脱退しそうっていうか、これもう本決まりに近いですよねたぶん。

 ▼「英国民投票 「EU離脱多数が確実」英BBC」 (NHK NEWS WEB)

ギリスで23日に行われたEU=ヨーロッパ連合からの離脱の賛否を問う国民投票でイギリスの公共放送BBCは、離脱の票が多数を占めることが確実になったと伝えました。これによってイギリスは今後離脱に向けた手続きを進めるものとみられます。
 
イギリスのEUからの離脱の賛否を問う国民投票は、23日投票が行われ即日開票されました。

日本時間の午後1時50分現在、96%を超える開票所で開票作業が終わり、「離脱」が1640万3186票で51.7%、「残留」が1532万8123票で48.3%と「離脱」が上回っています。

開票作業は続いていますが、イギリスの公共放送BBCは、日本時間の午後0時40分ごろ、離脱の票が多数を占めることが確実になったと伝えました。

また、これに先だってEUからの離脱を訴えてきたイギリス独立党のファラージュ党首は、支持者を前に演説し、「われわれは勝利するだろう。イギリス独立の夜明けだ。6月23日はわれわれの独立記念日になるだろう」と述べました。

今回の国民投票の投票率は72.2%と去年5月の総選挙の66.1%を大きく上回り有権者の関心の高さを示すものとなりました。

離脱派は、EUが定める「移動の自由」のもと、加盟国からの移民が急増していることで職が奪われ、社会保障費が圧迫されていると訴えてきました。また、EUが決めるルールに縛られ、イギリスの政策の自由度が狭まっているとして、「主権を取り戻そう」というスローガンをもとに離脱への支持を呼びかけてきました。
 
残留派は、当初は優位に運動を進めていましたが、最終的には、態度を決めかねていた有権者が移民問題への不満やEUへの不信感から、離脱に傾いたものとみられます。

離脱派の勝利が確実になったことで、イギリスは今後EUからの離脱に向けて手続きを進めるものとみられ、金融市場の混乱が懸念されるほか、EUの将来にも大きな影響を与えるものとみられます。
 
◆離脱派から喜びの声
イギリスのメディアが離脱の票が多数を占めることが確実になったと伝えたことを受けて、離脱を主張する人たちからは喜びの声が上がりました。
 
このうち、離脱を主張するグループがロンドン市内で開いた集会に参加した50代の会社員の男性は、「きょうが真の独立記念日だ。この日を国民の祝日にして、みんなで祝いたい」と話していました。また、離脱を訴えるイギリス独立党の30代の党員の男性は、「自国のことは自分たちで決められるようになるべきであり、きょうがその記念日になる」と話していました。
 
さらに20代の党員の女性は「ことばに言い表せないほどうれしい」と喜びを隠せない様子でした。

◆残留派からは悲鳴
離脱の票が多数を占めることが確実になったと伝えられたことを受けて、残留を訴えていた若者が集まるこの会場では、大きな悲鳴が上がり、涙を流したり、頭を抱えたりする人たちの姿が見られました。
 
20代の若者は、「なぜだ。自分たち若者は残留を望んでいるのに」と話していました。

▼「キャメロン英首相が辞意表明 EU離脱多数受け」(同)

イギリスのキャメロン首相は、日本時間の午後4時すぎに声明を発表し、EU=ヨーロッパ連合からの離脱の賛否を問う国民投票で離脱派が勝利し、みずからが支持した残留派が敗れたことを受けて「新しい指導者が必要だ」と述べ、辞意を表明しました。ただ今後3か月は首相職にとどまり、来週のEU首脳会議には出席して今回の国民投票の結果についてみずから説明すると述べました。また、キャメロン首相は、「イギリス国民の意思は尊重されるべきだ」と述べ、国民が選択したEUからの離脱を確実に遂行すべきだという考えを示しました。そしてEUからの離脱に向けた交渉は新しい首相に任せるべきだとして、ことし10月の保守党の大会までに新たな首相を決めるべきだという考えを示しました。

そしてキャメロンは撤退と。

これはとてつもなくおおきなできごとですよね。ドイツ統一とか、ソ連崩壊に並ぶかもしれない。 

とりあえず日本にとって少なからず影響がありますし、実際既に日経平均の下落として市場に反映されています。

詳しいことを書いてボロがでても困るので、非常に基本的な(私程度の知識で言っても問題なさそうな)ところだけ書くと、イギリスのEU撤退によってイギリスの先行きに対する不安や国際関係の悪化などから国際的な信用度が下がり、ポンドが安くなります。

日本は対英貿易で黒字でしたし、またイギリスを主要な取引国と見込んだ産業が少なからずあるため、円高ポンド安の影響をモロに食らって貿易業績が悪化。当然EUも混乱するでしょうからユーロも不安定になります。そうすると、ドルや円のほうは相対的に高くなり輸出不利になるため、経済が停滞するだろう、という読みですね。

それに市場の動きが拍車をかけて、既に日本経済に少なからぬダメージが飛んでいます。

主に難民問題をめぐっての決断ですが、世界経済に与える影響は甚大ですし、同様の問題で悩んでいるEU諸国が「右に倣え」で離脱していく可能性もあります。これはちょっと国際政治から目が離せなくなりました。

もちろんここからの外交政策や財政政策次第では「巻き返し」も可能だと思うものの、はたして今の日本にそこまで力を持った政治家がいるのかどうか。

うーむ。日本の参院選も控えてるのに、大変なことになったなぁ。