私、かれこれ5~6年は仕事に行くときネクタイなんですけど、これがめんどくさいんですよ。

奥さんとかいればお任せできるんでしょうけど、私のような、おしゃれの心得が無い独り身の人間にとっては苦痛。じっくり選んだりコーディネートを楽しむほどファッションに興味ないし、さりとてパッとハイセンスなものを選ぶほどの実力も無い。労力をかけないと恥ずかしい格好をしかねないとはいえ、朝の時間ないときとかに、ネクタイとシャツの組み合わせとか、選んでる暇無いわけです。でも、あんまり変な格好をしていくとナメられる。難しいところです。いっそ、会社も制服登校にしてほしいですわ。

まあ愚痴愚痴していても仕方ないのであれこれ話を聞いたり雑誌をパラパラ見たり、ネットで検索した結果、最低限これだけ気をつけていれば、ギリギリなんとかなるだろう、というラインにあたりをつけました。大々的に公表するものでもありませんけど、ときどき「お、ネクタイ良いですね」とか(本気で思ってるかは別として、話の潤滑油として)言われる程度にはごまかせるようになりました。

というわけで、いちいち考えたり鏡見たりしながらネクタイ選ぶの面倒だなーというときに、私が気をつけていることをちょこっとだけご紹介。繰り返しになりますが、オシャレをアピールするためではなく、「こいつ何考えてこんな格好してるんだ」と思われないための、最低ライン底上げです。

1.色編
色が一番目立つというか、ぱっと目に入る印象をつくるので、これが一番大事といえば大事じゃないかと考えています。

(1) スーツ → ネクタイ → シャツ の順番にグラデーションができるような濃さにする。
(2) シャツとネクタイで色合いを揃える。白シャツはオールマイティー。
例:赤系のシャツ → 赤系のネクタイ。 青系のシャツ → 青系のネクタイ。 白系のシャツ → だいたいなんでもOK。
(3)  シャツとネクタイをあわせて、カラフルにし過ぎない。MAXで3~4色くらい。ただ、単色は地味すぎ。

2.柄編
あんまり気にしてもしょうがないんですけど、フォーマルかカジュアルかくらいは区別したいと思っていました。

(1)  無地は万能。柄シャツともあうし、プレーンなものとの組み合わせもミスが少なくて便利。
(2)  ドット・水玉系は割と落ち着いた感じがでるのでフォーマルな場向け。色もあわせやすい。
(3)  ストライプは思ったより目立つ。相手に印象を与えたい時など。
(4) 小紋柄はバリエーション多すぎてスルー。たぶん上級者向け。1本だけ、比較的地味なのを仕事用に使ってます。
(5) チェック柄はカジュアル向けらしいです、オサレな人用っぽい感じがするのでつけていません。 

3.形状
ほとんど気にしてないところです。長い・短い・細い・太いあたりですね。時々、「ネクタイ短すぎですよ」とか言われることがあるので、気にする人は気にするところでしょう。 

(1)  ネクタイの太さは、スーツとの組み合わせで決めるものらしく、スーツのラペルの幅(下写真)にあわせた太さを選ぶのがいいそうです。
rapel

4.結び方
幾つか覚えましたけど、一番気にしてません。 ウィンザーノットとかスッキリして格好いので好きですが、ややこしいし時間がない時にはできないので、フツーにプレーンノットで良いと思います。唯一気をつけているコツとしては、結んだあと形を整えるのではなくて、結ぶ前にある程度整形してから結んでます。

最近はYoutubeとかで結び方を閲覧できるから楽ですね。


ってな感じでした。あとは、夜寝る前にシャツとタイを揃えてハンガーにかけておけばおしまいです。

仕方なしに自分でいろいろ考えてやりくりしていますけど、最近この「無難」なのを見繕うレベルでも面倒になってきました。正直、スマホで、エロゲーのヒロインがおすすめの服装コーディネートしてくれるアプリとかでたら買っちゃうそうです。っていうか、どっか出してくれませんかね。シャツを自撮りしたら、オススメのネクタイ一覧を画像で表示してくれるとか。