よい子わるい子ふつうの子2(仮)

18禁PCゲームをメインに、ラノベや漫画についてもダラダラ話を書きます。長文多いです。

2012年12月

好きなエロ同人誌の話

なぜというわけではないのですが、友人と「今まで読んで一番良かったエロ同人って何よ」みたいな話になりまして……。私は結構経験が浅いので(最初に買ったのが、クリムゾン先生の『繰り返す悪夢』(『邪馬台幻想記』)だったと思います)、いまいち話に加わりきれなかったのですが、それでも何とか「ベスト5」をひねり出したので(ちなみに友人二人の挙げたやつはあんまり知らないのが多かったです。特になのは系同人誌はサイクロンさんくらいしか……)、ちょこっとその話を。

なお、画像は公式で公開されているものか通販サイトに掲示してあるもののみを掲載しました。

まず5位から。
(以下のリンクは18禁なので自己責任でお願いします)


◆5位:紅茶屋『天衣無縫』

ストリートファイター 春麗本。

公式→こちら
サンプル絵→こちら

すんごい長く続いたシリーズ。話もエロも個人的に凄く満足でした。終盤より最初の方の絵が好きだったかなぁというのはここだけの話。

私らの世代だと同人誌といえば春麗というくらい爆発的な人気を誇っていまして、そこらじゅうにスト2同人が溢れかえっていた。今で言う『SAO』みたいなものかもしれません。

その中でもこのシリーズは、ただ単にキャラにエロいことをさせるだけではなく、物語の世界を広げ、キャラクターに作家さん自身なりの新しい解釈を加えて「別の作品」としても成立させているという意味で、群を抜いた正統派同人誌だったと思います。


◆4位:bolze『SCAVENGER RELOADED』
(画像無し)
天地無用! 清音本。

公式HP→こちら
サンプル絵→こちら

「OYOYOクンはどうせbolze大好きなんだろ?」って言われましたけど、その通りですスミマセン。bolze先生はもうマジやばいです。話も絵もウルトラストライク。なんでこんなエロい話を思いつくんでしょうか。しかもワンパターンじゃないし。

bolze漫画の傑作といえば私の中では『鶴来屋』シリーズかこのシリーズか、『HAPPINESS?』(ああ女神)シリーズ。連作として見ると『HAPPINESS?』が好きなんですが、話一つでいっちゃんお世話になったのはこれだったのであります。『天地無用』が好きだったってのも多少補正になっているのかもしれませんが。

お話としては、潜入捜査をしにいっていたつもりだった清音のほうが、実は罠に嵌められていて、そのままハメられるというお話。こういう「後から無力感があらわになる」タイプの作品はとても良いです。燃えます。

ちなみに手に入れるときそこそこ苦労した記憶があり……。まあ今はどうなのか知りません。なにぶん古いので見かけないだけで、プレミアついてるとかいうことは多分ないでしょう。

◆3位:H・B『騎士王の受難?』

Fate stay/night セイバー本。

公式→こちら
サンプル絵→こちら

触手絵師B-RIVERさんのセイバー本。戦いに負けたセイバーが、コスプレしながらダゴンにぼろぼろになるまで犯される話。触手祭りでした。「OYOYOクンはどうせ触手大好きなんだろ?」って言われましたけど、その通りです。えっへん。ノリは軽くてHはハードという、一番私が楽しく読めるパターンでした。

どうでも良いけどH・Bさんの公式ブログ、12月9日高橋管理官の投稿の冒頭、「情報羞恥の徹底」になってるのはネタなのかマジなのか気になります……。


◆2位:黒犬獣 『SUBMISSION』シリーズ
submission
美少女戦士セーラームーン セーラー戦士本。

公式→こちら
サンプル絵→こちら

ワンパターンもワンパターン、毎回セーラー戦士が痴漢にやられて酷い目にあうというおきまりのコースなのですが、とにかくエロい。ほんとにこの娘らは○学生なのかと疑いたくなる。いや途中から進学したし大丈夫か……ってもう、そんな設定関係無いですよねー(笑)。

もう何年続いてるのかはっきりとは存じませんが、膨大な量の作品が出ているはず。さすがに全部は持っていません。というかせいぜい5、6冊です。いずれは全部集めたい……。

