友人が都内の中学で働いているのですが、今日、なんか学校が集まって説明会? 展示会? みたいなのをする集まりが銀座であったそうです。そこに来ていた日大の系列学校、タックル事件の余波で例年に比べてかなり人の入りが少なかったー、みたいなことを言っていました。

へー、やっぱりそうなんだ、と思ったのですが、よく考えてみるとこれホントかどうか全然わかんないんですよね。

まず、はたして日大の系列学校の全部の人手を私の友人が把握してたのか。彼だって仕事があったはずで、ンな四六時中見てられなかったはずです。よしんばずっとウオッチしていたとしても、「例年」の人手をどの程度正確にキャッチしてんのかわかりません。尋ねてみたけど、かなり印象論の域を出ていない様子でした。

そして、人の入りがほんとうに例年より少なかったとして、その原因は「タックル事件」の余波であるとどうして言えるのか。たとえば他のイベントとかが重なって全体の集客が落ちていたのかもしれませんよね? その集まりの動員数が前年と比べてどうだったのかを掴んでいないと原因特定どころか分析もできないはずです。

……という感じで、割と私たちが耳にする「体験談」はいい加減なことが多いのですが、それが専門職の体験に基づいているというだけで問答無用の説得力が生じて、ついつい信じやすくなってしまうんですよね。

自分が何か発信するときも含めて、気をつけようと思います。