というわけで、ロイヤルのレジェンドレアについての雑感。雑な感想、という意味の雑感なので、話半分くらいで読んで下さい。

評価は5段階で、5が最高、1が最低です。


royal01

【ロイヤルセイバー・オーレリア】 評価4
 長所:アドバンテージを取りやすい
 短所:単発では効果が薄い


▼雑感
5コス2/6というのは「天剣の乙女」と全く同じだが、敵の数に応じて「攻撃力加算」と、「対象にとれなくなる」2つの追加能力のおかげでレジェンドに相応しい実力となった。更地の時に出てくることはあまりないので、実質5コス3/6。うーん、強い。
 
ただ、使っている人には分かるだろうが、案外あっさりやられる/やられるのが目に見えている状況で投入するしかない場合が結構ある。たとえば相手に4・5体フォロワーが並んでいる時に彼女を呼び出しても、フルボッコであっという間に沈められる。PP8~9あれば同時に他のカードを呼び出して……などとできるが、そんな最終盤にフォロワーの数で押し込まれている状況だと勝ち目は薄い。所詮はフォロワーの脆さで、どのデッキも除去の手段には事欠かない。

もっとも、そうやって除去されることが彼女の仕事という見方が良いかもしれない。居座ること、膨れ上がった攻撃力で相手を削ることを前提にするのではなく、1枚で相手のアドバンテージを奪うカード。相手のテンポとフォロワーと進化と手札を、たった1枚でごっそり持っていくというのは非常に強い動きだ。弱い壁と違って、ほとんどの相手に相打ち以上を取れるのも嬉しい。

同時に、彼女の後に何をプレイできるかが非常に重要となる。どれだけ奮戦しても、最前線で孤立して戦っていては死ぬしかない。補給が命である。

また、確定除去や大型フォロワーの1撃で始末され、相手にコストを強いることができなければゴミと化す。その辺が場に出るだけでアドバンテージを持ってきてくれる「ケルベロス」や「マーリン」との決定的な差だろうか。

▼使い所
フェアリーを並べた後のエルフ、雪だるまが並んだあとのウィッチあたりに出すと効果的。相手の引きつった顔を想像しながら突撃させると爽快な気持ちになれる。ネクロ相手でも、「死の祝福」で押されそうな局面を拮抗させられる数少ないカード。ミラーデッキ戦だとフローラルフェンサーに奪われた盤面を奪い返してくれることも多く非常に頼もしい。

一応加速して中盤から大型の疾走カードを連打してくるドラゴン相手に出すと、勢いを食い止められることがある。少数のフォロワーで勝負してくるためオーレリアのPPが増えにくく除去耐性もつかないので、多くは望めないのだが。




royal03

【海底都市王・乙姫】 評価4
 長所:局面を一気に制圧できる
 短所:小回りが効かない

▼雑感
守る気ゼロの「乙姫お守り隊」を大量召喚し、一瞬で盤面を制圧できる鬼のようなカード。全体除去を被弾するなどフォロワーを処理された焼け野原に颯爽と降り立ち、あっという間に復活させてくれる女神様。

横方向にフォロワーを並べる動きがロイヤルが得意とする全体強化と相性抜群で、こいつの後にセージコマンダーとか来たら死ぬしかない。風神でもキツい。

何しろ数が増えるというのは単純にして明快な脅威。特に除去能力が高くないデッキに対して盤面が膠着した中盤に使うと、致命的な打撃を与えることができる。ロイヤル同士の対戦で、相手に3度乙姫を撃たれた時はマジで泣きそうになりました。

また、乙姫は「見えないアドバンテージ」も優秀。何しろ持っているだけで全体除去をおそれずに攻め込めるし、逆に「持っているかも」と思わせるだけで相手の除去のタイミングを狂わせることができる。小型フォロワーを並べたところであえて除去を撃たせてから乙姫、という具合に、思考で先手を取ることができるのだ。引いたらとりあえずデッキに入れて良いだろう。

というわけでめちゃくちゃ優秀なのだが、挽回できない局面もそれなりにあるので注意は必要。

たとえば、はやりのゴブリンマウントデーモン(3/7)。乙姫お守り隊4人+乙姫本体で素殴りしてようやく倒せるにしても、コスト的に相手のほうが先にでてくるので勝ち切れないことが多い。ビショップのクレリックランサーなどの対処も無理。エルフにいたっては、出した瞬間手札に全部戻されて爆死することも。

相手にフォロワーが並んでいる時も同様で、出しても相打ちかそれに近い形でざくざく討ち取られ、結局盤面を奪回できないことしばしば。ロイヤルデッキ同士のミラーマッチで乙姫同士の打ち合いになると、だいたい後から乙姫を出したほうが負ける。また、速効できるカードではないため「あとひと押し」がほしい時に疾走持ちでもパンプアップカードでもなく乙姫が2枚とか来ると泣きそうになる。もちろん出さないと為す術もなく負けるから、乙姫が悪いわけではないのだが。

