電車に乗ると、新年会で酔っ払ったらしきサラリーマンが「アイツはこういう飲み会にこないからダメだ」「来ても酒を飲まないからつまらん、無理してでも飲まないと」みたいなことをのたまっていました。私の感想では、これからの時代、そういう考えが通じると思ってるほうがダメやろと。

アルコールが飲める飲めないって体質の問題が大きいじゃないですか。ちょっと飲んだだけで目が回ったり、吐き気がしたり、翌日まで酷い頭痛に悩まされる人って少なからずいます。私はお酒入るとすぐに寝ちゃうタイプ。その程度なのでお酒は好きですが、翌日の予定がタイトだったりその日やるべきことが山積していると、あまりたくさん飲むのは控えようと思います。

飲める人はそういうの(体調が悪くなる)分からないか気にしないんでしょうけど、下手すりゃ命にも関わる場合のある体質的な問題ですし、アレルギーとかとほぼ同レベルのことだと言えなくもないんじゃないかなぁ。

アルハラ(アルコールハラスメント)と言うと権力関係を利用した嫌がらせみたいに思われがちだし飲み会という場に来る来ないの話だけならそういう側面もありますが(最初に書いたサラリーマンの発想は典型的アルハラでしょう)、酒を実際に飲む飲まないであれこれ言うのはハラスメントのような精神的な問題を超えている気がします。

もちろんハラスメントだ何だってのをスルーする文化があっても良いんだろうけど、コンプライアンスが重視される企業でこういう考えが跋扈してたら先がないでしょう。というか、社会がそういう流れになっているということに対する感覚がなく、自分たちの古い思想をたいした理由もなく持ち上げようとすることが企業人として終わってるし、そんなのが力を振るえるんだとすれば企業として致命的な弱点だと思います。

まぁンなわけで、アルハラ当然という糞みたいな文化を維持してるところからは、さっさと脱出したいもんです。