先日記事を書いた『アクタージュ』ですが(2020年8月8日記事)、たいへん残念なことに今週11日に発売されたジャンプ本誌の掲載をもって打ち切りが確定しました。被害者の方たちのこと、社会的影響、作画の宇佐崎先生のお気持ちなどを考えるとやむを得ないことであると思います。

秋葉原のアトレの三省堂ではこれを受けて、『アクタージュ』のコーナーが設置されていました。ポップには、次のような文言が。

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『アクタージュ』、現在こちらにある巻数しか在庫ございません。また注文も不可となります。

悲しみのメッセージ……まあ絶版ですから仕入れは無理ですよねぇ。事実上ここに並んでいるコミックスがカウントダウンボードというわけです。それでもこうしてスペースを作り(店舗最前面の、話題作を置く場所のど真ん中ですからね)案内を出してくれるあたり、誠意と作品への愛情を感じます。

他の書店はどうだろうと、書泉ブックタワーに行くとこちらにはふつうに置いてありました。ただ、だいぶ虫食い状態なのは変わらず。数日前に見たときはほぼ全巻あったので、やはり買いに来た人が多かったのでしょうか。

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いっぽう、秋葉原ヨドバシの7Fにある有隣堂。こちらからは、『アクタージュ』が完全に消えています。単純に売り切れた可能性もあるのですが、8日に偵察に来たときはそこそこ揃っていたので、撤去されたのかもしれません。

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Amazonでは、1巻をはじめ何巻か品切れになり、新品購入ができなくなっていました。残り冊数も1桁で表示されていたので、新品が消えるのは時間の問題かなと言う感じがします。

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「転売するやつがでてきそうだ」という声もあったのでメルカリで調べてみたところ、案の定1冊を結構高めに売り始めているのがいますね。ただ、言うほど高騰はしていない感じ。一冊500円として、12冊なら6,000円くらいですからね。ここには見えていないけど12,000円の全巻セットとかは余裕で売れ残っています。やっぱり電子書籍とかがあるからバカ高いと買う人いないんでしょうね。

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(2020年8月12日現在)

DMMなどの電子書籍ではまだ購入できます。ちょびっとですがセールもかかっていました。

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ただ、ダウンロードじゃない「オンライン上のファイルを閲覧できる権利を購入」するタイプの場合、絶版になって扱いがどうなるのかわかりません。以前にそれで見られなくなってモメていた案件もあったように記憶しているので、電子書籍購入の人は容量食いますがとりあえずファイルを落としておくのが良いんじゃないかと思います。

それにしてもこうして、実店舗で「死の宣告」を見てしまうと『アクタージュ』がこれで終わりなんだなという実感とともに、悲しみが押し寄せてきました。繰り返し申し上げているように、夜凪景の未来が断たれたのはほんとうに残念です(宇佐崎先生ももちろんお気の毒です)。

被害者の方がおられることを思えば軽々に言ってはいけないことなのかもしれませんが、物語の行く末を見たかった。そこはほんとうに残念です。マツキタツヤ氏にカムバックしてほしいとはまったく思いませんけれども。