なんかすげーUpdateのトラブルが来てるようで。

 ▼「Microsoft、Windows 10 October 2018 Updateのロールアウトを一時停止」(スラド)
Microsoftは6日、Windows 10 October 2018 Update(バージョン1809)のロールアウトを一時停止したことを明らかにした(Windows 10 update history、 Windows Centralの記事)。 

スラドのコメントでも出ているが、バージョン1809ではアップグレード時にユーザーのファイルが消失する問題が報告されていた。今回の決定はこの問題を受けたもので、調査が完了するまで全ユーザーに対しロールアウトを停止する。メディア作成ツールで作成したバージョン1809のインストールメディアを持っている場合も使用しないようにとのこと。現在、「Windows 10のダウンロード」ページで提供されているのはWindows 10 April 2018 Update(バージョン1803)となっている。 

これとは別にバージョン1809ではIntel Display Audio Driver(intcDAud.sys、バージョン10.25.0.3~10.25.0.8)との互換性問題も発生しており、このバージョンのドライバーがインストールされた環境への提供は既に一時停止していた。

バージョン1809でRTMになったビルド17763では、Insider Previewとして公開された時点で既知の問題点としてタスクマネージャーの表示に関する問題(CPU使用率が正確に報告されない、バックグラウンドプロセスを展開する「>」が点滅し続ける)が挙げられていたが、修正されないまま一般提供が始まっている。また、リリースプレビューリングでの事前テストは行われず、一般提供と同時の提供開始となった。これについてMicrosoftのBrandon LeBlanc氏は、リリースプレビューリングをサービスの検証とロールアウトのテストをするために使用したと説明している。 

このほか、ネットワークアダプターの設定でIPv6を無効にするとMicrosoft EdgeやWindowsストアアプリがインターネットに接続できない問題も発生している。バグとはいえないが、アップデート後に「電卓」アプリのウィンドウが巨大化することも話題となっているようだ。Windows 10の電卓アプリはウィンドウサイズを変更可能で、個人的には以前から大きくしていたので特に気付かなかった。

詳しく書かれていないけれど、ドキュメントフォルダの中身ふっとばすやつみたいですね。

またまたご冗談を……と言いたくなるレベルですが、こういう笑えないのが割とよくあるからWindowsのアップデートは本当に躊躇います。職場でもUpdateすべきかどうか、みたいな話があって、やめときゃいいのに上が「セキュリティの問題あるから絶対やれ」みたいなこと言い出して(最新Verをあてていなかった、となると個人に法務的な責任が発生するんですかね?)、仕方なく当てた人が多かったみたいですが、ごらんの有様です。

おかげさまで、仕事以外のところで業務にとられる時間が増えるし、やっぱりやめときゃよかったじゃん感でイライラするし、ホントに勘弁して欲しいですねぇ……。動かさなきゃわからんようなのはともかく、こういうただちに・明らかに支障が出そうなバグはテストで見つからないものなんでしょうか。