1日遅れになりましたが、軽く感想など。ちなみに初日の感想はこれ( 「アイマス10周年ライブ初日に行ってきた話。」)

2日目は初日よりちょっと早くスタート。デレマスとミリマスが参加するこの日が、個人的には凄く楽しみでした。

なお、今回はアリーナ席ではなくて1塁側のスタンド席。昨日と鞄をかえたせいで、サイリウム忘れるわ傘忘れるわタオル忘れるわ、色々失敗(´・ω・`)。かなりテンション下がった状態で会場入りします。

座席は相変わらず通路側の端で動きやすい場所でした。左手の人に「よろしくお願いします」と挨拶して着席すると、丁寧なご挨拶とともにお名刺を頂戴してしまいました。これが噂のP名刺ってやつか……! こちとらにわかPなのでそんなもの持っておらず、恐縮して謝ると、「こんなのは自己満足なので気にせず」と爽やかなお返事。

その後、座って開始を待つ間に「ライブ初なので(正確には昨日来てるけど、そこはサバを読んで)ご迷惑おかけするかもしれませんが……」みたいなお断りをいれると、いろんなお話を聞かせてくださいました。

サイリウムの振り方やらコールのコツみたいなことから、Pの心構え的なことなんかです。といっても、お説教臭い話ではなくて、「こういうふうにすれば楽しめますよ」みたいな感じなので全然おしつけがましくない。

たとえば、「アイマスのライブはどの席からでも楽しめる」というのは「なるほど」と思いました。曰く、近くで見ると臨場感があるけど全体が見られない。遠くの席からは、全体の様子が見られる。たとえばセンターの舞台のライトが星形になってる(昨日見てたけど気付かなかった!)のは、アリーナ席の下から見ないと基本的にはわからないけど、上から見下ろした時に舞台がどうなっているかとか、演者さんがどういう対称的な動きをしているか、みたいなのは上からでなければ見えない。また、ライブビューイングでないとわからない景色というのもあって、「どの位置が勝ち組」みたいなのは無いんだ、と。

初日に、凄い近い席だーなんて喜んでた自分が恥ずかしくなり(*・ω・*)。

サイリウムも、「忘れたのは仕方ないし、忘れても楽しめますよ」と言ったうえで、「でもサイリは、あるとステージの演者さんが喜んでくれるので、感謝の気持ちを伝えるために持ってきたほうがいい」とのお話。自分のためだけでなくステージの方のことも考えて盛り上げる、というのは常々私も思っていたことだったので素直に頷けました。

そしたら、後ろの人が「サイリ余ってて持て余してるんでどうぞどうぞ」と、1本差し出してくださったので、ありがたくお言葉に甘えることに。ホントありがとうございました。

周囲の人、特にお隣の方(大分から来ておられた)にはホント親切にしていただいて。お礼を言うと、自分も昔、初ライブの時に隣の人に教わったので、それを繰り返してるだけ。こういう助け合いがずっと続いていけばいいと思ってる、みたいな、絵に描いたように優等生なお返事がかえってきて「おお……」となりました。

ツイッターでも書いたけど、こういうところにアイマスの底力というか、10年続いてきたコンテンツの重みみたいなものを感じます。10年間も第一線を走っているということは、新しい人が入り続けているということであり、古い層と新しい層がうまく共存しているのがやっぱ凄いところですよね。そういうのを可能にしているのは、プロデューサーさん(ファン)たちの「みんな仲間」という意識なのかなぁと。

まあ中には物販に徹夜で来たり、みたいな方もおられるようですが、その辺は運営が厳しく取り締まっておとなしくさせているのも凄いですね。正直、運営がきっちりとした方針をしめし、断固とした態度をとっていることによってファン同士の仲間割れみたいなことが防げている部分って大いにあるんじゃないかと思います。

初日はなんか微妙なハプニングもあって「アイマスPは民度高い」とか「初心者にもやさしい」というのをいまいち実感できませんでしたが、この日はそれを痛感。その他お話させてもらった周囲の人も、「周りの人と一緒に楽しむ」というのを凄く大事にしている感じがありました。近い場所の人同士であれこれ会話もあったし。

