というわけで、昨日書き損ねた2016年3月、月末エロゲーの日の様子。いい天気、春休み、年度末戦線一区切りということもあったのか、非常に賑わっていました。

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『リプキス』、特典の「キスシリーズリミテッドアートコレクション」。箱を開けるとインクか何かの独特の香りが漂ってきて趣深かった。

アキバソフマップ1号館前は、3つのブースが設置されていました。

まず、シルキーズプラスさんの『あけいろ怪奇譚』発売記念イベント、『ちっちゃくないもんっ!』配布会。前者は購入者に描き下ろしクリアファイルの配布と参加記念イベント抽選会、後者はフリー配布と予約者限定の配布(女児のぱんつ)。

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ブースの様子の撮影はご許可を頂きました。

この後開かれた「電妄トークライブ」でうかがったところによると、シルプラさんのクリアファイルは完全にはけた(品切れ)そうです。おめでとうございます~。やはり前作『ななリン』の影響力が強かったという感じでしょうか。

また、発売記念イベントの抽選は無事当選しました。イベント目当てに買いまくりにならずに済んでよかったε-(´∀`*)ホッ。

続いて、中央は『まいてつ』ブース。他に、『見上げてごらん夜の星を』の配布会なども行われており、とんでもない大盛況。「最後尾」札が掲げられ、大きなお兄ちゃんたちが長蛇の列を形成します。

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その列、まるで電車の如し……。さすが鉄道系エロゲーというべきでしょうか。そしてこのうちのほとんどがちっちゃい女の子好きかもしれないという驚愕の事実。

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あまりの列の伸びっぷりに、途中から店舗横にも列が形成される事態に。この状態は夜まで続き、19時頃に訪れた時は完全に店舗横での4列形成に切り替わっていました。近来稀に見る大盛況ぶりで、『まいてつ』のマーケティング戦略がひじょうに優れたものだったことを実感しました。

Twitterキャンペーン、各種イベント開催など同じようなことをしているメーカーさんは少なくありませんが、やはりとりわけ力が入っていましたし、その内容も「ユーザーがこういうことをやれば喜んでくれるだろう」というものでしたからね……。「どうせこのくらいやればオタクは喜ぶんだろ」というナメた内容や、「やったほうが良いのはわかるけど予算も労力もないから一応くらいで」と形だけ・格好だけのキャンペーンとは一線を画していたように思います。

果たしてそれだけのコストに見合った売上になっているのかまではわかりかねますが、エロゲーマーのブランドイメージというのは野球のファン心理に近いものがあるので、これだけやってくれた、という「好感触」は残り続けて今後の作品にプラスになるのではないかと思います。(逆に、常にこのクラスのキャンペーンを期待されるようになるとしんどそうですが)

あ、ちなみに私は抽選ハズレました。

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お忙しい中撮影に応じてくださりありがとうございました。

そのおとなりでは、Ariesさん新作『タラレバ』、チュアブルさん新作『アナタをオトコにしてあげる!』、スミレさん『僕と恋するポンコツアクマ。すっごいえっち!』などの配布会。各種力のあるメーカーさんの期待の新作が続々、という感じです。

ところ変わって、ソフマップアミューズメント館前。こちらは2ブース。(以前は3ブース設置が当たり前だったので、やはり少し寂しいですね……)

メインスペースは、戯画さんの新作『リプキス』抽選会、みなとそふとさん『少女たちは荒野を目指す』抽選会、ライアーさん『時計台のジャンヌ』購入者イベント、先月発売だったHARUKAZEさん『ノラと皇女と野良猫ハート』抽選会、『乙女理論とその後の周辺』予約者配布会などが行われている激戦区。撮影OKとのことだったのですが、夕方まで人が引かず、とても無理(ご迷惑がかかる)雰囲気だったので断念。

なお『リプキス』の抽選はハズレ。ミニライブは、ちょっと都合がつかなかったので断念。『ノラとと』の抽選は当選しました。『ジャンヌ』は絶対面白いと思ってるので期待しています。

少し離れたところに、Tinkle Positionさん新作『お兄ちゃん、キッスの準備はまだですか?』(おにキス)と、サーカスさん新作『D.S.』の予約者配布イベント会場。前者は「妹ナンバーカード」等の配布。後者はクリアファイルとバカでかいポスター(ビームサーベル)。これ前も貰ったけど、正直凄い邪魔で、人混みの中の持ち運び苦労するんですよね(笑)。なんとかならんか……。

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撮影ご快諾をありがとうございました。

『D.S.』のほうはマスターアップされたということで、おめでとうございます! 両メーカーさんとも、その後の『電妄トークライブ』にご出演されていたのでセットだったのかな?

『D.S.』のほうは、購入した場合Android版が無料でダウンロードでき、PC本体とセーブデータのやりとりができるシステムが実装されているとのこと。要するに、えっちぃシーン直前までスマホでゲームを進めてその後データをPCに飛ばし、おうちに帰ってからシコシコ……というのが可能なわけですね。

しかし、そのイベントでもお話がありましたが、こういう夏っぽいゲーム(『D.S.』は南の島というだけで季節は夏ではないのですが)の場合、販促キャンペーンが冬頃から行われ、そうなると当然レイヤーさんは半袖の服を着て寒空に立つ……ということになるんですね。ほんとプロは大変です。お疲れ様です……。

今月は、久々にエロゲーの日が活気があってよかったですね。ここ何年かは2月頃にAugustさんの新作が来ていたため、大盛況……ということも多かったのですが、去年10月頃からちょっとずつ活気がなくなっているように(私の気のせいかもしれませんが)感じていたので。早朝の並び組も、いまでは9時半頃についても全然余裕で前の方に並べる状態ですし。

朝早く来る、人混みでごちゃごちゃしているのが必ずしも良いことだとはいえないのですが、やはりゲーム発売日が盛り上がり、人が大勢来るとメーカーさんやショップさんの気合も変わってくるでしょう。このまま良い咆哮に行けばいいなぁと思います。


んで、先ほどから繰り返しているように、TinklePositionさん、サーカスさん、シルキーズプラスさんはこの後19時30分から開催された「電妄」にもご参加されていて、いろいろと興味深いお話を伺えました。特に発売日だった『あけいろ』については、非常に期待が高まる内容で。機会があれば簡単にまとめようかなと思います。もうほとんど内容忘れちゃったけど(ダメ)。

今月は、エロゲーじゃないけど「Dies」、「あけるり」、「まいてつ」、「ダンレガ」、「スクファン」、「時計台のジャンヌ」、「リプキス」の7本。「名門女子校旅行」、「天極姫2」、「深層パラレルパラドックス」、「時を紡ぐ約束」は予約していなかったので当日は回避。「パラレル」と「時を紡ぐ約束」は買うかもしれません。

そんなところで。では、皆さま良いエロゲーライフを。