4月25日に開催された「あかべぇそふとつぅ10周年記念祭」に参加してきました。2部制で、2部とも参加。

ざっくりとではありますが、内容とか雰囲気についてまとめていきたいと思います。といっても、きっちりメモをとっていたわけではないので全部の内容が網羅できているわけではありません。また、うろ覚えのところとか間違っているところは確実にあります。そういうものだと思ってご覧になって下さい。参加者の方で間違いを発見した方とかおられたら是非お教えくださると助かります。

 ▼「あかべぇそふとつぅ10周年記念祭

公式サイト注意書きにも記載がある通り、1部、2部とも演目は同じ。ただし、それぞれの内容は少しずつ違っていました。


【1】犬塚るみ嬢によるイントロ
イベントのオープニングは、犬塚るみ(CV:三代眞子)からのビデオレター。こういうのではありませんので、念のため。イベントの簡単な注意とかを、るみ嬢が喋るという感じです。1部、2部とも違いはなし。

司会(MC)はHD後藤さん。ぶっちゃけカミカミでした。作品名や演者さんのお名前も間違えてたし……。外部のスタッフの方なら「けしからん!」となるところですが、自ブランドのイベントですし無問題ですね。むしろ手作り感というかアットホームなゆるい感じで良かったかもしれません。

【2】有葉先生によるサイン会
時間の都合もあり、イベントと並行して行われました。入場時に色紙を2枚頂けるのですが、『ぼくの一人戦争』のほうの色紙にその場でサインを入れてくださるというもの。公演中に会場内で行われるので、簡単なご挨拶くらいしかできないパターンでしたが、思ったより落ち着いた雰囲気でサインを頂けました。サインをいただく間にお話することが思いつかず気まずい沈黙が流れることもなく、良かったと思います。

入場時に頂けるもう1枚の色紙というのはこちら。歴代ヒロイン(ヒロインじゃないのが一部混ざっていますが)のSDキャラがずらりと揃った豪華なイラスト。FC会員の方には後日発送されるそうです。

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で、下のが頂いたサイン。第一部と第二部で名前の表記を変えていただきました。よく見ると、左下の有葉先生の自画像? がちょっと変わってますね。芸が細かい。先生、ありがとうございました。これからも頑張ってください。

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【3】『ぼくの一人戦争』開発秘話
犬塚るみ嬢のビデオレター再び。今度は、『一人戦争』の制作に関するさまざまなお話。

主に、西坂恭平さんが音楽制作でどういう苦労をされたとか、ディレクターのγ(ガンマ)さんとシナリオのるーすぼーいさんがロケハンに行かれたときの話とかがメインでした。

ちなみに『一人戦争』の舞台となっていたのは、福岡にある志式神社の近隣だそうです。

あと、CGの1枚(旅館でご飯食べてるシーン)がホラー仕様になっているというお話も。気になる方は実際のグラフィックで確認してみてください。


【4】あかべぇの10年を振り返るスタッフトーク
ミマスさん、春山P、憲yukiさんによる、あかべぇ10年の思い出話。台本なしだったそうで、割とその場のノリ、という感じで進行。

なお、シークレットゲストとしてるーすぼーいさんが登壇なさるという驚きの展開に。なんでも、昨日東京に来ていてそれを知ったミマスさんがお声がけをした結果、12時間前くらいに出演が決定したとか。「最初からオファーを出しておけばよかった」とミマスさんはおしゃっていましたが、呼んでくださっただけでありがたいお話です。

内容が1部と2部でちょっとずつ違ったので分けて書きます。

*****1部*****

 ▼憲yukiさんと三舛さんの出会いの話。
 憲yukiさんに九州まで来てもらうの悪いからということで、コミケ会場で面接を行った。
 ただ、その時ブースとかはなかったので有葉さんのサークルのところで行った。

 ※後でコメントをいただいたのですが、これはるーすぼーいさんのことだったそうです。
  るーすさん社員ではないので面接=憲yukiさんのことと思い込んでました。
  そうだったかもしれない……。
  メモと記憶しかないので確かめるすべはありませんが、ご指摘があったので削除いたします。
  事実関係が気になる方は直接お問い合わせ下さい。
  ご指摘ありがとうございました。


 入社時、「28歳までに独立できなかったら自殺」と言っていた。
 結局その目標は遅れてしまったが、自殺についてはミマスさんが「必要な人材だから」と引き止めた。

 ▼ミマスさんがエロゲーをつくろうと思ったきっかけの話。
 ゲームを就活の一貫としてつくろうというサークルに所属していた(有葉さんも同じ)。
 ゲーム会社への就活に失敗したので会社作った。