小回りが効きづらいというのもデメリットで、押せ押せの時にはだいたい手札で眠ったまま。「とりあえず手札に来たら出しておけばいい」タイプの汎用性はない。全体除去対策のお守りとしてならとりあえず挿しておくだけでいいが(それだけでもじゅうぶん強い)、彼女を有効に使いこなそうと思ったら、使うべき時を想定し、それに向かって場をコントロールしていく必要がある意外とテクニカルなカードである。

▼使い所
劣勢か膠着状態を打ち破るのが主な仕事。「テミスの天秤」や「腐の嵐」、「灼熱の嵐」など全体除去を被弾した後に一気にリカバリーができるので、それだけで採用の価値がある。全体除去に乏しいデッキ相手の中盤を制圧できるのも心強い。「自陣が空になったら使う」わかりやすいカードなので、使い所に悩むことはあまりないだろう。 



royal02

【ツバキ】 評価2
 長所:1枚で除去と火力
 短所:腐りやすい・除去されやすい・重い

▼雑感
謎な持ち手で刀を握る鬼女さん。進化絵ではなにげにストッキングに模様が入ってるんだけど、黒ストは無地がベストだと思います。

除去と火力がセットになっており、しかも潜伏という処理されにくい性質から、お守り兼準フィニッシャーとしての役割が期待されていた。

当初は評価が高く私もデッキに投入していたカードなのだが、現状は正直そうとう微妙ではないかと思う。評価2はこのカードの持つパワーを考えると低すぎるかもしれないが、使ってみると欠点が目立つ。

まず、タイプが「兵士」なので、ロイヤルデッキの中心となる「メイドリーダー」によるサーチに引っかからない。ほしい時に来てくれる可能性がグッと減り、その点で他のレジェンドレアよりだいぶ使い勝手が落ちる。

次に、コストが重い。6コストというのは初動が遅れるうえに、他のカードとの併用が難しい。たとえば、現在主力のゴブリンマウントデーモン。5T目に登場して進化すると5/9になるのだが、先手番のこの動きを後手番のツバキでは捌き切れない。1Tの遅れが致命的になる中盤に、このロスは非常に苦しい。大型のフォロワーがならぶドラゴンは、6T目にはPPが7に到達して覚醒していたりするので、そうなるとツバキの除去では一手遅れる。

3つ目に、「パワー5以上」という破壊条件が邪魔。これはもう使っていると分かるだろうが、「裁きの悪魔」やら「クイーンヴァンパイア」やら、パワー4故に消し飛ばしたいのに処理できない相手というのがわんさかいる。ツバキがただの確定除去スペルなら……という盤面はかなり多い。 

更に、これまでの理由と重なる内容でもあるのだが、代用カードがある。ロイヤルなら5コスの確定除去「猛襲」があるし、ニュートラルには同じく5コスの「エクスキューション」がある。冥府デッキなど強力なアミュレットに頼ったデッキが増えている現在、アミュレット破壊もできる確定除去「エクスキューション」のほうが、ツバキより汎用性があるだろう。

最後に、本人が弱い。ツバキの良さは相手の大型の壁やフィニッシャーを破壊しつつ、自分がトドメを指しに行けること……だと思うのだが、6コスで4/3はいかにも貧弱。1T場にとどまる間に対策されることが意外に多く、タフネスが3なのでツバキの後に壁を置かれると厳しい。全体除去を被弾する場合もあり、アタックに行くまでのタイムラグが残念さを加速している。

評価が低すぎと言われるかもしれないが、守護もちなら評価3、コストが5なら評価4、除去が確定なら評価か疾走もちなら評価5だったかなぁと思ったので評価2とした。

▼使い所
相手に大型のフォロワーが並ぶ気配があったら、ここ一番のところで使う。攻めなら相手の壁を破壊、守りならメインアタッカーを破壊できれば大戦果だろう。目の前にパワー5以上の敵がいたら、とりあえずツバキを撃って良いと思う。 

コストを考えると1枚でアドバンテージを複数稼ぎたいので、できれば相手の進化した大型フォロワーを撃破しつつ殴りに行きたい。ただ、現実には除去はオマケ程度に考えて、温存するよりは来た時にアタッカーとして出すくらいのつもりで良い。潜伏もちで除去されにくいため、相手に何らかのダメージは与えることができる。

そうなると、やはり6コス潜伏もちの4/3フォロワー。場に居座る動きよりは、フィニッシャーとして最後の1押しを叩き込む役割を任せるのがいいだろうか。

てな具合で。次はウィッチかネクロあたりを書こうかなと思っています。

あ、そういえばロイヤルマスターの称号ゲットしました。500勝してたんですね。ちょっと嬉しい。あと150くらいに迫っていたウィッチよりこっちが早くなるとはなぁ。

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