マクドナルドの営業利益ががっつり減って、赤字っているという報道が流れています。
▼「マクドナルド:75億円赤字に転落 営業利益98%減」(毎日新聞)
マクドナルド側の解釈としては、「鶏肉問題」がやはり相当大きかった、ということのようです。だとすれば、この赤字は一時的なものと考えられます。もちろんこれは会社側の分析結果なので鵜呑みにはできませんが、まあ私のようなシロートがあれこれ考えるよりはまっとうな内容でしょう。
ただ、みんな「喉元過ぎれば熱さを忘れる」のか、一度崩れたブランドイメージを取り戻すのに相当時間がかかるのかはいまだ不透明ですし、今後も続くであろう円安などのことを考えると、それほど安泰というわけでもなさそう。
いまは職を辞した原田社長は、2011年末の段階ではかなり明るいビジョンを語っていたようですが(参考:日本マクドナルド第41回定時株主総会資料)、ご存知の通り2012年度からマクドナルドの連結経常利益は前年度比でマイナスに落ち込み、以降苦しい展開が続いています。
正直、私も最近マクドナルドを利用しなくなりました。
理由は、高くなったことと、そこまで便利でもないこと、そしてあまり美味しくないことです。
一番よく使っていたのは、バーガーが60円くらいだった頃。そんな時代あんのかよと言われそうですが、あったんですね。2002年くらい(参考:日本マクドナルドがハンバーガーを59円に、子供連れの取り込み狙う)。デフレというのもありますが、狂牛病騒動なんかでマクドナルドの消費ががくっと落ち込んでいた時期で、打開策としての値下げだったと思います。
結局その当時のイメージが強いせいもあって、マクドナルド=高級店という感じにはならない。だから、やたら高いバーガーとかできても食べる気にはあんまりなりません。何か、マクドナルドに1000円使うなら、もっと良いものを良いところで食べるわい、という気分になる。
うちの近所には、結構有名な高級バーガー店があり、そこでは最低1000円前後のバーガーが売られているのですが、連日行列ができるくらいの人気で、もう10年近く続いています。なので、バーガーが安っぽいというわけではないでしょう。ただ、マクドナルドのブランドイメージが、どうしても「安さ」なのは否めない気がする。このイメージを払拭するには、かなり時間がかかるのではないでしょうか。すぐには効果がでないと思う。
また、味の方も、まあ言ったら悪いけど美味しくはないですね。無性に食べたくなることはありますが、おなかがいっぱいになるより前に、脂っぽさで胸がいっぱいになる。調理も、いかにも「量産品」という感じで作られているし、お店の雰囲気もそうです。ファーストフード店に味やサービスを求めるのは間違っているかもしれませんが、たいして美味しくもないものを、高いお金を出して何度も食べようとは思わない。
そして、コンビニのおにぎりなんかが手に入りやすくなった今となっては、「ファーストフード店」としてのマクドナルドのメリットもあまり感じません。昔は、コンビニよりマクドが近いということも多かったし、コンビニのおにぎりの数も少なく、マクドのバーガーのほうが味も食べられるものだった気がしますが、いまはおにぎりの味も改善され、バリエーションも増えています。そうなるともう、コンビニで良いかという気持ちになる。ぶっちゃけ、お腹に何か入ればいいというだけなら、コンビニのほうが便利です。
帯に短し襷に長しではありませんが、結局いまのマクドというのは、「ちょっとした喫茶店」のようなポジションにしかなっておらず、狙いが曖昧というか、アピールしたい層に向けたブランディングや商品開発が固まりきっていないようにも見受けられます。
そのために必要なのは、「これぞ」という目玉商品ができることじゃないかなぁという気がする。いずれにせよ、今後の盛り返しを期待したいところです。
▼「マクドナルド:75億円赤字に転落 営業利益98%減」(毎日新聞)