とにかく毎度ページ数が多くて、描き込みもしっかりしている。そしてエロい。エロいんです(血涙)。エロだけならこの人を一番に持ってきても良いかも知れない。そのクラス。とにかくず~っとセーラームーン本続けておられる、ある意味で(あくまである意味で)ファンの鏡ではないでしょうか。そういう一本気なところも含めて好きです。


◆床子屋 『やさしいうそ』シリーズ
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ブレスオブファイア2 ニーナ本。

公式→こちら
サンプル絵→こちら

で、私の中のトップといえばこれ。商業でも活躍されている鬼頭えん先生の『やさしいうそ』。これはマジ名作です。

カプコンの名作RPG『ブレスオブファイア2』が元ネタで、いろいろあって自分の存在価値を見失ったヒロイン・ニーナが、ゲーム内のモブキャラにその弱みにつけこまれ、性奴隷にされていくお話。ニーナは主人公・リュウが好きで、リュウもニーナに惹かれている……という(ゲームでは微妙なところで寸止めされいていた)設定をちゃんと具体的に描いてくれているので、いまでいうところの寝取られ要素満載です。というかそういう背徳感みたいなのがクローズアップされて、エロくて切なくてやるせない話になっています。

あれ、私NTRダメとか言っておいて結構こう言うのは行けるのね……。

これは繰り返していることですが、ストーリーが原作を大事にしているだけでなく、そのうえで作家さんのカラーが出ているところが大きいです。作品が好きで描いておられるんだろうなあ、というのが伝わってくる。同人なんだから、その作品を好きな人が読んで面白いのが一番だろうと思うんですよ。私は。

ぶっちゃけもう完結は無いだろうと思っていますが(あれで完結ってことはないはず)、それを差し引いても私の中では揺るぎない一位の作品。原作ゲーム自体が今となっては余りメジャーとは言えないので敷居が高いかもしれません。ニーナさん好きな人は是非読んでみてほしいにゃあ。

というわけで私の中のトップ5でした。

しかし、見事に凌辱作品ばっかりです。ヤバいなー。性癖暴露も甚だしい。

あと番外としてはあれですね。みさくらなんこつ先生の、『瓶詰姉妹』

12人の妹全員にち○ぽを生やすという、誰も思いついてもやらないような 暴挙 英断に踏み切り、エロ同人のみならずあらゆる業界の禁断の扉を開け放った功績は余りにも偉大であると言わざるを得ません。日本の主要産業が同人誌になり、フタナリ大国となったあかつきには歴史の教科書に写真入りで載るレベル。

たぶん一番多く買っている作家さんはクリムゾンコミックスで、氏の作品だとティファ本かセフィリア本あたりが好きなのですが、残念ながらトップ5には入りませんでした。くやしい、でも感じちゃう(びくんびくん)。ちなみに6位は美和美和先生の『栄光頌歌』(聖剣3・リース本)なので次点ですらありませんでした。なんでか飛び抜けない……。

私はそこまで熱を入れてエロ同人誌を収集するタイプではありませんから面白味のないミーハー路線かもしれませんが(あとところどころ情報とかデータ間違えていたらすみません。ご指摘いただけるとうれしいです)、今回チョイスした作品についてはあんまり迷わず決まったんですよね。

そんなわけで、「お、こいつとは趣味があいそうだな」と思ったら気軽に話しかけてやってください。また、「これは読むべき」みたいなのがあれば、是非教えて頂けると嬉しいです。

それでは、本日はこれにて。

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レビュー:『なれる! SE』8巻

なれる!SE08
夏海公司 『なれる! SE8 案件防衛?ハンドブック』
(電撃文庫、2012年12月8日、イラスト:Ixy)

ひさびさのラノベ感想。今回は、『なれる!SE』の8巻です。

業界人として順調にキャリアを積み、成長してきた工兵くんですが、これまで戦ってきたのは人柄の善し悪しはあるにせよ、同じ土俵で正面から戦う相手ばかり。今回は、工兵の立っている土俵をはみ出したところから、堂々と盤面返しをしかけてくる相手との戦いになります。

その相手とは、ライバル社であるアルマダ・イニシアチブの新人、次郎丸縁(表紙の女の子です)。前巻で「リドルリドルの案件から撤退させられた」というのが伏線というか、そこから膨らむ話になっています。

