今日はグラブルネタから始まって、違うところに着地します。
まずはコイツを御覧ください(ご存知の方は恐縮ですがスルーして読み進めて下さい)。
グランブルーファンタジーに出てくる召喚獣です。
よろしいですか?
ちゃんと見ましたか?
では、問題です。画像に戻らずお答え下さい。
さっきの召喚獣の名前、何だったでしょう?
…………
…………
…………
…………
正解は、「アロザロウス」です。
「アロザウルス」ではありません。「アロザロウス」です。
というわけで、どーだったでしょう? 正解できたでしょうか。
私実は、見た瞬間からついさっきまで、ずっと「アロザウルス」だと思ってまして(笑)。気づいた時には、我が目を疑いました。
ブログを読んでくださっているかたには何を今更と言われそうですが、私は結構誤字脱字をします。まあブログはあんまり推敲とかしないから当然かもしれないのですが、わりときちんとした文章で、何度も読みなおしたはずなのに、それでもなお「見落とす」ことがある。
不注意だ、と言われればそれまで。ただ、若干言い訳じみたことを言わせてもらうと、私達の脳はある程度「予測」をしながら文章を読んでいるため、実はその「不注意さ」から逃れるのは結構難しいことのようです。自分で書いたものを見直す、というのはハードルが高いのには一応理由がある。(まあ、みんな難しい中でやってるわけですから自分だけがダメな理由にはなりませんけど)
さきほどの召喚獣でいえば、どう見ても恐竜っぽいその外見から「ザウルス」だろう、と勝手に判断して読んでしまったんですね。
昔(6、7年前)ネットではやったコピペに、次のよなうものがありました。ご記憶のかたも多いかと思われます。
実際「ちゃんと読める」。中には違和感バリバリで読めない、という方もおられるでしょうが、このコピペが流行った当時、多くの人は「読める」と言っていました。
もともとは、英語で次のような文章があったようです(参照こちら)。2003年ごろの話。
これも読める。わりとスラスラ読めちゃいます。ケンブリッジ云々は権威付けのためのネタかと思っていたのですが、「 I work at Cognition and Brain Sciences Unit, in Cambridge, UK, a Medical Research Council unit that includes a large group investigating how the brain processes language. 」と言っているので、ほんとにケンブリッジでこういうことやってたのかな。
不思議なもんですねぇ。
こうやってみると、文章を予測しながら読む、というのは一種の能力という感じもします。文字を「そのまま」読めるというのは、たしかに注意力が高い、という側面もあるのでしょうが、裏を返せば予測能力が低い、ということなのかもしれない。
とはいえその辺も程度問題でしょうか。悪い方向にはたらくと、たとえばTwitterとかでよく見かけるのは、「言ってもいない単語を言ったことにして因縁つける」ようなパターン。これももしかすると、文脈からの予測で当の本人には「そう」見えてしまっているのかもしれませんね。
まあそんなわけですから、自分で書いた文章を推敲するというのは、他人の文章を読む以上に「予測変換」がはたらいてしまいがちで、そのぶん単純な誤りにも気づきにくい、ということはありそうな話です。自分で自分を見る、というのは難しいもんですね。
ちなみに今回の記事、一箇所だけ日本語の語順入れ替えてたところがあったんですが、お気づきになりましたか(笑)?
こたえは、「次のよなうものがありました」 のところです。(他にあったら恥ずかしい)
まずはコイツを御覧ください(ご存知の方は恐縮ですがスルーして読み進めて下さい)。
グランブルーファンタジーに出てくる召喚獣です。
よろしいですか?
ちゃんと見ましたか?
では、問題です。画像に戻らずお答え下さい。
さっきの召喚獣の名前、何だったでしょう?
…………
…………
…………
…………
正解は、「アロザロウス」です。
「アロザウルス」ではありません。「アロザロウス」です。
というわけで、どーだったでしょう? 正解できたでしょうか。
私実は、見た瞬間からついさっきまで、ずっと「アロザウルス」だと思ってまして(笑)。気づいた時には、我が目を疑いました。
ブログを読んでくださっているかたには何を今更と言われそうですが、私は結構誤字脱字をします。まあブログはあんまり推敲とかしないから当然かもしれないのですが、わりときちんとした文章で、何度も読みなおしたはずなのに、それでもなお「見落とす」ことがある。
不注意だ、と言われればそれまで。ただ、若干言い訳じみたことを言わせてもらうと、私達の脳はある程度「予測」をしながら文章を読んでいるため、実はその「不注意さ」から逃れるのは結構難しいことのようです。自分で書いたものを見直す、というのはハードルが高いのには一応理由がある。(まあ、みんな難しい中でやってるわけですから自分だけがダメな理由にはなりませんけど)
さきほどの召喚獣でいえば、どう見ても恐竜っぽいその外見から「ザウルス」だろう、と勝手に判断して読んでしまったんですね。
昔(6、7年前)ネットではやったコピペに、次のよなうものがありました。ご記憶のかたも多いかと思われます。
こんちには みさなん おんげき ですか? わしたは げんき です。
この ぶんょしう は いりぎす の ケブンッリジ だがいく の けゅきんう の けっかにんんげ は もじ を にしんき する とき その さしいょ と さいご の もさじえ あいてっればじばんゅん は めくちちゃゃ でも ちんゃと よめる という けゅきんう に もづいとてわざと もじの じんばゅん を いかれえて あまりす。
どでうす? ちんゃと よゃちめう でしょ?ちんゃと よためら はのんう よしろく
実際「ちゃんと読める」。中には違和感バリバリで読めない、という方もおられるでしょうが、このコピペが流行った当時、多くの人は「読める」と言っていました。
もともとは、英語で次のような文章があったようです(参照こちら)。2003年ごろの話。
Aoccdrnig to a rscheearch at Cmabrigde Uinervtisy, itdeosn't mttaer in waht oredr the ltteers in a wrod are, theolny iprmoetnt tihng is taht the frist and lsat ltteer be atthe rghit pclae. The rset can be a toatl mses and you cansitll raed it wouthit porbelm. Tihs is bcuseae the huamnmnid deos not raed ervey lteter by istlef, but the wrod asa wlohe.
これも読める。わりとスラスラ読めちゃいます。ケンブリッジ云々は権威付けのためのネタかと思っていたのですが、「 I work at Cognition and Brain Sciences Unit, in Cambridge, UK, a Medical Research Council unit that includes a large group investigating how the brain processes language. 」と言っているので、ほんとにケンブリッジでこういうことやってたのかな。
不思議なもんですねぇ。
こうやってみると、文章を予測しながら読む、というのは一種の能力という感じもします。文字を「そのまま」読めるというのは、たしかに注意力が高い、という側面もあるのでしょうが、裏を返せば予測能力が低い、ということなのかもしれない。
とはいえその辺も程度問題でしょうか。悪い方向にはたらくと、たとえばTwitterとかでよく見かけるのは、「言ってもいない単語を言ったことにして因縁つける」ようなパターン。これももしかすると、文脈からの予測で当の本人には「そう」見えてしまっているのかもしれませんね。
まあそんなわけですから、自分で書いた文章を推敲するというのは、他人の文章を読む以上に「予測変換」がはたらいてしまいがちで、そのぶん単純な誤りにも気づきにくい、ということはありそうな話です。自分で自分を見る、というのは難しいもんですね。
ちなみに今回の記事、一箇所だけ日本語の語順入れ替えてたところがあったんですが、お気づきになりましたか(笑)?
こたえは、「次のよなうものがありました」 のところです。(他にあったら恥ずかしい)