日本マクドナルドホールディングスが6日発表した2014年1〜9月期連結決算は、最終(当期)損益が75億円の赤字(前年同期は63億円の黒字)だった。仕入れ先だった中国の食品加工会社で期限切れ鶏肉使用問題が発覚したことで、客離れが進んだことが響いた。売上高は前年同期比12.7%減の1722億円、営業利益は97.8%減の2億3800万円だった。今村朗執行役員は同日記者会見し、鶏肉問題の影響について「7〜9月期で200億〜250億円の売り上げが減少した」と説明した。同日発表した10月の既存店売上高は、前年同月比で17・3%減と9月(16.6%減)から減少幅が拡大した。マイナスは9カ月連続で、問題が発覚した7月からは4カ月連続の2ケタ減となった。11、12月も15〜20%程度減少するとみており、今村氏は「鶏肉問題の影響を年内にゼロにするのが目標だが、状況は厳しい」との認識を示した。巻き返し策として、10月から平日のランチタイムにセットメニューを350〜550円(税込み)で提供する「昼マック」を投入したり、5月に期間限定で発売し人気を集めた「とんかつマックバーガー」も通年メニュー化したりした。ただ客離れは収まっておらず、「食の安全」に関わる問題に消費者が敏感であることを改めて示した。
マクドナルドは10月、14年12月期の最終損益が170億円の赤字になるとの見通しを発表しており、今回はその予想を据え置いた。【神崎修一】
マクドナルド側の解釈としては、「鶏肉問題」がやはり相当大きかった、ということのようです。だとすれば、この赤字は一時的なものと考えられます。もちろんこれは会社側の分析結果なので鵜呑みにはできませんが、まあ私のようなシロートがあれこれ考えるよりはまっとうな内容でしょう。
ただ、みんな「喉元過ぎれば熱さを忘れる」のか、一度崩れたブランドイメージを取り戻すのに相当時間がかかるのかはいまだ不透明ですし、今後も続くであろう円安などのことを考えると、それほど安泰というわけでもなさそう。
いまは職を辞した原田社長は、2011年末の段階ではかなり明るいビジョンを語っていたようですが(参考:日本マクドナルド第41回定時株主総会資料)、ご存知の通り2012年度からマクドナルドの連結経常利益は前年度比でマイナスに落ち込み、以降苦しい展開が続いています。
正直、私も最近マクドナルドを利用しなくなりました。
理由は、高くなったことと、そこまで便利でもないこと、そしてあまり美味しくないことです。
一番よく使っていたのは、バーガーが60円くらいだった頃。そんな時代あんのかよと言われそうですが、あったんですね。2002年くらい(参考:日本マクドナルドがハンバーガーを59円に、子供連れの取り込み狙う)。デフレというのもありますが、狂牛病騒動なんかでマクドナルドの消費ががくっと落ち込んでいた時期で、打開策としての値下げだったと思います。
結局その当時のイメージが強いせいもあって、マクドナルド=高級店という感じにはならない。だから、やたら高いバーガーとかできても食べる気にはあんまりなりません。何か、マクドナルドに1000円使うなら、もっと良いものを良いところで食べるわい、という気分になる。
うちの近所には、結構有名な高級バーガー店があり、そこでは最低1000円前後のバーガーが売られているのですが、連日行列ができるくらいの人気で、もう10年近く続いています。なので、バーガーが安っぽいというわけではないでしょう。ただ、マクドナルドのブランドイメージが、どうしても「安さ」なのは否めない気がする。このイメージを払拭するには、かなり時間がかかるのではないでしょうか。すぐには効果がでないと思う。
また、味の方も、まあ言ったら悪いけど美味しくはないですね。無性に食べたくなることはありますが、おなかがいっぱいになるより前に、脂っぽさで胸がいっぱいになる。調理も、いかにも「量産品」という感じで作られているし、お店の雰囲気もそうです。ファーストフード店に味やサービスを求めるのは間違っているかもしれませんが、たいして美味しくもないものを、高いお金を出して何度も食べようとは思わない。
そして、コンビニのおにぎりなんかが手に入りやすくなった今となっては、「ファーストフード店」としてのマクドナルドのメリットもあまり感じません。昔は、コンビニよりマクドが近いということも多かったし、コンビニのおにぎりの数も少なく、マクドのバーガーのほうが味も食べられるものだった気がしますが、いまはおにぎりの味も改善され、バリエーションも増えています。そうなるともう、コンビニで良いかという気持ちになる。ぶっちゃけ、お腹に何か入ればいいというだけなら、コンビニのほうが便利です。
帯に短し襷に長しではありませんが、結局いまのマクドというのは、「ちょっとした喫茶店」のようなポジションにしかなっておらず、狙いが曖昧というか、アピールしたい層に向けたブランディングや商品開発が固まりきっていないようにも見受けられます。
そのために必要なのは、「これぞ」という目玉商品ができることじゃないかなぁという気がする。いずれにせよ、今後の盛り返しを期待したいところです。





















