感染ルートを開拓していく可能性はじゅうぶんにあります。誰かに感染させないために、マスクはつけておくほうが良い、という認識は別段おかしくない。

もちろん、上の話が確実だという保障はありません。研究が進んで否定されるかもしれない。しかし、いま現在もっとも有力な可能性であり、それと全然違うことを主張しているのはどうなんだろうという気がします。

こうした無知の積み重ねが社会の混乱を招いていく遠因なんじゃないかと思うと、やっぱりちゃんと勉強するのって大事だなと思います。学歴がどうとかではなく、基礎知識を持ち、それに基づいて情報を処理したり話を聞いたり考えたりする力。

義務教育が頑張らないとですかね。

風評被害?

そういえばこの漫画雑誌(?)の名前、コロナでしたね……。

corona

さすがに改名はしないと思うんですけど、ご時世的にちょっと気の毒というか、「コミックコロナ!」って音声では言いづらいし文字にもしづらいし。

コロナ自体が一般名詞だから避けようのない地雷。悲しい事件です。

ヤバい壁紙の話。

設定するだけでスマホをぶっ壊す壁紙が話題になっています。



ネタかと思ったらどうもマジで、あちこちで被害が報告されています。このツイート主は、「Weiboにアップロードしたやつは色が変わって大丈夫だった。Twitterにあげると色が戻って、また壊した。そのへんになんかメカニズムの違いがあるんじゃないか」みたいなことを続けて言っています。

既に海外メディアでは取り上げられています。

▼「Beware! Setting This Image As Wallpaper Could Brick Your Smartphone」(FOSSBYTES)

こちらの記事では、「The reason behind why this cursed image is causing Android smartphones to malfunction is that it has an improperly color-coded profile, which is beyond the scope of what Android can handle.」、要するにアンドロイドが扱えない不正なカラーコードを含んでいるせいでエラーが起きてスマホがクラッシュするのだ、という説明がされていました。

日本では、「画像の日付設定の問題ではないか」と言われていましたが、Androidアプリ開発者がさまざまな対照実験をしたところ、Pixel 3 XL(Android10)ではクラッシュ。Pixel 4 XL(Android 11ベータ)ではクラッシュしなかったようで、おそらくは写真の色の問題だろう、というのが現状有力な見方のようです。

ちなみにiPhoneはだいじょうぶみたい。

ともかくも、下手に壁紙設定しないようにご注意ください。



 

品川がすごい話。

品川区すげぇ!

 ▼「品川区が区民全員に3万円給付へ⇒「品川に引っ越したい」との声も」(HUFFPOST)

東京都品川区は6月1日、区民全員に3万円、中学生以下には2万円を上乗せして5万円を給付する方針だと発表した。新型コロナウイルス感染症の流行に伴う緊急事態宣言や休業要請などによって経済的な影響を受けた区民の生活を支え、活力を取り戻すのがねらいだ。

いやこれガチで立派ですよね。年末の意味不明な道路工事(予算つかいきり目的)とかに予算充てるなら、こういうのやってほしい。

うちの区も、必要かどうかわかってない「積立金」みたいなのを人件費削りまくって(非正規職員を増やして人件費削減してるのが会計報告でわかる)んですから、今こそ使ってほしい。ここで使ったら誰も文句言わないし、必要なお金でしょと思うんだけど。

あと、うちの会社も内部留保しこたまあるってことに財政報告状はなってんだから、給料とボーナスだしてださいよ。頼みますよ……。

コロナ下の「登校」に意味はあるのかという話。

6月1日になり、近隣の小中学校で登校がはじまりました。我が家の周りも大量の小学生があふれ、あちこちで密を形成しており……そういう状況を見ながら、ちょっとめんどくさい話をつらつらとしていきます。

はじめにことわっておきたいのは、ここでは学校現場の先生たちを非難・批判する意図はまったくないということです。現場の先生たちにもさまざまな意見・立場があるとは思いますが、生徒・児童の登校の可否に関して現場の先生たちが決定権を持つことはほぼ無いでしょう(それは、われわれサラリーマンが出社を自己判断できないのと同様に)。むしろ教育行政や私学であれば運営母体となっている学校法人に対する問題提起のつもりで書いています。

