Twitterなどをはじめ、一部でおおいに話題になったこのニュース。

 ▼「ロキソニンの「重大な副作用」に腸閉塞などを追加 厚労省が指示」(ハフィントンポストジャパン) 

独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)は3月22日、解熱鎮痛薬「ロキソプロフェンナトリウム水和物」の使用上の注意について、厚生労働省が「重大な副作用」の項目に「小腸・大腸の狭窄・閉塞」を追記するよう、改訂指示を出したと発表した。医療用医薬品「ロキソニン錠60mg」「ロキソニン細粒10%」などが対象となる。

PMDAによると、過去3年における副作用の症例のうち、小腸・大腸の狭窄・閉塞関連の症例は6例。このうち、因果関係が否定できないものが5例あり、「専門委員の意見も踏まえた調査の結果、改訂することが適切と判断した」という。

これに伴い、厚生労働省は一般用医薬品「ロキソニンS」などにも、同様の副作用の例を追記するよう指示。発売元の第一三共は「使用上の注意」の一部を改訂すると発表した。

鎮痛剤として有名な「ロキソニン」のことだけに、相当「えっ、大丈夫か?」と思った人も多かった模様。私も使っていますしね。

一応安全のことについては個人的に調べたのですが、私は医療の専門家ではなく、また本件に関しては生半可な知識で書くと「風評被害」が発生することをおそれるので、大丈夫ともダメとも書くのを控えます。

ただ、一点注意を促しておきたいこととして、ネット上では特に根拠の無い(あるいは根拠があるように振舞っているけれど、少し調べれば完全な誤解であるとわかるような)「噂」が飛び交っています。やれ1日1錠なら大丈夫だとか、胃薬と一緒に飲んだら大丈夫だとか、胃が痛くなるのは閉塞になっているからだとか……。

ネット上で偉そうな肩書を名乗る人のそれらしい発言にまどわされず、自分できちんと調べるか、ハイペースで常用している人はかかりつけのお医者様や薬品会社に問い合わせることをおすすめします。

また、ロキソニンばかりがクローズアップされますが、同時に幾つかの薬品にも新たな副作用が見つかった模様。

 ▼「統合失調症の治療薬のリスペリドン(注射剤)にアナフィラキシーの副作用」 (メディ・ウォッチ)

 今般、新たに重大な副作用などが判明したのは8つの医薬品で、厚労省は製薬メーカーに対しては「使用上の注意」に速やか((8)についてはできるだけ早期)に追記を行うよう指示しています。8医薬品と、新たな「重大な副作用」は次の通りです。

(1)催眠鎮静剤、抗不安剤の「フルニトラゼパム(注射剤)」(販売名:ロヒプノール静注用2mg、サイレース静注2mg)

(2)解熱鎮痛消炎剤の「ロキソプロフェンナトリウム水和物(経口剤)」(販売名:ロキソプロフェンナトリウム錠60mg「CH」ほか)

(3)統合失調症の治療に用いる「パリペリドンパルミチン酸エステル」(販売名:ゼプリオン水懸筋注25mgシリンジほか)

(4)統合失調症の治療に用いる「リスペリドン(注射剤)」(販売名:リスパダール コンスタ筋注用25mgほか)

(5)中心窩下脈絡膜新生血管を伴う加齢黄斑変性症の治療に用いる「ベルテポルフィン」(販売名:ビスダイン静注用15mg)

(6)高血圧症(本態性、腎性等)、悪性高血圧、心性浮腫(うっ血性心不全)、腎性浮腫、肝性浮腫、月経前緊張症、末梢血管障害による浮腫、尿路結石排出促進などの治療に用いる「フロセミド」(販売名:ラシックス錠10mgほか)

(7)過活動膀胱における尿意切迫感、頻尿および切迫性尿失禁の治療に用いる「ミラベグロン」(販売名:ベタニス錠25mgほか)

(8)一般用医薬品「ロキソプロフェンナトリウム水和物含有製剤(経口剤)(販売名:ロキソニンSほか)

まあこういう副作用が見つかるというのは、基本的には「良いこと」だと思うので、今後の改善につながってほしいところですね。