今日、都バスに乗っていたときにちょっとした「モメゴト」がありました。

ある駅でおばあさんが乗ってきたのですが、「これはA駅の東口に行きますか?」と質問をした。で、運転手さんが「このバスはA駅南口行きです」と答えた。以下、だいたいこんな感じの会話があった、という再現です。

「A駅の東口にいきたいんだけど……」
「このバス停は、A駅南口行きと、B病院行きの2つしか来ませんよ」
「いつもは、東口行きが来るんだけどねぇ……」
「いや、そういうバス停は無いですからね。A駅南口につくから、そこから東口に行ったらどうですか?」
「A駅東口に行くの?」
「このバスは南口ですから、そこから移動できるんじゃないかな」(ちょっとイラッとした口調で)
「うーん……」
「どこの駅にいきたいの?」
「A駅だよ。いつもは東口行きが来てね……」

というやりとりがなされていたところ、乗客のおっさんの1人が「早くしてよ! 急いでるんだから!」と絶叫。おばあさんは仕方なく乗り込んであれこれしていました。私は「A駅 東口 バス」で検索かましたら、「C駅東口行」のバスの路線に、「A2丁目」というバス停があったので、それじゃないか? ということをおばあさんに伝えてみたのですが、うまく話が伝わらず……結局自分が降りる駅になったので先に失礼してしまいました。無責任で申し訳ないんだけど、こちらも最後までつきあえるほど時間に余裕があるわけではなかったので。

実はこのおばあさんが乗る2つ手前の駅でも、似たようなことがありました。おじいさんが乗る前に、「○○に行きたいんだけど……」と言って、「このバスは止まりませんよ」と運転手さんが返答。「じゃあ、どこに行けばいいんですかね……?」とおじいさんが聞き返し、説明のために2,3分バスが止まっていたんですね。車内のおっさんがキレて叫んだのは、その積み重ねがあったからかもしれません。

正直、こういうのはどう「対応」するのが正解なんでしょうね。バスは時間にそこまで正確でないとはいえ公共機関ですから、そんなに遅らせるわけにもいかないし、実際バスから電車というかたちである程度計算している人もいたわけです。一方で、都バスというのは街の高齢者にとって欠かすべからざる重要な「足」であることも確かで、その辺へのサービスをないがしろにして良いとも思われない。

しかし、今回の件に見られるように、バスの路線というのは電車以上に複雑でわかりにくく、また電車と違ってスタッフに道をたずねたり確認するというのが困難です。スマホや何やらで調べるというのも、年令によっては簡単なことではありませんし……。

まあ、おばあさんがどうなったか(さらに、その前においていかれたおじいさんもどうなったか)分かんないですが、 あんまり誰も幸せな気持ちになれない事件だったので、何とかならんかなぁと思う次第です。