内容はいつもどおり。

ヤバい! → 全力で対策して何とかしてみせる! → なんとかなった(・∀・)

という黄金パターンなので安心してみていられますし、「一度対応した案件というのは実はその後も続いていて、維持することこそが難しい」というコンセプトも明確ですっきり読める。まさに「守成は創業より難し」。工兵の新たな視野が広がるとともに、過去の絆や経験がいかんなく発揮される主人公大活躍路線が素敵です。また工兵の毒牙にかかるおにゃのこが一人増えるのかと思うと、何というか非常に楽しめました。

しかし、この話って「リアル」なんでしょうか。

Amazon先生のレビューを見ると、「すごくリアルだ」と言っている人と、「リアルじゃない」と言っている人とでまっぷたつ。でもどっちも評価は高い。私の友人のSEに訊ねても、やっぱり「リアル」という人と「リアルじゃない」という人がいます。

まあ普通に考えたら職場が女の子ばっかり、しかも揃いも揃って有能。上司や社長も基本的にネジは飛んでいるけどデキるやつで、主人公も素人なのにホントの一夜漬けでいろんなことをマスターしたりする超人っぷりを発揮する……なんてのは現実離れしてると思うわけです。タイトルを、『デキる!SE』にしたほうがいいんじゃないかというくらい。しかし、SEやってる友人何人かとこの作品の話になると、皆口を揃えて「リアルで泣ける」みたいなことを言う。これどういうことなんだろうか、と。

SE関係とは縁もゆかりもないので話を聞く限りの想像になりますが、案件のトラブりかたとか上司のクズっぷりとか、細かい描写やネタのところでは業界内輪っぽさがガンガン出ている一方、大まかなストーリーはご都合主義全開でまったくリアルじゃない、というのが結論ではないかと思っています。だから、まったくSE関係がわからない素人にも楽しめるし、業界人は業界人でうんうんと頷けるんでしょう。たぶん。きっと。

しかし、室見さんとのロマンスはちーっとも進展しないのに割と面白く読めちゃうのが不思議。私って基本的にラヴが無いラノベ苦手だったはずなんですが……。

まあそんなこんなでリアルとアンリアルの間をたゆたうこのシリーズ、工兵くんが成長するにつれて段々敵も強くなり、バトルもののような盛り上がり方をしてきました。そのうち、室見さん以上のエンジニアがあらわれ、室見さんが武者修行に出る……みたいな話になるかもしれません。その前に会社が飛んで藤崎さんが社長の新会社ができたりは……しないかな? いずれにしても、この先がなかなか読めなくて楽しみです。

どうでも良いけど今月の「電撃の缶詰」、「私の電撃体験#21」は夏海公司さん。「HelloweenのEagle Fly Free」を聴いて「頭を殴られたような衝撃を受けました」と書いておられて、勝手に親近感を抱きました。良いですよね、「Eagle Fly Free」。あと、「コンドルは飛んで行く」も好きです。鳥が飛ぶ繋がりで……。

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つたえたいことがあるんだ

エロゲーの長文レビューなんぞを書いていると、時々「ばっかじゃね~の?」みたいなことを言われます。なんかそういうメールも頂きましたし(最近メールはスパムばっかりだったのでご意見的な内容で嬉しくはありましたが、返信先が送れないアドレスだったのでお返事の意味も込めて)、友人からも「趣味に必死にならなくても」みたいなことを言われたりします。

確かに私は理屈っぽいところがあるし、実際「なんでエロゲーをそんな理屈っぽく話すの?」と思われていることは想像に難くない。むしろ、そうやって読み解いてみせる自分をアピールしていてウザいという人もたくさんいるのではないかと思っています。

でも、この辺のことってアピールとかそういうのよりは、私自身の経験から来てるんですよね。

昔、私は結構自分のコミュニティ内では「マイノリティ」でした。たとえばクラスで一人だけ『ブレスオブファイア2』にドはまりしていたりとか、みんながDQ6買う中でテイルズ買ってみたりとか。今ではというか、広いネット世界を探せばBoF2もテイルズも「大好きだ!」という人はいるけど、ネットなんぞまだADSLですらないという大昔(テレホーダイとかってわかりますか?)。「なんでそんなのやってんのよ( ´,_ゝ`)」っていう目で見られていたわけです。

