本日の朝、大阪北部で大きな地震がありました。少なからぬ死傷者が出たとも報道されています。まずは、被災されたすべての方へお見舞い申し上げます。

私はもともとあの辺(神戸大阪京都の「三都」あたり)で20年近く生活していた関西人でした。親戚や友人も少なからずおり心配でしたが、被災地域から少しはなれていたり、緊急に安否の確認が必要な家族ではないので、現場の混乱を避けるため連絡はまだしていません。状況が落ち着いたころに、メールか電話かしてみます。

女の子が壁の下敷きになって亡くなったという現場の写真を見、学校の崩れた壁が地震のことなど頭に入れていなかったであろうつくりなのを知ると、阪神淡路大震災を知らない世代が成人するほどの時間が経ち、人びとの心にも余裕と油断ができていたのかなという気がします。

日本では、この規模の地震がほんとうにいつ起きてもおかしくない。そのことを忘れないようにしないと、またぞろ悲劇が繰り返されるのでしょう。かく言う私の部屋も、2度大きな震災に見舞われた時のことなどすっかり忘れたかのように、棚の上に荷物が山積みになっています。地震のあとは、「タワーに潰されたら死ぬ。部屋整理しよう」とか考えるのに。喉元過ぎれば、というやつですね。

危機管理に必要なのは、災害がいつか自分の周りで起こりうるという意識を持つことと、そのとき何が起こるか想像できる力だ、とかつて教わったことがあります。難しいけど大切なことだと、こうした報道に触れるたびに思うのでした。