本日は、1月17日。阪神淡路大震災から25年を迎えました。

犠牲となられた方々のご冥福、ならびに被災したみなさまのご恢復を改めてお祈りいたします。

日経新聞で、こういう特集があって感慨深く眺めていました。

 ▼「復興の街が問う未来 阪神大震災から25年」(日本経済新聞)

何度かそういう話をしましたが、私はちょうど兵庫県の瀬戸内側の街におりまして、まあ淡路島の近くでしたので、モロに被害を受けました。

電気はもちろんトイレを流す水もなく、冬ということもあってそのあたりのことが一番きつかった記憶があります。

あれから25年、災害対策が改善されたかというと正直あまりそういう感じはしない。たとえば東日本大震災のとき、反省が活かされた部分は少なからずあったのでしょうが、ああいった大きな地震のたびに痛感するのは「大自然の脅威」のどうしようもなさというか、適切な対応ってのはほんとうにその場で見つけるしかないなっていうことです。

首都圏直下型の地震は必ず起こると言われ続けており、そのときはどれほどの被害がでるのか、見当も付きません。

心の備えをしつつ、対策をしているという気休めを抱えて日々をおくるしか、実際私たちにできることはないのでしょう。本当に、もうああいった酷いことが繰り返されてほしくないと、心から思います。