pixivをまったく見ない(アカウントを発効していないのでリンクすら見られない)人なので知らなかったのですが、これ結構大きな問題ですよね。

 ▼「その数なんと約880万件、URL短縮サービス終了により発行済みの短縮URLがすべて無効化」(やじうまWatch)

 とあるURL短縮サービスの終了に伴い、これまでに発行された約880万件の短縮URLが無効になることが判明し、利用者の間で波紋を広げている。

 これはpixivが運営していた短縮URLサービス「p.tl」で、9月29日(金)の12時をもってサービスを終了することが告知されたのだが、新規の受付を停止するだけでなく、これまでに発行された短縮URLが上記期日をもってリンク切れになるというもの。告知には「リンク等を設置している場合は、上記日程までに変更をお願いいたします」と書かれているが、これまでに発行された数が約880万件と莫大で、かつ終了が告知されたのが7月ということで猶予期間が2カ月しかなく、最近になって知った利用者から不満の声が上がっているというわけ。URL短縮サービスはそもそも数が多くなく、大手サービスが運営を終了した事例はほとんどないため、今回のようなかたちで問題化するケースは非常に珍しい。今回の同社の対応を見たユーザーの中では、同社が運営する他のサービスもいずれ同様に猶予なしで終了するのではと懸念する人もおり、しばらく波紋は収まりそうにない。 

ネットの世界にUPしたものが永遠に残り続けるというのはよく聞く話ですが、これは逆パターン。実際問題、ちょっと配慮に欠けている感はあります。とはいえ決まっちゃったモンはしょうがないから、そちらにリンクを貼っている人は対処していかざるをえないってことですよね。う~ん、大変そう。

pixivにかぎらず、ネット上のサービスはこうやって突然消えることがありえるんですけど、どうもそのへんの意識がすっかり抜け落ちていたことに気づいて、ちょっと怖くなりました。考え過ぎかもしれないけれど、つきつめれば自治体の行政だってそういうものなわけですしね。私たちは当たり前だと思っているから気にしないけど、いつか突然なくなってしまうかもしれない。震災のときとか、まさにそうなった地域もあるわけで。上空からミサイルが飛んできてるいま、少し真剣に考えておく必要はありそうです。

と、話は飛んでしまいましたが短縮URLの思わぬ欠点っていう感じ。サービス終了しても短縮URLのリンクを残すのってできないのかなぁ。……言っておいて何だけど、まぁ無理か。