今日、仕事を終えて家への帰路についているとき、隣を小学生くらいの男の子が走ってきました。背中には「N」の文字の書いてある青いリュック。おそらく、日能研の塾帰りでしょうか。

ああ、自分にも中学受験でいやいや塾に行かされていた時期があったなぁ、などと感慨深く眺めていると、その子は大きく息を吸い込んで、前方に向かって叫んだのです。

スカトローーー!!!!

と。

閑静な住宅街に響き渡る、小学生の卑猥な絶叫。これは大変なことです。下手をすれば私は、「小学生にスカトロと叫ばせた男」として事案行きになるのではないか……。そんな恐怖とともに少年をガン見すると、その少年の視線の先から、「なにー!?」という声が返ってきました。

おお、スカトロが喋った……! とかそういう話ではありませんね。名探偵OYOYOの推理によると、前方を自転車で走っていた少年。彼のアダ名が「スカトロ」なのでしょう。

チャリにまたがって颯爽と戻ってきたスカトロ少年は、特にいじめられている様子もなく、自分の名前の意味を知っているのかどうなのか定かではありませんが、にこやかに呼び止めた男の子と談笑していました。

それにしても、スカトロですか。どうしてそういう名前になったのか。うんこ漏らしたとかおしっこチビったとか、そういう不名誉なできごとを経てついた名前ならもうちょっと嫌がる素振りがあってもよさそうですし、そういうわけではないのかなぁ。本名が須賀太郎とか須加斗朗とかそういう名前で変化した……というのがありそうなラインですかね。

まあ本人は家で、自分のアダ名が「スカトロ」だとは言わないだろうから良いとして、お友達の方はお家に帰ってご飯を食べている時、友達をアダ名で呼ぶくらいはしそう。ご両親はびっくりしないんでしょうか。

少年:「今日スカトロがさぁ」
父:ブーッ!(噴飯)
母:ブーッ!(噴飯)
妹:オギャー!(脱糞)

みたいな感じで。

もしスカトロ少年が、スカトロとは何であるかを知らないのだとすれば、何年かして心に深い傷を負う前に、是非なんとかしてあげて欲しいと心から祈る所存です。