今日、靖国神社の近くへ行くことがあり、ちょっとマイナスな話なので名前を出すのは控えますが、美味しいと評判の蕎麦屋さんがあると教えられたので同僚と2人で立ち寄ってきました。

ただ、入るや否やなんかもう戦場みたいな雰囲気。失敗した~(ノД`) と思いました。

まず、店員のおばちゃんが「相席でいい?」と聞いてくる。OKというと、「じゃあそこ」と4人掛けのテーブルを指さされる。でも誰も居ない。相席でなくて良いのかな? と思いながらも2人で座ると、「ちがうちがう~! 相席って言ったでしょ! 縦じゃなくて、横に並んで座ってよ!」

どうやらこのお店(あるいはこの店員さん)の中では、「相席で」 というのは将来相席になることに備えて横に並んで座ることまで意味するようです。将来相席になることを覚悟するくらいはいいとして、なんで縦座りでは駄目なんでしょう……。まあ従いましたけど。

その後は注文をとりにくるどころか、なかなか水もおしぼりももってこない。同僚が「すいません」というと「はーい、すぐいきます!」と景気のいい返事が返ってくるのですが、 3分くらい音沙汰なし。まあ店内混みまくりで大変なのは分かるんですが、明らかに回っていません。こっちもお昼でそんなにのんびりしていられないし……ということでもう一度声を出すと、「わかってますからぁ! 何度も言わなくてもぉ!」と怒鳴り返されてしまいました。ちょっとお怒りのようです。

他にも同じようなことになってるグループが幾つかあり、結局その後更に3分くらいしてようやく店員さんが来てくれました(注文とりにくるのに6分くらいかかってるわけです)。相席でということばどおり、次のグループが2人私たちの隣に案内されてきていましたが、彼らは私たちと同時に水やら注文が可能だったので、相当快適だったんじゃないかと思います。

蕎麦は変なの頼むより日替わり頼んだほうが早かろうという読みが働いて日替わりを注文。実際早かったしそこそこ味はおいしかったです。

しかし、水(正確には麦茶でした)のおかわりもしづらい、ゆったりとした気持ちで食事をとることもできず、変なイライラが募ってどうも行ってよかったとは思えませんでした。

私は別にグルメでもなんでもないので雑誌に載ったとかTVに取り上げられたとかいう「美味いもの」を無理して食べようとは思いませんけれど、必要があって外食をするとき、「美味しいものがある」と訊けばじゃあ行ってみるかと思う程度にはミーハーだし味を気にするタイプです。

しかし、こういう外食の味わいってのは単に食事の味そのもののことだけじゃなく、雰囲気とか環境みたいなものも大事ですよね。いや、その辺は個人の好み次第というところもありますが、私は結構気になるタイプです。家で作るご飯だと問題にならない「サービス」の部分だけに、よりいっそう。安くて美味しくても、どうしようもない接客のせいで二度と行かないと思っちゃうようなお店もありますし。

まあそんなわけで、慌ただしい食事であったとしても気持ちよく食べられるのが一番だなぁと思った次第。これならまだ、立ち食いそばでさくっと済ませたほうが精神的によかったかもしれません。