仕事で、他の人がやっていることに協力するという話をして、それが結局うまくいかなかった。私の交渉が不調に終わったせいではあるのだけれど、もともとかなり無理筋だったし、そこは難しいかもしれない、と言ってあった。

ただ、向こうとしては「難しいかもしれない」という弱気な話のもっていきかたのせいでこうなったんじゃないのか、という感じだった。やろうとしていたことがじゅうぶんにできないというのは不満なんだろう。

しかし、私は時間を使って根回しをしたし会議でも説得しようとしてきた。それで、お前が悪いと言われてしまうと立つ瀬がない。

もとをただせばどちらが悪いか、というのはわからないけれど、オトナの付き合いというのはそこでお互いにお礼を言ったり謝罪して手打ちにするものじゃないかなと思う。こちらは一応そういう振る舞いをしたのだけれど、相手からそういう様子はない……と思う。

そのへんは、考え方の違いなのだろうけれど、あんまり気持ちはすっきりしない。仕事を一緒にするのは、しばらく遠慮したいなと思っている。