それで必死に面白さとかを説明しようとするんだけど、私がどんなに喚こうが、面白かったシーンを再現してみせようが、ちーっともわかってくれない。まあ直観的なことばで伝えるのが下手だったんですね。こういうのすごいセンスある人もいるじゃないですか。私はそうではなかった。凡人です。

仕方がないので編み出した苦肉の策が、「説明」です。相手に伝わるような形で説明する。全部はむりでも、伝えたいところは伝わるように。少しでも興味を持って貰えるように……。そういうのが原点にあったんだと思う。

それがうまくできているかどうかは解りません。むしろ、私は全然ダメで、なかなか言いたいことを言い切れない。表現できない。けれど、それでもプロセスの中で、自分が伝えたいことは何なのか、作品の面白さってどこなのか、それを伝えるにはどうすればいいのかとか、そういうことに悩み、考えてきたのは確かです。

今は、ネットが発達して、そんな面倒なコトしなくても「同好の士」はすぐ集まるようになりました。だから私のような悩みを抱える人はきっとこれから減っていくのだろうし、そうなると余計、七面倒くさいこと考えて感想書こうなんて傾向は薄れていくのかもしれません。

いまはまだそこまで進んではいないけれど、それでも随分「楽」にはなったと思う。ずば抜けたセンスがなくたって、自分の好きなことをただ声高に叫べば良いとカンタンに主張できるというのは、きっと誰かに何かを伝え損なって悩む経験をせずに済む、そんな「幸せ」な時代になってきたからなのかなあと思うのでした。

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せめて選挙らしく

投票を間近に控え、選挙運動が活溌になってきました。皆さん、もうどの党に、あるいは誰に、投票するか決められましたか? 私はまだ迷っています。

私の地区は結構候補者が入り乱れており、現在連続当選を目指す民主党の某氏と、それを阻止せんと息巻く自民の若手の某氏とが激戦を繰り広げる中、間隙を縫って維新が議席を狙い、共産がブレない夢を語るといった混迷の様相を呈しております。果たしてどうなることやら。

それにつけても思うのは、街宣車で「お願い」に見える候補者のダメさ。

民主は自民の、その他政党は民主の過去の政策を批判・非難し、それだけを垂れ流して走っていきます。もちろん、過去への反省は必要ですし、また対立軸を明確にすることで自分の立場を明確にするという意図はわかる。

わかるのですが、問題はいまの街宣車はそのレベルに行っていないということ。具体的なことはほとんど語らず、語ってもおおざっぱなことだけで「こんなことをやった○○党に投票する気になりますか!?」って、単なる感情的なプロパガンダ以上の意味があるんでしょうか。そして、それをやって大失敗したのが前回の選挙じゃなかったんですか……。

大失敗というのは、民主党が政権握ったことでも、候補者の誰かさんが落選したことでもありません。政治不信が一層加速し、日本という国が混乱する原因をつくったという意味です。政治全体の失敗です。これは、どの党の責任とか国民が悪いとかいう責任追及以前に、日本の政治の問題として解決しなければならない、憂うべき事態です。

ぶっちゃけた話、大声で「アイツが悪い!」と罵倒を繰り返されても、何の判断根拠にもならない。しかし、そんな人しかいないなら、その中から一人を選ばざるをえない。あ、私は白票を投じるというのはしないつもりです(意思表示としては最悪の方法だと思っているので)。

もちろん、街宣車や演説で小難しいことをやっても誰もついてこられないのかもしれません。目先の当選を考えたら、わかりやすいアピールをすべきで、それは相手を罵ることだと言われりゃ、そりゃそうなんでしょう。そして、きちんと調べれば各候補者の方針や政策はちゃんとHPやビラ等にありますから、投票する側がそれを見れば良いという理屈もわかります。

でも、それに甘えて罵倒合戦を繰り返してきた結果が、いまのワイドショーみたいな選挙なんじゃないんでしょうか。もし、候補者の誰もが政策ベースで話を進め、もちろん過去への反省はするけれどそれが理性的なものであったなら、投票する側だってもっと積極的にそういう視点でものを考えただろうと思う。

