第七回プリンセス杯終了しました。監督の皆さんお疲れさまでした。

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今回は、28位。これまでの1桁台、10位台というところから考えるとだいぶ下がりましたが、まあ上出来かなと思っています。

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なんせ今回、お恥ずかしい話なのですが、モチベがあがりきりませんでした。そもそもデレストを周回してチケを集めるのが進まなかったうえに、貯めたチケも使い切らず……。ご覧の通り、80枚残しています。

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終盤割りと好調のオーダーが来て、70位から100枚ほど使って順位を上げたのですが、対戦相手を「厳選」するには手間がかかりすぎます。さりとて、偶然調子の悪い相手が出てくるまでチケを消費するのは気持ちがよくありませんでした。お知り合いだった木夏高校さんを抜いたところでキリよく80枚になったので終了。ハチナイ生活ではじめて、チケを余らせてのエンドとなりました。

あんなに頑張って作業して集めたチケを、「良い相手が出るまでの時間短縮」のために湯水のように使うのか……。ランクマまでも「空回し」をするのは馬鹿げている……。どうしても、そんなふうに思ってしまったんですね。

これからこの記事で、いまのランクマの仕様について思うことを少し書いておきます。前回のランクマ終了時に書いたことから大して変わらない話ではありますが。

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私は、いまの青天井スタイル(ランクマに無限に挑戦できる)があまり好きではありません。

青天井スタイルだと、ある程度キャラの強さやオーダーの工夫が必要とはいえ、あとはもう「どれだけチケットを貯めて浪費できるか」という、ただの物量勝負。求められるのは、時間をどれだけハチナイにつぎ込んだかというその点に尽きます。

もちろん、ゲームとしてはそれが1つのあるべき姿なのはわかるつもりです。自分を一番に考えてくれる人がより活躍できる。自分を一番に考えてくれる人の中でも、その想いが深い人が最も活躍できる。そして想いの深さは、つぎこんだ金と時間によって物理的に測定できる。このロジックは非常に明快ですし、ソシャゲーに限らず多くのゲームが取り入れているシステムですから。また、それゆえに明確に想いが数値化されるこの状況下で1位を守り続けている暁高校さんをはじめ、トップランカーの皆さんのハチナイへの想いには、素直に敬意を抱いています。

※今回の私の発言は批判的な感じが多く、ハチナイに打ち込んでおられる方は不快に思われるかもしれないのですが、ハチナイを楽しんでおられるユーザーの皆さんを否定するつもりはないし、またトップで走っておられる方々の成果を貶すつもりはいっさいありません。ついでに、私はハチナイが大好きですしハチナイをバカにしようとも思っていません。

ただ、上で述べたようなロジック(金と時間の量によってゲームへの想いを測定する)は、同時に強烈な排除の理論でもあります。金と時間をガンガンつぎ込める人というのは相当限られていて、それ以外の人は置いていかれてしまう。たとえば、私は「ハチナイが大好きだ」とさっきから言っていますが、「所詮ランクマで1桁にもなれない程度でしょ」と言われるかもしれません。あるいはまた、2,3回前まで1桁ランカーだったのに勝てなくなったからこんなこと言ってるんだろ、と思われるのは仕方がないと考えています。まあ実際そう思われるのが嫌だったので、上位を維持したうえで去年からランクマに関して思うところは述べてきたつもりなのですが。

話がちょっとズレました。戻します。

現状のランクマ青天井仕様というのは、ごく一部の限られた人を強烈に承認する一方で、多くの人を置いてけぼりにします。そして、私は『ハチナイ』にそのスタイルが相応しいのか疑問を抱いています。

ここからの話は、私が青天井ランクマを面白いと思っているかどうかという話と切り離して(完全に切り離すことはできないにしても)読んで欲しいのですが、『グラブル』や『モバマス』のような、おおぜいのユーザーを抱える人気ゲームなら一部をがっつり承認してもいいと思っています。それで萎えて辞める人がいてもユーザー数は維持できるし、大半の人は置いていかれる側なので「まあいいか」とおおらかな気持ちで続けることができるからです。

しかし、『ハチナイ』は現状、ランクマの参加者が10,000人程度。決して多いとは言えません。しかも、あまり新規ユーザーが入ってきていないという調査もあります。そこから人が離れていくのはたぶんコンテンツの勢いを失わせることになると思っています。

いや、だからこそ一部の人からがっつり収益をあげて全体を支えるピラミッド構造が必要なのだ、という意見もあるでしょうが、そのスタイルはおよそ長続きしません。「一部の人」から数名が撤退しただけで(そして、生活環境の変化や他のゲームの登場などで容易にそれは起こりうる)あっという間に基盤が傾く、不安定で綱渡りな運営になるからです。

何が言いたいかというと、現状『ハチナイ』が目指すべきなのは、ユーザーを維持しつつ増やすことであり、そのためには青天井ランクマは弊害ではないのか、ということです。

私はスマホゲーの分析専門家ではありませんので不正確なことも言っているでしょう。また、自分が現状のランクマに不満を覚えていることから感情的な判断も入れているつもりです。また、こうした私のネガティブな発言のほうがくすぶっていた不満に火を付けてハチナイをダメにするかもしれないし、ツイッターとかでユーザー主導のイベントを企画して盛り上げておられる方々のほうが建設的にハチナイに貢献しているということは疑いありません。

しかしそれらのことを勘案しても、本当に一部の人が盛り上がっている一方でそれと同じくらいか、下手をすればそれよりも多い人が停滞したムードの中にいる現状があまり健全だとは思われない。誰かが、何かのかたちで問題提起する意味はあるのではないかと考えます。そもそもどんな仕様にしても不満は必ずでるのだとしても、全体として参加者の満足度が低いのはよろしくないでしょう。いまのハチナイは多くの人がフラットに参加できる(格差がつきにくい)イベントで参加者を巻き込んでいくことが必要なのではないかなと思う次第です。

もちろん、今のような一種のエンドコンテンツとしてのランクマがあっても良いとは思うのですが、これをメインにするのはまだ時期が早いんじゃないかと。『グラブル』の団イベですらもっとゆるゆるで始まってましたからね……。

たとえばチーム戦・グループ戦にして強い人と初心者を同じチームにして動かすとか、そういうことをすれば参加者も増えるんじゃないかなぁ。

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ともあれそんなわけで、青天井ランクマには今後もあまり積極的に参加しないと思います。それは、ハチナイが嫌いだからとかではなく、単に好みの問題として。無理せずマイペースにやっていくつもりです。。

そしてそれとは別に、青天井ランクマを今後スタンダードとして続けていくのは、ハチナイにとってリスキーなんじゃないかなという心配を抱いています。青天井形式がフィットしているなら、私が面白くなくても続けてくれたら全然かまわない(グラブルの団イベ仕様は、私はついていけなくなったけれどゲームの現状にはフィットしていると思っているのでこういうことを言いません)のですが、どうも現状にとってはマイナスの仕様なのではないかなと思うので、こんなことを書きました。

といってもグダグダ管を巻いているだけでは何も変わらないでしょうし、意見はきちんとアカツキさんにメールか何かで送るつもりでいます。問い合わせじゃないご意見フォームほしいよなぁ。区別がはっきりわからないんですけど、ツイッターのアカウントがそれなんですかね。