今年があと20日ほどで終わるとは信じられないのですが、どうもカレンダーをみているとそうらしいです。時間が経つのって早いです。

それはそれとして、めでたく17日(日)も出勤が決まり、これで先月末から休み無しでの連続稼動です。いやぁ酷いことになってきましたよ。昨日というか今日は、会社→近所の風呂→会社ですしおすし。多少はやく帰れて喜んでいたけど、今日って本当は休日なんだよね……。

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んで、2つほど思っていることを。

まず1つ。愚痴は吐き出すべし。

私はこうやって愚痴みたいなことを吐き出せる場所があるのがとてもラッキー。毎度毎度不幸自慢みたいな話が出てくるのは、読まされる側からすればたまったものではないかもしれないので申し訳ないとは思ってはいます。けれど、ブログやTwitterに「愚痴」を流すというのは、日記に書くのとは違って不特定多数とはいえ「誰か」が見てくれているという感覚があるので、なんとなく救われた気持ちになるのです。

よく、愚痴には以下のような4つ(あるいは「4」を除いた3つ)のタイプがあると言われます。

1.アドバイスを求めている愚痴
2.同意してほしい愚痴
3.ただ聞いて欲しいだけの愚痴
4.そんなことないよと否定してほしい愚痴

私の愚痴は「3」の典型で、心にたまった黒いモノをぽいぽいっとできればそれでOK。リアルでやる相手もいないので、ネットに頼っている感じでしょうか。おかげさまでココロが摩耗せずに済んでいる。

実際そういう人って多いんじゃないかなぁ。近隣を見ても、ああだこうだ文句を言っている人は存外元気であるいっぽう、ヤバい人ほど黙って力なく笑いながらある日突然ぱったり来なくなる、みたいなことが多いんですよね。その辺から察するに、こういうガス抜きができていない人が次々にダウンしていっているんじゃないかという気がします。

もう1つ。タスクは時間で切るべし。

海外の人はほんとに「時間」で切る。職場に何人か海外からの出稼組みたいな人たちがいるのですが、彼らは定時になるとスパッと帰ります。仕事が終わっていようが終わっていまいが。そして定時で帰れるように、30分前くらいから帰る準備をしている。おそらく彼らの感覚からすれば、「帰る準備」も業務時間の中に含まれているんですね。

日本人がこれをやろうものなら非難囂々でしょうけれど(それもおかしな話で、本来は残業してるほうが悪い)、彼らは外国人ということで我が職場では許容されています。「まあ仕方ないよね」みたいな。最近はそういう流れが多少日本人相手にも出てきており、「定時で帰るのが当然」と言ってくれる先輩や上司が増えてきたのはまあ、喜ばしいことだと思っています。

加えて、彼らは非常に仕事がデキる。もちろんわざわざ日本に来て稼ごうってくらいですから相当実力はあるのでしょうけど、おそらくそれだけじゃない。私の見たところ、決められた時間内に決められた仕事をやりきる、という姿勢でやっているから効率がいいんですよね。「できなかったら残ればいいや」でダラダラやらないし、「時間が余ったからこれもやってみようかな」みたいな感じで脱線して初期コンセプトが混乱することもない。

……書いていて自分で自分を責めている気分になってきた。とくにダラダラやるのは何とかしないとなぁ。

もちろん上のような外国人型労働には、融通がきかないだとか規定以上の生産性をのぞめないといったデメリットもあるのかもしれないのですが、少なくとも現状のように生産性がガタ落ちして規定の分量すらもうまくまわせていない状況にあっては、事務的に時間で労働を区切るというのはアリの気がします。

「休出偉い」、「残っているから偉い」、「仕事をいっぱいやるから偉い」みたいな発想から、「決められたことを決められた時間内にやりきったのが偉い」という価値観にシフトしたほうが、ぜったいにいいと思うんですけどねぇ……。