私はよく「むしろ」ということばを使うのですが、そういえば「筵」と「蓙」はなにが違うんだろうと気になってググってみました。

 ▼「「むしろ」 と 「ござ」 何が、どう違うのか・・・?。」 (雑学クイズ)

>>> イグサの茎だけで編んだござ(茣蓙)は、麻や綿製の縁がついた畳表とほぼ同じです。語源は御座(貴人の席)で御座に敷くもので、夏場は布団の上などに敷いて涼をとるにも最適です。
 
一方むしろ(筵)は藁などで編んだ簡素な敷物です。古くから作られ、百姓一揆の際には筵を旗にしたほど農民の生活に身近なもの。

なるほど。用途は似たような感じでも、そもそも素材が違うんですね。 高級品と普及品みたいな感じなのか……?

と思ってはみたものの、若干釈然としないところがあったのでWikipediaさんにも訊いてみました。


むしろ
筵(むしろ)とは、藁(わら)やイグサなどの草で編んだ簡素な敷物。菰(こも)とも呼ばれる。
代表的な製品にござ(茣蓙)がある。 

ござ
 
ござ(茣蓙、蓙)は、草茎を織ることによって作られた敷物。一般にはイグサで織ったものを指す。構造は畳表とほぼ同じ。

今日では材料のイグサは狭義のイグサであるイグサ科のイが多く栽培され、主に用いられるが、かつては大型のカヤツリグサ科の野生植物であるシチトウイやカンエンガヤツリ、フトイなどもよく用いられた。
 
筵(むしろ)の一種であるが、こちらは藁を材料とするものを指すことが多い(ただしイグサ製品のものもある)。 

だいたいの説明は一緒でしたが、「筵」のところに重要なひとことが。包含関係なんじゃねーか(怒)。

どうやら筵の中でもとくに、イグサの茎でつくられたものを「蓙」と呼ぶようです。

まあ、いまどき蓙も筵もほとんど使わないだろうから、それがどうしたって話なんですけどね。