 ▼るーすぼーいさんとミマスさんの出会いの話。
 同人ソフトで凄いのをつくっている人がいるということで声をかけた。
 るーすさんは就職していたが辞める機会を探っていたしゲームを作りたいと思っていた。

 ▼春山Pが入ってきたときの話。
 もともと憲yukiさんと同じ会社だったが、憲yukiさんのしばらく後に春山さんが入社。
 憲yukiさん、これで出世の道は絶たれたと思った。

 ▼その他
 独立した会社を作ってパートナーブランド化している事情についてなど。

 ▼今期の展望について
 憲yuki :3作品リリース
 ミマス :6作品出す。毎年4月は「CATION」シリーズ。客と作り手の意思が一致していて作りやすい。
 春山 :『love,VAMPIRE FLOWERS』に注力。マスターアップは来週。GWに安心して予約をしてほしい。
 るーすぼーい :新作をつくる。『太陽の子』とは別に。『太陽の子』は止まってるが出す意思はある。
 
※これは凄く驚きました。会場も大きくざわついて、拍手喝采。やっぱりみんな気になるところだったんですねぇ。

*****2部*****

 出演者は1部と同じ。

 ▼記念冊子の話。
 10年間の全タイトルの「特典」に関するイラストを載せる。
 特典を作っていないタイトルも追加した結果、700ページくらいになりそう。
 10年で76作品くらい(ぴんくはてなブランドなども含めて)出していた。

 ▼各自の夢の話。
 憲yuki :業界ナンバーワンのアームレスラー。あと、アニメ化。38歳までにアニメ化しないと「切る」(何を?)。
 ミマス :『聖騎士』の発売と、生き残り。拡大より維持。
 春山 :AVに出る。
 るーすぼーい :8800円の作品を出したい。『一人戦争』を否定するつもりはないが、心残りもあった。

※今年、あかべぇさんは5人採用して初日で2人辞めた、みたいなやばそうなお話がいろいろ詳しく語られました。そこから、グラフィッカーや絵師さん、プログラマーは離職者が少ないという話になり、微妙な雰囲気になります。10周年を振り返ってるのに、離職率の話とは(笑)

※やはり『太陽の子』のお話もちらっとありました。あかべぇさんのイベントなので他の作品の名前出して良いのかな~と思っていたのですが、CollaborationSは業態的に半分あかべぇそふとつぅ扱いということでOKなのかもしれません。『太陽の子』をあかべぇ100本目の作品として出したい、みたいなコメントもありましたし。

【5】じゃんけん大会
そのままです。1部と2部で微妙に内容が違いましたが細かいところは省略。というかそこまで覚えてません。サイン色紙とか小説とか、Tシャツとかが賞品。

2部ではサインポスターなど一部のアイテムがなくなったかわりに、るーすぼーい先生が勝ち残った人にサインを実施しました。

ちなみに、私も憲yukiさんのサイン入り「博多通りもん」をゲット!! ……しかしこれ、どうしましょうね。食べずに置いとくわけにもいかないし……。

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【6】あっぷりけ『花の野に咲くうたかたの』トークイベント
映像コメント&有栖川みや美さんトークショー。るみ嬢と同じくビデオレターかなと思わせて、裏で有栖川さんがアフレコをしていたというお話。

また、ユーザーキャンペーンで「名前を呼んでもらえる」メッセージは、加工でつないだのではなく憲yukiさんの要望で全部1つ1つ読んでもらった。そうです。ありがとうございます!

トーク内容、1部と2部でちょっと違っていましたが、とりあえず混ぜて書いちゃいます。

 ▼有栖川さんから見た作品のみどころ
 桜花がゲームをしたりパフェ食べたりする、現代のモノに触れるシーン。

 ▼憲yukiさんから見た作品のみどころ
 『はなのの』には、ほぼ誰も気づいていない秘密がある。
 ゲーム中にちらちら日付が出るので、それを参考に最終ルートで、桜花にとって大切な日を確認してほしい。
 その日に起動すると、桜花からの特別なメッセージが流れる。
 5月のある日。
 来年の同じ日に起動すると、また違う内容になる。 

 ▼人気投票の話
 桜花が人気ありすぎて、メールで「出来レースでは」というツッコミも入った。

 ▼収録の思い出
 収録時に完成したCGを見られることは少ないが、今回はたくさん見られた。
 桜花の胸が予想以上に大きくて変な声で叫んだ。
 洗いっこするシーンで正面を向き合うのは桐月さんが物凄いこだわりのある部分らしい。

【7】COSMIC CUTE『love,VAMPIRE FLOWERS』トークイベント
キャラクターを使ったオリジナルバージョンのデモムービーは他と同じ。こちらはアドリブがたくさん入って、すぐにアフレコだと気づく感じでした。