逆に、投票する側がきちんと政策ベースで議論しようとしている候補者に投票すれば、候補者もそちらに重点をおいたスピーチをするでしょうから、鶏が先か卵が先かでどっちが悪いとかそういう話ではないのでしょうが、候補者は自分、自分の所属する党の前に、日本という国の政治を大事にするべきではないかと。選挙に負けて、ああ、コイツに負けたのなら仕方がない。彼ならこの国の政治をもっと良い方向に持っていってくれるだろうと、そんな風に思える戦いをしてほしいんですけど。え、夢見すぎですか? そうですね。

理想論は措くとして、今回の選挙の主要な観点は経済と原発。それにまあ外交・特に安全保障やTPPあたりがついてくるんでしょうか。私の場合投票基準としては経済と教育がベースになるんですが、その辺は人によってさまざまかと思われます。

肝心なのは、それぞれの党がどういうスタンスで政策を考えていて、そのメリットとデメリットは何なのかを国民が理解すること。そして候補者は国民が判断できるよう、きちんと情報を伝えることでしょう。(ややこしくなるので書きませんが、この点で最も責任重大なのはマスコミだと私は考えています)

たとえば、社会保障っていうけどそのお金はどこから出てくるの? とか。前回民主党政権になったとき、彼らは「ここにお金を新しく注ぎ込みます」と言ったけれど、じゃあその財源はどこからなのかを言わなかった(埋蔵金とは言っていましたが、それではまかないきれない量でしたし、そもそもあるかないかも解らないものに乗っかるのは選挙以前の問題です)。

お金の使い道が変わって、どこかが多くなると言うことはどこかが少なくなるのは当たり前。でも、どこが減らされるかを言っていなかった。だから、「仕分け」騒ぎのようなことが起きたわけです。キツい言い方をすれば後になって騒ぐなんてのはダマされたほうが悪いのであって、本当なら「どこを減らすのか」は投票前に確認しておかねばならないことであったと思う。もちろん、私を含めての反省です。

民主党政権が誕生したことの反省というのは、結果にではなく過程にこそ求められるべきです。それは、国民も、あるいは候補者も、十分な形で選挙という制度、民主主義という制度を活かせていないのではないかというところ。以前にも書いたかも知れませんが、民主が勝つにしても「僅差」で勝てばこんなことにはならなかった。民主党もいつ自民に追い越されるかという緊張感があるから下手なことはできないし、もっと緊迫した二大政党政治になっていたかもしれません。

投票する側は、「民主が圧勝しそうだ」ということであれば、多少意を曲げても自民にいれてバランスをとるとか、そういう感覚があっても良かった。それが選挙というシステムの活用法だと思う。

けれど、現実にはそうはならず、もたらされた結果はごらんのありさまであり、その原因の一つは間違いなく、「お祭り」のような熱狂と感情論で選挙が動いたためでしょう。

にもかかわらず、前回と同じようなスタイルで同じようなことを繰り返そうとしている候補者の姿を見て、私としては「まるで成長していない……」とのたまった安西先生のような気分になってしまったのでした。

とても候補者には期待できそうにもないので、これはもう、投票者が頑張るしかないですかね……。それとも、こんな事態になってるのはうちの地区だけなのかしら。

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攻略:『テラべっぴん』

というわけで攻略ちょこっとだけ。

関連: 批評空間投稿レビュー (ネタバレ無し) ※外部リンク

関連: 「検討:『テラべっぴん』」(2012年9月13日)

関連: 「レビュー:『テラべっぴん』」(2012年12月5日)

※以下の攻略は当方の経験とそれに基づく判断であり、確実な再現を約束するものではないことをご理解のうえご覧下さい。また、間違いなどがあればご指摘くださると幸いです。



▼主要選択肢一覧
(Hシーンでの選択は除く)
(ルート分岐に関係するもののみ)

選択肢1
 挿れたくない!
 挿れたい!

