2015年4月26日に開催された『PRETTY×CATION2』発売記念イベントに参加してきました。前日に引き続いてのあかべぇそふとつぅさんのイベント。関係者のみなさまはお疲れ様です&ありがとうございます。

 ▼「『PRETTY×CATION2』発売記念イベント

会場は同じく廣瀬無線電機さん5Fのイベントスペース。 金曜日のサイン会のほうは、申し込み自体を忘れていてスタートラインにすら立てなかったんですよね……無念。

司会はHD後藤さんと、原画の浅海朝美先生。 浅海先生は書道の段持ちでもあるそうで、「あかべぇそふとつぅ」のロゴや「暁Works」のロゴなど筆文字っぽいものの多くを手がけているのだとか。存じませんでした。多芸で羨ましい。

今回の「おみやげ」は、浅海先生の箔押しサインが入った色紙と、『PRETTYxCATION2』のアペンドディスク。アペンドの内容自体は、後日ダウンロード可能になるものと同じだそうですのでご安心を。

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こんなんいただきました。倉敷梓ちゃん’(CV:八尋まみ)。マジ天使。

ちなみに私、1部2部とも参加してきて同じものを2セットいただいたので、私に個人情報漏れても良い(住所)か、もしくは直接会えるという方で、これ欲しいという方がおられたらさしあげます(もちろん無料で。郵送の場合送料のみ)。もしおられたらメールかブログかTwitterでご連絡ください。一応4月末日の24時〆切で、複数いらしたら抽選にします。

▼アフレコ
さて、イベントの内容ですが、「CATION」シリーズの発売記念イベントにこれまで参加してこられた方にとってはお馴染みのものでした。

まず「書き下ろしシナリオによるアペンドストーリーを声優さんがアフレコで演じる」というもの。なお、声優さんたちは舞台裏から声だけの出演。だいたいの内容は次のような感じです。

穂波 :商店街デート中、主人公が別の女に目を奪われたと勘違いした穂波がヤキモチを焼く。

鈴鹿 :バイト中に2人で休憩に入っていちゃいちゃしてるところを店長に目撃される。

梓 : ジバニャン 猫を捕獲した梓がもふもふして喜ぶ。

千歳 :先生の部屋で夕飯を食べてまったりしていたらヤモリが出てきて先生が怯えるのを慰める。

シナリオ自体はぶっちゃけ普通の内容なのですが、声優さんたちがその場のノリでいろいろなアドリブを入れたり、ネタを披露してくれてそうなると非常に楽しい。キャラが生で反応してくれるのでいきいきしてくるんですよね。特に梓は、ネタ満載ながらも「中の人」の存在を感じさせない(つまりオーディエンスに呼びかけるのではなく、梓が喋っているようなアドリブが多い)演技でとてもよかったです。

また、チケットの番号を抽選し、当選した人各キャラにつき5名で合計20名が、「生ラブリーコール」の権利をゲット。これが本イベント最大の目玉ですね。

ご存じない方のために簡単に説明すると、キャラクターに読んでもらいたいセリフと名前を組み合わせて、声優さんにその場でセリフを言ってもらえる、というものです。セリフは15パターンの中から好きなモノを選びます。マジメなものからラブラブしたもの、キワドイものまであり。

また、「カレシに向かって呼びかける」形式になっているため、当選した人はその呼びかけにレスポンスを返し、それにまたキャラクターが反応を返す、というところまでがセットになっています。ハッキリ言って公開羞恥プレイです。しかし、キャラ(声優さん)との会話を楽しめる貴重な機会でもあり。うまい返しをすると会場大喜びなので、当選者のセンスが試される(そして自分があたらなくても楽しい)すばらしいイベントですね。

ちなみに、個人的には第1部で梓に、「センパイの部屋に行ってもいいですか……?」というセリフをリクエストしておいてノータイムで、「先生(千歳先生)いるけど、良い?」と返した鬼畜なカレシがMVPです。あのレスポンスは見事でした。見習いたいそのセンス。

