先日、ある方とお話をしていたときに、「Google八分」に遭っているという話がありまして。検索しているとこんな記事が出てきました。

 ▼「Google 八分 の確認と対応の方法」 

お話をうかがったり、実際に検索をしてみたところその方は実際に「八分」を喰らっているようでしたが、 多くの場合単純にランキングが下がったためだったりするので、判断は慎重に。即断するまえに問い合わせしてみましょう、というのは当たり前だけど大切なことですね。


[Google の入力画面]

左図のように、検索する単語を入力する欄に自分のサイトの URI を直接入力する。タイプミスに注意すること。ブラウザで自分のサイトを表示してから、URI をコピー&ペーストすれば確実だろう。

正確な記法は、「info:http://www001.upp.so-net.ne.jp/wakan/index.html」と「info:」をつけるものだが、まあ省略しても結果は同じだ。Google には検索用の演算子があり、info: 演算子でサイトに関する情報が表示される。
 

Google から削除されていなければ、下図のような表示になる。このように、そのページに関する情報が出てくる。たとえ評価が低くて1000位以下になってしまっていても、この方法で Google には登録されていることをきちんと確認できる。


なるほど。

ただ、それと同時に気になったのは、リンクの貼られているこちらの記事。

 ▼「続・このサイトへの悪質な妨害行為」 

芸能界に、こういう動きがあるんですねぇ。本当かウソかを判断する立場に私はおりません。メールを含めた直接の証拠は残念ながら見られていませんし、「憶測にもとづいて書いていたこの章を、大幅に書き換えました」という慎重な態度をとっているものの、どういう経緯で「芸能界」が絡んでいると分かったのかも実質謎。傍証として出してきている事例も結構偏っているので、このサイトの方の政治的バイアスが多分に含まれているでしょう。ネットによくある陰謀論、ゴシップの1つかもしれません。

けれども、こういう意見があるということ事態はそれなりに興味深い。例の「偽ベートーベン」こと佐村河内氏の一件も、もしかすると芸能界・マスコミ内部の「そういう」利権が絡んでいたのかな、と「邪推」してしまいます。 だって、本当に氏の聴覚に問題が無かったのだとすれば、ドキュメンタリー中に気付かなかったというのは不自然ですし。そこから利権云々へ一足飛びに結びつけるのは性急かもしれませんけれどね。

そういえば、ネットの「悪意」については私も何度か被弾したことがあり、まあ、恐ろしいなと思います。そして、推測を語るのは別に構わないのですが、それが推測にすぎないことを忘れて確定事項であるかのように断定して攻撃してきたり、偏見を抱いて接してくる人というのには、正直うんざりします。しかも、相手はそれを真実だの正義だのと信じ込んでいるから余計タチが悪い。推測なら推測で、可能性の話として一定の留保をつけてくれたら、まだ健全な話もできたと思うのですが……。

そういう人とは長くお付き合いも続けられないでしょうから、むしろフィルタリングされていると考えようとしても、やはり謂われのない攻撃にさらされるのは気持ちのいいものではありませんでした。できれば今後とも、あまり関わりあいになりたくないところです。

くわばらくわばら。