何かの観光にきていたのか、制服姿の学生集団が、東京駅の地下あたりで集まって、先生に怒られていました。

私はどちらかといえば集団で一律同じ行動をしましょう、みたいなのが苦手だったし、あまり意味もないと思っていました。昔は。どうせ、言うことを聞かせたい学校の思惑によるものじゃないか、と。軍隊にでも入るなら必要なこともあるのでしょうが、何十人、何百人という学生に画一的な動作を強いることにいまいち意味を見いだせませんでした。

しかし、災害時の避難やコミケの整列など、世の中には意外と集団行動の必要性が高い場面が多いし、そういうところできちんとした動きができるのは、学校で「訓練」を行うからなんだなーというのが、最近ようやっとわかってきた感じがあります。

集団行動が絶対の善ではないけれど、集団行動もできないと立ち行かないことは多い。学校教育でそれをやるのは、非常に実用的なスキルの習得のように思えています。全体主義的な、集団の利益こそが何より優先される、という思想は必要ありませんが、自分と集団のバランスをとるトレーニングみたいなものは必要で、現状それは、学校がいちばん適当な場所なのかなと、そんなことを考えていました。