ツイッターに搭載されたらしい、新機能。

 ▼「Twitter が新機能「ミュート」を導入、見たくないユーザをブロックせずに非表示。設定方法と仕様」(engadget) 

Twitter が新機能「ミュート」を導入しました。特定のユーザーをミュートすることで、そのユーザーのツイートはメインのタイムラインに表示されなくなり、プッシュ通知も届かなくなります。一方でブロックとは違い、ミュートされた側は自分がミュートされたことが分かりません。 

この「ミュート」は、2013年の12月に「ブロック機能の仕様変更」として正式に導入されたものの、ユーザーからの反発が多くあっという間に撤回されていた機能。ブロックの場合、ブロックされた側はフォローができなくなるなど自分がブロックされたことが分かるのに対して、ミュートはあくまでした側のタイムラインから非表示にするのみで、ミュートされているかどうかは相手には分かりません。

ミュート機能はいくつかのツイッタークライアントで独自に実装されていますが、公式の具体的な仕様は:
  • ミュートした相手のツイートはタイムラインに表示されない。
  • ミュートされた側は、(自分をミュート中の)相手をフォローしたり、リツイート etc のアクションは従来どおり可能。自分がミュートされているかは分からない。
  • 誰かをミュートしても、フォローは解除されない。新たにフォローも可能。
  • フォロー解除せずミュートしている場合、相手からの@返信や@ツイートは [通知]タブには表示される。
  • フォロー解除せずミュートしている場合、相手からのダイレクトメッセージ(DM)はそのまま届く。
  • ミュートとして非表示になるのは、ミュート設定した以降のツイートのみ。過去にさかのぼってタイムラインから非表示にはならない。
ミュート機能はウェブの Twitter.comおよび iOS / Android 版アプリから利用できます。設定方法は、特定のツイートの「その他 (...)」ボタンから「@ユーザ名をミュート」を選ぶか、特定ユーザのプロファイルページから拡声器アイコンをクリック。

ミュートするとスラッシュの付いた赤い拡声器アイコンが現れ、相手をミュート中かどうか分かるようになります。

という ことらしいのですが、ぶっちゃけよくわからない機能です。

まず、私のクライアントはPCのほうにも携帯のほうにも、この機能がまだ実装されていないっぽくて使えない。

そして、まだ使ってないので何とも言えないんですけど、使う意味あんのかという疑問が。

見たくないくらい嫌いならブロックすれば良いし(少なくとも私ならそうします)、ブロックして関係が悪化するとか、相手に悪く思われるのがいやだ、というくらいには気にかけているならフォローして発言を見続ければ良いし、そもそもどうでもいいくらい無関心ならブロックだろうがミュートだろうが関係ないだろうと思うわけです。

正直、「相手からブロックするような心の狭いやつだと思われるのは腹に据えかねるけど、こっちは相手の発言を見たくない」という我が儘な理由以外に使い道が見えない。いや、ツイッターというのはそもそも「つぶやき」なんだから、どんな使い方をしようが自由なはずで、むしろこういう自分勝手な態度を好きにとっていいというところに魅力があるのだ、といえばそうかもしれません。

ただ、反応なんかからお互いに「ミュートされてるんじゃないか」という疑いを抱いて疑心暗鬼になったりする可能性を考えると、あんまり良いものだとは思えないんだよなー……とか思っていたら、記事の最後にこんなことが書いてありました。
昨年の改変(撤回)は、しつこく言及ツイートを送りたがるほど執着する相手に改めて拒絶されたと自覚することで頭に血が上り、ネットでのハラスメントに留まらず実世界でのいやがらせなど報復に及ぶ例が多く報告されていることからの対応でした。しかしまた別のユーザーからは反発があったため、当時は「ユーザーを不安にさせる意図はなかったため差し戻したが、現状が理想とは考えておらず、今後もユーザーを嫌がらせから守り、仕返しを発生させないための機能を模索する」とTwitter側はコメントしていました。

「仕様がややこしくなってもブロックとミュート両方用意すればいいんじゃないの?」との素朴な反応は昨年の騒ぎでも多く聞かれましたが、結局は公式でも両方を導入した形です。

お、おお……。これは予想外。なるほど、ブロックされたことで怒り狂う人がいる、ということなんですね。業が深いぜ、ツイッター。そういう理由ならまあ、仕方ないのかもしれません。 私はたぶん使わないし使う必要も(いまのところ)無さそうですが、わりと深刻な要請がある機能だということは理解しました。