簡単な感想です。22日夜、23日昼、23日夜とあり、私が行ったのは初日の昼。

まず、場所についてですが、東京オペラシティ。新宿の。オサレなところというより、ハイソなところでした。落ち着いていて排他的な感じはなく、そういう意味では、渋谷とかに比べるとまだアウェー感は少なかったです。ただ、やっぱり自分が行くには場違いな感じはちょっとありましたが。ホールスタッフのかたとか当たり前のように正装なので、念のため襟付きのポロシャツで行っておいて良かったなという。まあTシャツとかでも全然気にしなくて良いところだとは思うんですけどね。堅苦しい会合とかじゃないし。

最初は物販に立ち寄ります。既にそこそこ売り切れが発生していましたが、ショッパー(紙袋)を除いてすべて事後通販するとのことだったので、どうしても欲しい、という方も入手は問題なくできると思われます。しかし毎回思うのですが、余っても大丈夫なくらい作れるのと、大半のグッズは後で通販するとわかってるのにガンガン完売が出る辺り、ほんと凄いですね、オーガストさん。

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なお、この写真にもありますが、楽譜集は誤植が発見されたため途中で販売停止に(コンサート前に私は買ったのですが、コンサート後の物販では停止になっていました)。現地でうかがったところ、購入者には後日、郵送等で無料交換対応を予定しているとのことでしたが、正式な決定はHPで告知するということでした。

オーガストの公式Twitterでも「後日掲載」となっているので、連絡待ちで良いと思います。



しかし、誤植あり版はちょっと貴重な感もあるので、交換せずに手元に置いておきたいような(笑)。

物販で3000円ぶんほど購入して(ハンカチとか)、会場内へ。入場時、インスタントオペラグラスをもらえました。トラベリング・オーガスト特別仕様。さすがです。

席はSS席。2階の真正面、前のほうでした。スゲー満足の行く席でした。オーケストラの演奏と同時に、場内のスクリーンに作品の関連映像が映し出されるのですが、それがかなり上の方にあるため、1階からだと見えづらかったんじゃないかなぁ。パイプオルガンの演奏は2階だったんだけど、1階最前列からは物理的に見えない場所だったように見受けられました。

じゃあ上のほうがいいかって言うと、3階席になると今度はステージから遠くなりすぎるんですよね。2階は、オペラグラスを使えば演者さんの表情もちゃんと見えたし、ステージ演出の全貌を一望できる絶妙のポジションだったと思います。

もちろんどの席もその席なりの魅力(たとえば1階最前列の席は臨場感が凄いでしょうし)はあるから、「善し悪し」の問題ではないのですが、私の好みにフィットする席だったということで。

operacity

18時開演のところ17時前にはついていたので、待っている間の暇を持て余し、会場のスタッフのかたとお話をしていました(我ながらいみわからん)。

音響に関して聞くと、このホールは「コンサートホールも1つの楽器」という(有名らしいけど私はよく知りません)コンセプトにもとづき、とにかくどこで聞いても音が大差ないように工夫して作られているのだとか。なので、よくどの席が一番音がいいかというのは聞かれるけど、スタッフとしては「演者さんのど真ん前で音が直接聞こえるところを除けば、どこでも音質は大差ない」というのが答えになる、というお話。

なので、座席の違いは主に視覚効果の違いであり、一般には下の前の席ほど臨場感があって好まれる。とはいえその辺は好み次第だろう、ということでした。

まあそりゃそう言うわな、という感じではあったので答え自体は既定路線でしたが、驚いたのは回答内容のクオリティ。座席案内に立っておられたところお仕事が一段落していたようだったので、いきなりおしかけていきなり質問したのに、パッとメモを取り出し、構造から材質からのもの凄い詳しい説明をしてくださった。半端ないです。お仕事中にもかかわらず丁寧にご対応くださり、ありがとうございました。

そんなこんなで時間になって、いよいよ開演。

プログラムは、第一部が『夜明け前より瑠璃色な』、『FORTUNE ARTERIAL』、『大図書館の羊飼い』。第二部が『穢翼のユースティア』、『千の刃濤、桃花染の皇姫』。面倒なのでプログラムの写真を載せちゃいます。

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歌い手さんとかナビゲーターの声優さんたちは、なんか「オペラ」な雰囲気の格好で出演しておられて新鮮でした。種﨑敦美さんは相変わらずフリートークに激弱な感じで、あっぷあっぷしていまにも溺れそうでしたが、その辺りでいい感じで笑いがとれてました。2日目はもうちょっとこなれた感じになってるのかな……。聞きに行きたかった。

音の感想としては、BGMを聞いてるだけで、ゲームのこと思い出せるのがやっぱり良いですね。作品補正を除けば、『大図書館』の演奏が、疾走感とかあって一番良かったと思います。オーケストラ的には『ユースティア』の演奏が腕の見せどころっぽかったし、演奏時間もほかと比べてかなり長かったんですが、やや落ち着きすぎた感じも。ゲーム補正入ると、『ユースティア』が一番楽しめたんですけどね!

パイプオルガンのソロの中、光の羽根が舞っている演出は凄く良かった。しびれました。

Active Planetsさんが音楽を手がけたのが『けよりな』からということで、どうしてもそれ以降の作品に演奏が集中していましたが、「トラベリング・オーガスト」である以上やはりそれ以前の楽曲ももっと聞きたかったなぁというのは、少しだけあります。

とはいえ、つまんなかったとかそういうのではなく、高い満足度の中で若干リクエストを出したいところがある、というくらいかな。個人的にはですが、ライブよりこっちのほうが(座って落ち着いて聴ける分)体力の尽きてきたおっさんである私には向いてるなというところです。オーケストラの善し悪しとかは全然わからないんで、持ち腐れっぽいですけど。

あ、1日目はお約束の「アンコール」拍手が無かったのも好印象。いや、アンコールがなかったことを良いというのも変な話ではありますが、会場アナウンス的にも「するなよ」感がありましたし、プログラムの通りの予定をきっちりやりきっておしまい、という潔さが、かえって心地よい余韻を与えてくれました。

ともあれこれで前回のコンサート落選のリベンジを果たすことができました。よかったよかった。

次回もあれば、是非参加したいです。