選択肢2
 京香姉
 森羅
 憧子さん
 雪さん
 早乙女さん

選択肢3
 京香姉の『和食』
 森羅の『お粥』
 憧子さんの『ベーコンエッグ』
 雪さんの『パンケーキ』

選択肢4
 京香姉の隣に座る
 森羅の隣に座る
 憧子さんの隣に座る
 雪さんを手伝う

※特殊選択肢
京香ルート
 欲望に従い参加する → Hイベント後BADEND
 理性を保って断る → ルート継続

憧子ルート
 1P → ルート継続
 4P → Hイベント後BADEND


▼攻略
ハーレム
「挿れたい!」→「早乙女さん」→「京香姉の『和食』」→『雪さんを手伝う』
(※後半二つは何でも良いと思われます)

京香
「挿れたくない!」→「京香姉」→「京香姉の『和食』」→「京香姉の隣に座る」→「理性を保って断る」

憧子
「挿れたくない!」→「憧子さん」→「憧子さんの『ベーコンエッグ』」→「憧子さんの隣に座る」→「1P」


「挿れたくない!」→「雪さん」→「雪さんの『パンケーキ』」→「雪さんを手伝う」

森羅
「挿れたくない!」→「森羅」→「森羅の『お粥』」→「森羅の隣に座る」

CG回収はそれぞれのシーンの選択肢をQセーブ・ロード等で総当たり。
カードはどれを選んでも同じ結果になります。

恐らくルートロックがあり、雪は京香か憧子クリア後でないと攻略不可。森羅は雪クリア後でないと攻略不可。ハーレムは全員クリア後とかでなくても問題なく入れました。細かい条件は不明ですが、私は、以下の順番でクリア。

京香 → ハーレム → 憧子 → 雪 → 森羅

なお、京香と憧子は一樹の過去と呪盤の世界との関係について。雪と森羅はそもそも呪盤とは何であるかを解き明かすルートになっています。

CG枚数/シーン数は、以下。
京香:15/10
森羅:19/11
憧子:15/10
雪 :16/10
乙女:5/5
その他:6/3
CGは差分なし1329枚だから、鬼のような差分があって、そのほとんどがHシーンです。さすが。

以上。お疲れさまでした(。・x・)ゝ。

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レビュー:『テラべっぴん』

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タイトル:『テラべっぴん 』(CLOCKUP/2012年11月30日発売)
原画:むなしむじょう
シナリオ:Team N.G.X.
公式:テラべっぴんOHP
定価:8800円
評価:A (A~F)

関連: 批評空間投稿レビュー (ネタバレ無し) ※外部リンク

関連: 「検討:『テラべっぴん』」(2012年9月13日)

関連: 「攻略:『テラべっぴん』」(2012年12月6日)

※具体的な長文感想・内容紹介は、批評空間さまにて投稿しております。



▼評価について
文句なしのA。詳細は批評空間さんに投稿したほうを読んで頂ければ。

ネタゲーだと思ってハードル下げていたのはあるにしても良い作品だと思います。さすが『プリーズ・レ○プミー!』のスタッフ。何が素晴らしいって、音楽・システム・演出・キャラ・シナリオ・グラフィック・エロ、どれもハイレベルで丁寧に作られているところ。もちろん細かいあら探しはできますが、このクオリティーの作品にはなかなかお目にかかれないと思います。まあシステムはクロックアップさんならではというところがあるのでアレですけれども。

▼雑感
いじめられっこアランはある日、工事現場で木箱に入ったボードゲームを見つける。試しに遊んでみた彼は、このゲームではゲーム上のできごとが現実に起こるものだということを知る。そして彼は、ゲーム世界のジャングルに閉じこめられてしまったのだった。そのおよそ30年後、アランの住んでいた家に引っ越してきた姉弟・ジュディとピーターが屋根裏部屋にひっそり眠っていた古いボードゲームを発見する。魔法のように目の前にあらわれる動物たち。吹き上がる火山。家の中で異世界が現実化していく様子に、夢中になって遊ぶ二人。そのゲームには「ジュマンジ」という名が刻まれていた……。

……ってこりゃ『ジュマンジ』の紹介だった。

いやあ、お尻は素晴らしいです。(何ごともなかったかのように)

あなたとーお尻愛にーなりたいのー♪ ってそれは違うゲームか……。なんかゆず茶さんに毒されてきた気がするけど気のせいですよね。

むなしむじょう先生の絵はマジ好みど真ん中で、もうあれです。一生突いてイキます。ちがった。ついて行きます。エロは申し分無しでした。

さて。内容は先述の通り、『ジュマンジ』ベース。とりあえず割とパロ要素強いのですが知らなくても全然楽しめます。むしろ知らない方が余計なことを考えずにカードイベントを楽しめるかも知れない。基本的にコミカルで面白いんで、途中から挿入されるシリアス路線をどう捌くかだけがポイントだったような気がします。