出演は、柊香礼(嵯峨黒羽)さん、橘まお(エリザベート)さん、唯花(御浜利枝)さん。司会は春山P。

体験版やってる人を聞くと、かなり少ない感じで少々気まずいムード。2部でもおなじ質問があったのですが、空気を読んだ会場のオーディエンスが、「1人しか手を挙げない」というドSぶりを発揮しておもしろ展開になりました。あと、2部ではムービーが流れました(1部は忘れていたらしい)。

こちらも1部と2部でトークの内容がちょっとずつ変わっていたのですが、やっぱり混ぜます。ご容赦ください。

 ▼キャラと作品の魅力についてトーク

 【柊香礼さん】
 辛いことがいろいろあったけど前向きに歩いているところが可愛い。
 ヤキモチ焼き。感情表現が素直で表情がコロコロ変わる。
 ハルトへの独占欲が強い。 

 作品の魅力は、ハルトくんのヴァンパイアならではの葛藤とか心の機微も見てほしい。

【唯花さん】
 園芸部部長。虫が苦手で園芸の知識もない。デキる女。
 いじられタイプと見えて、いじることも多い。
 寮では部屋着とメガネ。(キャラ紹介のラフスケッチ) 
 エロ知識が豊富。

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 園芸部は園芸をするだけでなく奉仕活動もしている。
 学校のトラブルの解決や、ホスピスでの奉仕活動なんかが物語に絡むところが見どころ。
 ドラマCDでは「くっ、殺せ……!」シチュ担当。 

【橘まおさん】
 リサの血液型は「?」だが、ご本人も血液検査をしたことがなく、血液型を知らない。  
 大人っぽいキャラのつもりでいったら、こどもっぽい感じでと言われたし、そのほうがやりやすかった。
 周りの目を気にしない本能に忠実タイプ。好きの延長上でヤる感じではなく、HしたいからHする。
 おっぱいが大きい。笑うと八重歯が覗く。

【その他全体的な話】
 早狩武志さんはものすごく花にこだわりもあり、実際に花に詳しい。
 花についての専門的な知識。凄い知識がつく。
 舞台は昔女子校で、園芸部の作業着はその昔の制服。制服が2パターンある。
 Hシーンが多くて長くて濃い。
 エロゲー声優さんがイベントでエロについてガンガン突っ込んだ話をするのはいいと思うか? →会場「いい」
 各キャラのHシーンについて。
  1.リサ :Hには積極的。
  2.クリス :ハルトが好きというのが先立つ。H控えめ。
  3.利枝 :むっつり。耳年増。知識がすごい。
  4.黒羽 :正統派ツンデレ。やめてやめてはやってのサイン。
  5.小春 :「完全変態プレイ枠」。小動物を手のひらで転がすかのように多様なHを楽しむべし。 
 各キャラに好きな花が振られているので注目してほしい(キャラ紹介欄にあり)。
  例:利枝だとレディ・ジェーン。
 

【春P】 
 ムービーは、Nostalgic Chordで行った公式MADムービーコンテスト優勝者のrin氏と神月社氏の合作。 
 Hシーンは、ブランドの過去作ではなく世間の抜きゲーを買ってきて研究した。
 「うちのブランドの過去作と較べて……」という甘えをなくした。
 体験版は、月曜にバグ修正&Hシーン追加バージョンを公開する。
 体験版は長くて文句も出た。
 早狩先生でかわいい女の子を描いてるというのを納得してもらうために長い体験版にした。
 体験版、スキップしながら読んだら楽しくないという声がでたけど当然。早狩の文章は細かいところが命。 
 先週の土曜、舞台である長崎に「聖地」巡礼弾丸ツアーにいってきた。(セルフ聖地巡礼ツアーブログ
 佐世保バーガー食べ企画のリベンジとして、カステラ一気食いを実施。
 ニコ生の話(5夜連続の生放送。これです)。

【Q&A】
主題歌とEDのCDは出る?
 →FULLが出るかどうかは相談する。

発売記念イベントは?
 →何かやるつもり。

四コマ漫画の最終回は憲yukiさんに描いてもらうの?
 →会場で憲yukiさんがOK。

ポスター画像について。リサの頭に牙がかかってるのが邪魔なんだけど意味があるのか?
 →意味がある。ネタバレになるから言えないけど。いろんなところに意匠を凝らしている。

ちなみにポスターはこれ(許可の上撮影)。
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長崎の方言を使ったネタをやってくれないか。
 →方言Hをやるのはいいかも。


【8】歌
桜川めぐさんが病欠。お大事になさってください……。ピンチヒッターとしてしほりさんが参加。

スタンディングでは下のテナントに響くということで、シットダウンスタイル(座ったまま)でのイベント。歌手のみなさんと歌った曲は以下のとおり。1部と2部では順番が変わっただけでした。