あと、腰が低いんですよね。やっぱり「プロデューサーさん」だからなんでしょうか(笑)。みなさん随分ベテランなのに「自分なんてまだまだ」とか、「ホントに凄いのは声優さん」という謙虚なスタンス。礼儀正しく行儀よく、でも盛り上げるところは全力で盛り上げる(ヲタ芸のような禁止行為は全く見かけない)という、凄まじく雰囲気のいいエリアになってました。これだけ人がいてまるでストレス感じなかったのでホント驚きです。まぁ私の隣の方がたまたま凄いできた人だっただけという可能性もありますけど。あと、私が他の方にストレス与えてた可能性もあるので、それは凄く心配……。

ライブの内容のこと何も書いてないな! でも、興奮してたんで正直あんまり覚えてないんですよね(ダメじゃん)。

当たり前ですが、前日とセットリストがだいぶ違っていて楽しめました。特に、新田さんとみくにゃんの中の人ははじめて生で声を聴くことができたので割と満足。洲崎綾さん、「今日はいっぱい汗かいて、いっぱい声出して、イきましょうね~」みたいな挨拶をなさっていて、「さすが新田さんやで」と納得。アニメだといまいち出ていませんが、新田さんにはやっぱ、ナチュラルにエロいこと言ってるのに気づかない清楚系天然痴女という絶妙のバランス感覚を大事にしていただきたいです。

モバマス系の歌だと、「Orange Sapphire」 がめちゃくちゃ盛り上がるんですね。ライブ向けの曲なのかな~とは思っていましたが、CDと全然違う。ノリやすいし、オーディエンス側がいろんな種類のアクションをとれる(手拍子、コールなど)ので一体感が半端ない。事前に「これは凄い盛り上がるんで覚えておくといい」ってOT氏に教わっておいてよかったです。全力で楽しんじゃお~。

「ミツボシ☆☆★ 」もめっちゃ盛り上がっていて、よかった、ちゃんみおは許されたんやなと感慨深く。そういえばアニメ2期まだ見てなかったです。見なきゃ。

それと、やっぱ「あんずのうた」ですね。「けんりを~!」って一度やりたかったので。満足。

モバマスの曲は、コールも確立されているのかかなりオーディエンスが統一感とれていてすごいなーという感じだったんですが、ミリマスのほうは(素人目には)案外おとなしい感じがしました。

盛り上がってないとか歌が悪いとか、そういうのでは決してありませんが、「Blue Symphony」とか「星屑のシンフォニア」みたいな、ミリマスやってない私でも知ってるような超メジャーでめちゃめちゃかっこいい曲でもコール入らない/入っても汎用のがちょっと入って、あとは統一されずにちらほら各地で声があがるだけ、みたいなことが結構あったので。何でなんでしょうね。客層がちょっと違うのか、ユーザー母集団の違いなのか。お隣の方に聞けばよかったけど、なんか聞きづらいし! やっぱアニメ化してるかどうかなのかな~。

ともあれミリマスでは、「Frozen Word」と「Blue Symphony」が私の中では飛び抜けてよかったです。聞けて幸せでした。

気温は初日よりはさすがに暑かったですが、開演直前に雨が振ってきたりしてくれたおかげで、ぶっ倒れそうな熱気ではなかったです。また、雨は途中から上がってライブの途中には綺麗な夕焼けが雲間からのぞき。「外が見えるドーム」だからこそ、という幻想的な景色も広がっていて軽く感動しました。

全体を通して私は初日のほうが印象的だったんですけど、2日目も凄くよかったですね。というか初日は良すぎました。モバマス勢で、ほとんどモバマスだけ目指して行って、初日は練習のつもりだった私が圧倒されたんですから相当です。

とにかく2日間、ほんとに凄いライブでした。そもそもライブにあんまり行かないから他に比較対象がないので、これが「最高」かどうかはわかりませんけど、思い出に残るイベントになったことは間違いありません。この規模で行われることがあるかどうかわからないのでまた行けるかどうかは未知数として、機会があればまた参加してみたいな、と思える気持ちのよい時間を過ごすことができました。出演者のみなさん、全国のプロデューサーのみなさん、運営のみなさん、ほんとうにお疲れ様&ありがとうございました。

まーしかし、2日間、あわせて10時間近いライブでホント体力つかいました。ヘトヘトです。文章も普段以上にヨレヨレだし。なんか日常に戻れるか不安だなぁ(笑)。

あと、いま見たらブログのほうに色々コメントもいただいていて、完全に放置してしまっていてホントすみません。近日中にかならずお返事書きます!