作品としては、ちょっと捌きをミスった感じもある。

まず、中途半端にシリアスになっただけでその後もコミカルが続いてしまい、「あの主人公の気持ちは何だったの?」という状態になった。次に、エンディングで全くその手のシリアスさについて触れないでヒロインとのラブコメで収束してしまったので、振り返ったときにシリアスパートが浮いてしまった。そして、たぶんこの作品を買う人はそういう路線をあんまり期待していなかったんじゃないかという。そう言う人にでも受け容れられるような形で入っていたかというと、正直割と微妙な気がします。

ただ、投稿感想の「深読み」でちらっと書いたのですが、私としてはあのシリアスさはどうしても必要だったと思うし、むしろもっと強調してもよかったんじゃないかなぁと思っていたり。

何にしてもこのチームの作品はいまのところどれも私の琴線にビンビン触れまくる良い内容のものなので、次も楽しみにしたいです。ユーザーカード送ったら届く設定資料集が楽しみ。あと、バナーキャンペーン当たっていればいいなぁ……。こういう良い作品にあたると、やっぱり何か記念になるものが欲しいと思ってしまう信者脳なのでした。

それでは、また明日。

『テラべっぴん』応援中です!
雪ちゃんいらん娘だと思っていたら最後可愛くなってヤバかったです。

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釣りシーズン

年末が近くなり冬休みになった学生が増えてくることが見込まれたり、選挙を控えている最近は、いわゆる「釣りシーズン」だと言われます。といっても、海でお魚を釣るわけではありません。そう、この時期の釣り師達の獲物は、ネット民。電子の海を泳ぐ私たちを釣り上げるべく、虎視眈々と狙っている人々がいるのです。

たとえば、次の記事で言われている通りです。

この時期の政治家はデマに脆弱」(情報の海の漂流者 様)

と書いて、たとえばどのくらいの人がリンク先に飛ぶのか。もちろん、こういう記事に興味関心のある方なら大多数がリンクを読まれるのでしょうが、世の中そんな人ばかりでないというのは以前にもお話した通り。

関連:「情報ソースは案外気にされないという話

それでも「デマ」や「情報操作」には気をつけないと、自分が知らぬ間に加害者になっていたり、あるいはもっと怖いのは、思考を操られたりする(これは大げさな意味ではなく)ことでしょう。たとえば、本当は自分が言いたかったことと別のことになる意見に簡単に乗せられたりする。そこまでいかなくとも、(犯罪の片棒を担ぐとまでは言いませんが)意図せず他の人を情報操作に乗せてしまうというのは、大問題になる可能性もあります。

対抗手段として最も良いのは当然、高い意識とリテラシーを持つことですが、これはなかなか難しい。かくいう私も簡単にはできません。

そこで、ネットで情報に触れた時の基本的な対処法をちょっとだけ。まあ色んな人が同じようなことを言ってますけど、我流ということで。

(1)記事や意見の情報ソース(1次資料)の有無を確認する。
これが当然。そもそもあるのかないのか。無いならまず信用しない。「関係者が言っていた」とか「信用できる友人が……」みたいなのも、その書いている人がどれほど信用できて、また内容が具体的でも、基本信用しない。また、当事者の談話もあくまで視点の一つである、くらいに考える。ぶっちゃけ、エビデンスの無い当事者談話というのは一番信用ならないモノだ、というくらいに思っておいて良いでしょう。

(2)ソースを読む。
確認だけして読まない人多数。読もうよ……。読む時間が無いというのなら、そのことについて何か言うのは控えた方が良いと思います。読んだけど読み足りなかった、見落としたならしょうがないけど、そもそも読まないで意見を述べるというのは、たとえば本を読まずに読書感想文を書いているとか、そういうレベルだと思うべき。そして、それを恥ずかしいと思わないなら、ここでしている話は意味がないのであとは読まなくて良いと思います。

