世の中に人の来るこそうれしけれ とは云ふもののおまえではなし

うまいこと言ったもんだと思いますが、まさにそんな感じの案件。

 ▼「ちりめん混入の「チリモン」は今やラッキー!じゃなくてクレーム対象?」(おたくま経済新聞)

 そこに店を構える「株式会社阿部水産」の公式Twitterのつぶやきがここ数日注目されています。
 
 店頭販売していたちりめんじゃこに小さなイカが混入していたことで、購入者が激怒しクレームを入れてきたそうです。「一般人に売る難しさを知る…」と綴られています。このツイートは、2万以上もリツイートされ人々の大きな関心を集めています。 

(中略)
 
 今回クレームとなった「ちりめん」に何か別の海産物が混じっているというのは実は「よくある話」として知られています。今回はイカでしたが、小エビ、小ガニなどが入っていることもあります。しかし、クレームを入れてきた人物は、興奮してまくしたてるように、言いたいことだけ言っている状態で、阿部さんは仮に正論を説明したとしても「言い合いになることは必定」と感じたそうです。 

 また、他の客もいる状態だったため事を荒立てるより、去ってもらう方が良いとの判断で、その場は返品・返金に応じたそうですがそれでも「のちに説明しろ!!」と言い残し去って行ったのだとか。今は、再びの来店を待っている状態だそうです。

 そうしたやりとりがあり落ち着いた頃、ちりめんにチリモン(ちりめんに入る他の魚介類)が入っているというのは「私どもが間違っているのか?」という思いがよぎり、ほんの軽い気持ちでツイートしてみたそうです。すると、2万以上もRTされ、チリモンを認めてくれるコメントが多くよせられたと言います。

(中略)

 なお、今回のクレームのあった商品はあらかじめ試食を出しており、さらにカタクチイワシ以外のものが混入している可能性もパッケージにきちんと掲示してあったそうです。
 
いやいや、ちりめんじゃこのイカは、さすがにクレームつけたらいかんでしょ。イカだけに。

冗談はともかく、ちりめんじゃこのイカって入っていて当然だし、記事にもある通りパッケージに記載されてますよね。それをこんな風に怒鳴り込むって、言ったら悪いけど偏執的なものを感じます。

記事は食育の不足、みたいな結論にしていてたしかにそれはあるんでしょうけれど、もっと全般的なリテラシーの問題という気もします。この説明が「読めない」人は、機械類の説明書も病院からの注意書きも、納税手続き書類も読めないでしょう。正直そのほうが大きな問題という気がしないでもない。

こういう事例は昔からあったのかもしれません。ネットの時代になってたまたま広く知られるようになったというだけで。ひろく情報が共有されて多くの意見を聞くことができたり、警戒を呼びかけることができるようになったのだとすれば、SNSみたいなツールはこのような問題の解決に存外向いているのかもしれませんね。