昨日、北九州の小学校でクラスター発生の報せがはいってきました。

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 ▼「北九州 小学校でクラスター発生 9日間で市内97人 新型コロナ」(NHK NEWS WEB)
北九州市では31日、新たに12人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。このうち4人は、今月28日に感染が確認された小学生と同じ学校に通う児童で、北九州市は、この小学校で感染者の集団、「クラスター」が発生したとしています。

北九州市によりますと、新たに感染が確認されたのは、小学生を含む10代から80代の男女、合わせて12人です。

このうち、いずれも10代の女子3人と男子1人の合わせて4人は、小倉南区にある守恒小学校の児童で、今月28日に感染が確認された女子児童と同じクラスです。守恒小学校では今月25日から活動が再開され、感染が確認された5人の児童も登校していたということで、北九州市は、この小学校で感染者の集団、「クラスター」が発生したとしています。

31日に感染が確認された4人の児童はいずれも症状は無いということです。

また、すでに集団感染が確認されている小倉北区の北九州総合病院では新たに医療スタッフ3人の感染が確認され、この病院で感染が確認された人の合計は26人になりました。

北九州市で31日に感染が確認された12人のうち2人は感染経路が分かっておらず、この9日間で感染が確認された97人では34人の感染経路が分かっていません。

このため、北九州市は、市民に対して、引き続き感染予防に努め、不要不急の外出を自粛するよう呼びかけています。
私は現場を見たわけではありませんが、この小学校がコロナ対策を怠ったというパターンではなく、むしろかなりコロナ対策に配慮していた部類のようです。



これが事実であろうとなかろうと、現実問題として学校現場でのコロナへの万全な対策はほぼ不可能です。これにはさまざまな理由がありますが、わかりやすいものを2つ書いてみます。

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まず根本的な問題として、コロナウィルスの全貌が医学的にあきらかになっていないからです。いま喧しく議論されている内容の大半は、「現状で蓋然性が高いと考えられる」ことです。少なくとも専門家の間でも、ほぼこれが確定だ、という話は限られているように見受けられます。専門家ですらそれですから、私を含め素人がどれほど勉強して情報を仕入れたところで、個人の行動判断に使うレベルなら良いとしても、他人の行動や生命に責任を負いきれるようなレベルで確定的な判断を下すのは困難でしょう。これはつまり、対策が万全かどうかを判断する客観的な指標が現状では成立できないことを意味します。指標がないのですから、「万全な対策」は原理的に不可能です。

※ちなみにもしあるとすれば、国か地方自治体のものになります。これは社会的な観点としては間違っていないと思います。国や自治体の示す判断基準が妥当かどうかそもそもわからない、というそもそも論まで行かずに、正しかろうが間違っていようがお上の示すものを基準としてやっていくという考え方は揶揄ではなく1つの明確な方針と言えるでしょう。ただ、その方針に従ったとしてそれはコロナ対策が完璧なのではなく指示を完璧に守っているだけにしかならないので、上の話は否定されません。

2つ目。人と人との接触が生じるからです。判明していることが少ないコロナウィルスで最低限わかっていることとして、人と人との接触によって感染が拡大する、ということがあります。ロックダウンやら何やらという施策はそうした分析に基づいて行われていますね(ロックダウンが妥当か否かは論じません)。そして小学校や中学校では、どうやっても人とすれ違う場面があります。たとえばトイレや手洗い場で接触があるでしょう。小学生低学年なら特に、登下校や休み時間の際に先生の見ていないところで学校の基準を無視するはずです。

だいたい年頃の子どもたちが、全員先生の指示に100%従うということは有りえません。見えないところで身体的な接触をするに決まっています。マスクを外して会話することもある。それを常に監視し、止めることは不可能です。いやできるんだ、学校はそれをやるべきだ、という人がおられたら、この記事を読む意味はありませんのでどうぞブラウザを閉じて下さい。

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まあそんなわけで、現状コロナへの万全な対策は不可能です。そして、いま日本はPCR検査の実施数を増やさないでコロナに対処する作戦をとっています。子どもはコロナの症状が出にくい、重症化しにくいなどと言われていますが(その真偽はおくとして)、感染しないわけではありません。無症状での感染例は多数報告されているわけですから、熱も咳も体調不良もないけれど感染している子どもはごろごろしていると考えられます。

※この日本の方針に対する議論も、ここではおこないません。これが成功か失敗か、PCR検査をすれば登校していいのか、という話がここでの主眼ではないということをご承知おきください。PCR検査を実施せずに乗り切ろうという現状の方針を前提として、登校再開というのがその方針にほんとうに合致しているのか? という話です。

