だいぶ前の話になりますが、上役の人に「君は敬語の使い方がなってないね、そこは「いただく」じゃなくて「くださる」だよ」みたいなことを言われたことがあって、それ以来ずっと気になってるんですけれども、 結局よくわからず、いっつもこの辺使い方迷うんですが……。使い分けの基準ってあるんでしょうか。

ネット情報だと、次のような説が有力のようです。

 ▼ことばのレシピ

「こちらからお願いして待ってもらう」のですから「お待ちいただく」という表現の方がふさわしいということになります。相手から「待たせてもらいます。」と意思表示された場合には「お待ちくださる」と表現するのがよいでしょう。「くださる」は相手の気持ちを受けるので「えっ、お待ちくださるのですか!?」「私みたいな者を好きだといってくださるのですね・・」という感情的な表現ができるということです。逆に「~くださる」がなじまない場合があります。たとえば、こちらから無理にお願いして何かをしてもらう場合です。「手伝っていただけることになりました」とは言えますが、「手伝ってくださることになりました」とは言えません。

 ▼ Web日本語

自分が「いただく(もらう)」というのは、相手が「くださる(くれる)」と同義なわけですから、どちらでも正しいことになり、敬意の度合いとしてもほとんど違いがないと言っていいでしょう。しかし、もし区別するとしたら、「いただく」は、どちらかと言えば自分が相手に頼んだ場合に使われ、「くださる」は、自分が相手に頼んだことでなくとも、相手の意思で何かをしてくれるような場合に使われることが多いのではないかと感じます。

厳密な使い分けがあるわけではなさそうですが、雑駁に言えば「相手が主体的にしてくれる」ことに関しては「くださる」、「こちらが依頼する」ことに関しては「いただく」が良い、というのが定説なのでしょうか。

実際にはただの印象論という感じもありますが、ある意味で敬語はその「印象」と共通理解が命というところもあるので、一応気をつけて使い分けしたほうがいいのかなぁと思ったり思わなかったり。

う~ん。日本語って難しい。