(3)記事や意見に反論してみる/賛成してみる
脳内ディベートです。両方の立場をとって検証してみる。簡単なもので構いません。基本的には、
 ・主張は何か
 ・論拠は何か
 ・そもそもテーマ(議題)は何か
という3点をそれぞれ1行程度の簡単な内容でまとめて、論者の主張とそれに対する反論をまとめます。そうするとたとえば、論者の主張に賛成だけど根拠が不十分だからここを詰めればいいとか、論者の主張には反対だけどこの部分は崩しにくいことを言っているとか、ここは全くデタラメだとか、そういうことが見えてくるはずです。

(4)自分の言いたいことは何か、一言で言ってみる
自分の言いたいことと記事の内容がかみ合っているかを確認してみます。かみあっていなければ、その記事を誤読しているか、その記事の書き手の主張にひきずられている可能性があります。あと、可能なら1晩寝かせてもう一度読み直すと良いかも知れません。

こういう方法に従えば、たとえば「まとめサイト」のコメント欄に書いてある情報はほとんど無意味になります(エビデンスがある場合のほうがレアだから)。時間と体力があるなら、そういう情報も自分でウラをとっていけば良いのでしょうが、いまはそう言うことができないしやる気も無いという前提で考えているので、とりあえず発信者がエビデンスをつけてくれている場合に限れば安全でしょう。

まあごくごく簡単なことではありますが、目安として。もっといえば、(1)や(2)をせずに振り回されている人かそうでないかというのも、割と判るようになるかもしれません。

あと、別に情報ソース確認しないからってその人が人間的に屑だとか、そういう話でもないのでそのことはことわっておきます。単にその人が情報発信者として信頼できるかどうかというだけのことであって、人間性の問題にまでもっていくのは余りに乱暴な拡大解釈でしょう。陳述のスタイルと人間性とは、全く別ではないかもしれないけれど、同じモノではないのですから。

ってなわけで本日はこの辺で。それでは、また明日。

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グルメの条件

先週末、関西に行く用事があって(『魔女庭』の大散財の後)京都・大阪とまわって来たのですが、ちょっとした居酒屋みたいなところで友人と呑んでいると、大学生らしき一団が食べ物話で盛り上がっていました。

遠巻きに眺めていた限りですが、どうやら焼き鳥で食べられないものがあるらしい。レバーとか、かわとか。あとは軟骨が苦手だとか、恒例のレモン絞るの絞らないの論争とか。で、ある人が、「ホンマお前等好き嫌い激しいなぁ……」みたいなことを言った。食材によってえり好みをすることを「好き嫌い」と言ったわけですね。

ところが、そのときふと思いだしたことがあった。ちょっと前に立ち飲み屋で一杯引っかけているときのこと。「生のレバーは良いけど、焼いたのはどうもダメで……味が落ちるよね」みたいなことを言っている人がいて、彼は「グルメ」扱いされていました。

同じレバーが嫌いっていうことなのに、片方は好き嫌いで片方はグルメ。これって何なんだろうなぁ、と。

まあ普通に考えれば、前者は単にレバー全般がダメ。後者は調理方法によってダメかどうかが決まっているので、味にこだわっているようにみえる後者のほうがグルメと呼ばれるのには違和感がないようにも思われる。しかし、じゃあもの凄く好みの味付けにしたとしたら、前者の人はレバーを美味しいとは思わないのかな?

もし、食べたらアレルギーがでるとか、吐いてしまうとか、そういうことならもう「好き嫌い」のレベルじゃありません。また、食感がダメという人もいそうですが、これは食感さえ何とかすれば良いわけですから、味の問題にはならなさそう。しかしそうでないなら、つまり本当に単に味つけの問題で好き嫌いがあるなら、考えようによっては「普通の人より味覚が鋭い」ということにはなるのではないか。

よく、子どもが大人になって苦いモノを食べられるようになるのは味覚が鈍るからだ、なんてことも言われます。セーエキとかの話じゃないですよ。ビールとか、そっちね。

信憑性の有無はさておき、「どうもこの味が苦手」という人は、実は他の人よりその味に対する味覚が優れているのかもしれません。そんな風に考えていると、なんだか解らなくなってしまいました。好き嫌いとグルメの違いって、どうやって区別するんでしょうね。


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《自己紹介》

エロゲーマーです。「ErogameScape -エロゲー批評空間-」様でレビューを投稿中。新着レビューのページは以下。
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