いよいよ首都圏に未曾有の台風が迫っています。これを書いている16時現在、一部地域ではすでに避難勧告が出されていますし、いくつかの河川は氾濫待ったなしという感じ。私のスマホにも、避難を呼びかけるアラートが送られてきました。

さて、警戒レベル4(全員避難)が出されたことで、「避難所いかなきゃ」みたいな声も聞こえてきますが、これ自宅で安全が確保できる環境なら別に避難しなくても良いみたい。

 ▼「警戒レベル4「全員避難」の意味とは?」(Yahoo!ニュース)
 「全員避難」とは、何も、必要性のない人まで避難しろという意味ではありません。今回の鹿児島市も、そのような意図では発令していません。「全員避難」とは、避難勧告や避難指示が発令された地域の中でも、浸水や土砂災害などのおそれのある地域にいる人が避難してくださいという意味です。そもそも自宅が安全であれば、そこに留まること自体が避難になりますから、無理に動かなくてもいいわけです。避難所へ行くことだけが、避難ではありません。それぞれの周辺環境によって、行動は異なってきます。

呼びかけても避難しない人がいたから名称を変えたみたいですが、割と紛らわしいですね……。 災害時の情報は、正確かつ端的でわかりやすいことが条件だと思うので、過小でも過剰でもない適切な表示になれば良いなぁと思います。

災害情報という観点では、Twitter等のSNSでリアルタイムの情報が入ってくるのはかなり便利。検索すればニュース番組よりも迅速に、かつ地域もピンポイントで状況把握ができます。ただ、公的機関の出している情報ではない、個人発信もものの中にはかなり精確性に問題があるものもあるので扱いが難しいのは事実。

たとえば窓ガラスのテープ問題で、貼ったほうが良いのか貼らないほうが良いのか、みたいな話がTwitter上で喧しく議論されていて、素人には結論がよくわからなかったりします。(※個人的には公的機関が言ってるんだし専門家も実験を経て主張しているみたいだから貼ったほうが良いんじゃないかと思いますが、医学ですら長らく適切だと言われてきたことが誤解だったみたいな話があるわけで、ほんとうにそれが妥当なのかを原理的に検討するのは必要なことだと思います)

また、そういった個人発信の情報が注目を集める(リツイートされる、お気に入りされる等)ことで、そういった反応目当てに危険な中でも外出して映像撮影する人もおり、それは本末転倒だなという感じ。

だからといってSNSでの情報発信をやめましょうというのではなく、さまざまな失敗をもとに、災害時における適切な運用を考え実践していくのがこれからの時代には望ましいんでしょうね。これからの時代は特に。

ともあれ首都圏の台風本番は12日夜間ということで、備えをしながら緊張した時間を送っています。ほんとうにどの地域も人命が無事であることを祈るしかないのですが、まずは自分の生命や生活を守れるように心がけていきます。

みなさまも、どうぞご無事で。