学校とかネズミーランドとかいろんなところが閉鎖するみたいで、かなり非常事態感が高まってきました。ただ、だいぶ中途半端な印象を受けます。目的は何なのか。

先日も書いたように都内ではほんとうに外国からの観光客がいなくなっています。今日も仕事で銀座に行きましたが、あれだけいたアジア系観光客がすっからかんになっており、道も百貨店もガラガラ。

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ご覧の通り、交差点にマジで人がいない。これ、いつもアジア系観光客でごった返していた三越の前ですよ。

ちなみに中もガッラガラ。

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この状態が続くと経済損失がどれだけのものか、想像もつきません。間違いなくヤバいと思います。

こうした様子を見ていると、非常事態的対策はやり過ぎなんじゃないかという意見があるのも分かるし、逆に、キッチリやらなかったからこうなったんだみたいな意見も一理ある。

正直言って、起きた時点で負け確定みたいなクソ極まる状況で、何をやっても批判がでるし、全部うまくいくことはないのでそうした批判の幾つかを無視して進めていくしかない。

私が思うに、もう「上手くやって乗り切る」段階は終わっています。無理。そうではなくて、最悪を避けるためにどうするかを検討する段階。撤退戦に移行していると思います。それを分かっていない批判が多すぎる。

まずは、最悪が何であるか、大まかな同意を形成することが大切でしょう。人命なのか、経済なのか。その上で、効果的な対応を見積もらねばなりません。

そして、その目的のために他を切り捨てるくらいの覚悟が必要でしょう。あれもこれも、うまくやって乗り切るのは絶望的に困難だと思われますが、どんなもんでしょうね。