 Ayumi. さん『はなのの』OP曲 「華暦」
 
 Headphone-Tokyo** (MiLO)さん 『VAMPIRE FLOWERS』のOP曲 「VAMPIRE FLOWERS」

 柊香礼、唯香、橘まお さん 『VAMPIRE FLOWERS』のED曲 「愛の風」 

 しほり さん 『一人戦争』の挿入歌 「ふたりの果て」、
          『一人戦争』のED曲 「静かに流れる日々の中で」
          『創世奇譚アエリアル』から「紺碧のアエリアル」

みなさん凄く上手で聴き応えありました。いや~、凄い良かったです。Ayumi.さんは「華暦」、発売前イベントで噛んだのでそのリベンジということで、かなりネタにしていましたが、リベンジ成功でよかったです。おめでとうございます。

「愛の風」のフルバージョンは、いまのところ確実に聴けるチャンスがあるかどうかわからないということなので、聴けてよかったε-(´∀`*)。しっとりしたいい歌ですね。でもちょっと明るくて、このED曲ということは、なんか凄い悲惨な話にはならなさそうです。

「VAMPIRE FLOWERS」 はパンクな曲で、テンポも早くて楽しい曲ですね。盛り上がります。相方のmo2(もつ)さんも2部では登壇されて、こういうイベントほとんど出ないということでしたが、なめらかな喋りを披露してくださいました。

しほりさんは歌唱力凄いですね。あかべぇライブとか行ったことなかったので初めてナマで聞いたのですが、声量と声質にびっくりしました。 「ふたりの果て」がやっぱり凄く好きです。

あと、このミニライブでのオーディエンスの態度に関してツイッターで愚痴っぽいことを書いたところたしなめてくださる方がおり、ちょっと刺々しい言い方になったかもしれないと反省をしています。人にはいろいろな事情がありますから、簡単に一般化してはいけませんでしたね。

ただ、大学時代塾の講師とかをして前に立ち、生徒の反応が半分くらいしかないと「こいつら、私のこと嫌いなのかな~」とか思って割とへこんだことのある身としては、歌い手さんや演者の方が「手拍子を」とか「手を振って下さい」とか具体的にしてくれた指示には応えてもいいんじゃないかと思うのです。後ろのほうから会場見てたら、半分よりちょっと少ないくらいの人が無反応で座っていたりして、やっぱり演者の方の精神的には良くなかったんじゃないかなと。

演者でもないのに知ったようなことを言うなとか、他人の鑑賞態度に文句をつけるとは何様だと言われるかもしれませんし、そういうご批判は覚悟の上で、それでもちょっとそう思いました。特に今回はあかべぇそふとつぅというメーカーさんが主催し、メーカーのファンが集まり(チケット販売もメーカのみ)、そこに「ゲスト」として外部の方を招いているというかたちですから、演者さんはお金を払って参加しているとはいえオーディエンスにとっても「ゲスト」だったと思います。そういう方に、気持よく演奏していただくというのは、別に義務ではないけれど一種の思いやりとか配慮として持てれば、もっとイベントが楽しく、演者さんもまた参加したいと思えるようなものになるのではないかな、と。

偉そうなことを言いましたが、怒っているとかではまったくありませんし、動いてなかった人を非難したいとかでもありません。残念だった、という感じです。そうだなーと賛成してくださる方が入れば、そんな感じで振る舞って盛り上げてくださればいいというだけでしょうか。ポリシー的に嫌だとか生理的に無理だというのなら強制するものでもないとは思いますので。



*****

と、だいたいこんな感じのイベント内容でした。駆け足の割に長くなったけど、なにせ2時間半のイベントということもあり盛りだくさんでしたのでお許しを……。内容については、2部のほうが正確かなと思います。1部は暗くて途中からスマホに切り替えた後、これSNSやってるように見られるかな~とか考えて途中でメモを諦めて聞く方に回ったので、割と記憶を頼りにしているところがあり、不正確かもしれません。繰り返しになりますが、間違ってるところがあったら教えて下さい。

トークの端々に、今後に関する楽観的ではない厳しい状況なども垣間見られましたが(最後は、「信頼の回復」というようなことをミマスさんがおっしゃっていました。恐らく『銃騎士』がらみの件でしょうか)、やはり「あかべぇそふとつぅ」でなければ作れない作品というのがあると思いますので、そういった作品を今後も見て行きたいなという思いになりました。10年を振り返るよりは直近の3作品にまつわるお話が多かったのも、未来を見据えているから、ということでしょうか。今期もたくさんの作品がでる予定であるとのことで、楽しみに待ちたいところですね。

改めまして、あかべぇさん10周年祭、まことにおめでとうございます! 今後もいっそうのご活躍を楽しみにしております。