そうして、無症状の子どもの間で感染が拡大し、それが各家庭に運ばれます。言うまでもなく接触機会が多いため家庭内のほうがはるかに感染の可能性が高いでしょう。すると子どもから家族が感染し、その家族内で症状がでるかもしれません。出なかったとしても、両親から職場に運ばれ、そこで感染が広がる……ということは容易に想像できます。実際、かなりの対策をしていた北九州の小学校でクラスターが発生しているわけですからね。


で、以上のような話をしていると当然、「なぜそこまでして登校させる必要があるのか?」という話になります。私が言いたいのはここです。大事なことなので2回言います。なぜ、登校が必要なのでしょうか?

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まあ、理由はいろいろ出てくると思います。たとえば……

・生徒の学力がつかない。
・生徒の学力や健康などを確認できない。
・他の生徒とのコミュニケーションがとれずに人格的な成長を促せない。
・子どもが自宅にいると困る家もある(両親共働きなど)。
・自宅にいないほうがいる子どももいる(DVなど)。
・いつまでも休校を続けるわけにもいかないのでどこかで慣らさないといけない。

私は現場の人間ではないので細かいところはわかりませんので想像ですが、これくらいは標準的に出てくる内容じゃないでしょうか。コロナの中でずっと引きこもっていることもできませんからどこかでリスクを採らないといけない、というのは確かです。しかし、それはほんとうにこのタイミングなんでしょうか。

実際これ、全員にあてはまる話ではないはずです。加えて、全部学校に登校しないと解決できないことではないですよね? オンラインで授業できてる学校もあるわけですし、健康観察は電話でもできます。

家でじゅうぶんな学習も運動もできていて、両親共働きだけど祖父母が近隣にいて預けることができる。子ども同士のコミュニケーションも、LINEやZoomでできている……そんな家であれば、通常通りの登校をする必要が出てくるでしょうか?

学校に意味がないと言っているわけではありません。教育活動というのはどんなものでもすべて何らかの意味があるはずですので、登校する、登校して集団行動をする、という中で必ず子どもたちにとって有意義な活動ができるはずです。

しかし、それがどの程度必要なもので、現状の社会情勢にかんがみて適切なのかどうなのか、デメリットと比較して是非実施しなければならないものなのか……ということが検証されているのか、甚だ疑問です。少なくとも、「感染拡大を防ぐ」という意味では、現時点での登校再開は下策ではなかろうかというのは既に述べた通りです。
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そこを曲げて登校させる理由がある子どももいる、というのはわかります。ならば、そういう子どもだけを登校させる、というのではダメなのでしょうか? たとえば家の経済的な事情でどうしてもインターネットにつないでWEB授業をうけることができない子どももいるでしょう。学校ではそういう子どもたちを集めて授業を行う。クラス全員が出てこないとダメ、って話は少ないと思うんですよね。

もちろん、ずっと家にいろというのではなく週に1回とか2週に1回とか登校するのは良いと思うんです。でも、「通常に戻す」というのを意識して毎日登校とかにする必要、いまの段階であるんでしょうか……? いや、あるのだ、ということならそれで構わないのですが、どうもきちんと議論されているように思えないのです。いま、コロナの拡散を抑えること、経済活動を止めないことが二大重要事項ですが、それを超えるメリットが果たして登校再開にあると判断したのでしょうか。

社会全体で感染をおさえるという意味では、コントロールが難しい子どもを外に出すのが最も危険な気がするのです。また、子どもたちにとっても登校することがほんとうに「良い」ことなのかわかりません。無条件に「学校に登校できるのは良いことだ」「日常を取り戻すというのは、子どもたちにとっても嬉しいことだ」という前提を置いてしまっていませんか……?

「登校再開」というのが、どうして「全員一律で毎日(あるいは週に数日)登校せねばならない」になるのか。そこをしっかり考えていくべきではないでしょうか。少なくともそんな議論もろくにできていないのに登校するのは準備不足であろうと私は思います。緊急事態宣言にあわせるのではなく、子どもの実態と社会の実態にあわせて判断するということはできないのかなぁ。そうすれば、もうちょっとフレキシブルな学校の再開ができるんじゃないかと思うのですが、どんなもんでしょうね。
《自己紹介》

エロゲーマーです。「ErogameScape -エロゲー批評空間-」様でレビューを投稿中。新着レビューのページは以下。
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