▼プレゼント系イベント
恒例の「等身大パネル争奪じゃんけん大会」も開催。

じゃんけんの勝者は4人のヒロインの等身大パネルを1部で2人、2部で2人「お持ち帰り」できる(ただし自力で)という、これまたご褒美だか罰ゲームだかよくわからないイベント。しかし会場の大半のオーディエンスが参加するんだから、みなさん彼氏力凄いです。尊敬。

スタッフトークでは、開発にまつわるお話や今後の展開、あと普通にプレイしていたら気づかない(というか知り得ない)ような情報がいろいろと公開されました。一番会場でウケていたのは、バイト先の喫茶店「Cafe Lakeside」の背景の写真が、あかべぇスタッフの旅行のときの写真だという話。それは知りませんわ。

他にはたとえば、浅海先生がどういうところに気をつけてキャラを描いたとか、梓には実はネコミミバージョンのりボンがあったとか、「おっぱい」というパーツがそもそも存在しないのでE-moteでも一切揺れないとか、そういう話がありました。

もう1つ恒例となっている、クイズ大会。『プリティケ2』の体験版範囲からさまざまなクイズが出題され、正解者にはポスターがあたる、というものでした。ちなみに第1部と第2部のクイズは共通。

間違えた場合でもオリジナルのレスポンスがある、ということで、第1部では「あえて」間違える人が結構多かったです。たとえば穂波に初めて貰った花は? というクイズ、選択肢が「1.パンジー 2.ガンジー 3.杜若」だったんですが、迷わず「ガンジー」選ぶとか。第2部のオーディエンスはかなり積極的に正解狙っていく 物欲にまみれた マジメなカレシが多かったですね。

▼ミニライブ
最後は、主題歌を歌うユニット、アフィリア・サーガさんたちによるミニライブ。第1部はプリティケ2の主題歌と『W.L.O~世界恋愛機構~』の主題歌。第2部はプリティケ主題歌と『LOVESICK PUPPIES』の主題歌。

どちらも激しいダンスがついていて、パフォーマンスがすごかったです。かわいい衣装だったけど、ダンスがつくとカッコイイ感じしましたね。「らぶぱぴ」のほうは子犬をイメージしているということでしたけど、割とがっつり大きな動作が入っていて鮮やか。

客席にも、アフィリア・サーガさんのファンの方が相当数来ておられて、コール入れたりサイリ振ったりと盛り上げておられました。ゲームのファンとアフィリアさんたちのファンでちょっと温度差があるかなと思ったんですが、思ったよりゲームイベント中は盛り上がってました。ただ、ライブになるとちょっとアフィリアファンの方ほどアクションがうまくとれなくて申し訳なかった感じはします。歌は知ってるんだけど、ここでコール入れるとか振り付けとか知らなかったですしね……。手拍子が精一杯。

▼まとめ
という感じで楽しいイベント時間を過ごすことができました。 あかべぇスタッフのみなさん、演者のみなさん、また参加されたオーディエンスのみなさん、お疲れ様でした。

最後にユーザーと思しき方がミマスさんのところへ行って、声優さんの顔出しがないのか~みたいなお話をされていました。小耳に挟んだ限りでは、顔出しOKの方とNGの方がいる場合、同時にお呼びすると目立つ度合いに差がでるので、角が立つ場合がある(必ずではないけれど、そこは配慮したい)から、今回は顔出しNGの方にあわせることになった、というお話でした。

声優さんとのふれあいをもっと増やしたい、という方はやっぱり多くいらっしゃるのかもしれませんね。 いろいろと配慮するところもあるでしょうし大変です。

私としては今回のような形式でたいへん満足いたしましたが、更にすばらしいイベントになるならいろいろと試して欲しいかなとも思います。ともあれみなさん、改めてありがとうございました。