今日喫茶店に入ると、何か若いお兄ちゃんが上司と思しきおっさんに怒られていました。

漏れ聞こえてきたところによれば、客前でスーツの前を開けたままにして立っていた、と。私はあんまり服装とかにこだわるタイプではないのですが、ああ、それは怒る人がいるかもしれない(特に年配の方)なぁと思いました。

社会人になるまでいまいちよく分かっていなかったし割と見落とされがちだけど、きちんとしておいたほうが良いかなと思う、個人的なスーツの「やっちゃいけない」3箇条というのがあります。 

1.前を開けて人前に立つ
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これは非常に嫌う人が多い印象です。基本的にスーツの前のボタンを外して良いのは着席時のみで、立ち上がる時には留めるのがマナーだとか。フォーマルな場では、前を開けて人前に立つのは論外、と言われました。逆に、座る時は皺になるので外すのがふつうらしいですね。私はめんどくさいんでつけっぱにしてたりしますけど、それについては特に何も言われたことがありません。

2.ボタンを全部留める
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これは失礼というより恥ずかしい、という感じでしょうか。 スーツのアンボタンマナーというのがあり、何かよく知りませんけど一番下のボタンは「飾りボタン」として扱うため、留めないのがマナーなんだとか。

シングル(2つボタン)なら一番上だけを。写真のように3つボタンのものは、一番上のボタンが折り返しに隠れているタイプは真ん中のみ、ふつうに留められるようになっているものについては、一番上と真ん中の2つを留めるのが基本。

とにかく、一番下のボタンは留めない、ということを意識しておけばとりあえず良いのではないでしょうか。


3.ポケットの蓋(フラップ)を外に出すか中に入れるかは統一する。
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意識している人が少ないな、と思うのがこれ。昔、「スーツの横ポケットにはものを入れないのが基本」なので、できれば外に出しっぱなしのほうが良い、みたいなことを聞いたのですけれど、その後いろんな人の話を聞いたり本を読んだりした限り、外にだすか中に入れるかは統一されていればどっちゃでも良い、というのが標準的なマナーのようです。まあ、屋内用のフォーマルスーツなんかだと、そもそもフラップがついてないのもあるくらいですしね……。


という3つが、個人的に「気をつけておくと良いかな」というライン。正直シルエットだのクッションだの何だのという細かいところに気をつけるのは「おしゃれ」の領域になってきて、マナーではない気がします。

スーツの着方は気をつけるとだいぶ見られ方が変わるし、ほんとにちょっとしたこと(だと個人的には思う)なので、改まった場ではなるべく意識するようにしています。服装に厳しい業界だったり、うるさい上司の下につくとこんなもんじゃすまないんでしょうけどね……。