ちょっと私信めいた話……というかほぼ100%私信なのですが、そういうブログなのでご寛恕ください。

本日、私用でちょっとある会合に行ってきまして、まあこれまで何度か機会がありお誘いも受けていたのですが、あまり直接的なかかわりがないため敬遠したいと思ってぜんぶお断りしていました。ただ、あまり断り続けるのもアレだなという若干の申し訳なさと、一度くらい行ってみてもいいかという興味があわさって思い切って参加してきました。

すると、予想以上にフランクで気をはらずにすみ、またこれまでに知らなかった分野の世界をいろいろと知ることができた。あんまり詳しく書けない話なので抽象的でわかりにくいとは思うので恐縮ですが、ひとことで言えば非常に面白かったわけです。

お決まりの「この歳になると」なのかそれとも私の生来の性格ゆえなのかは判りませんが、どうも「新しいこと」を始めるのに躊躇いがありました。それをやることにデメリットがあるからというわけではなく、単にめんどくさい、あるいは他にやりたいこともあるし乗り気になれない。そうしてあれやこれやと言い訳をして、勝手に「どうせこんなもんだろう」と決めつけて、未知なるものへの取り組みから逃げ続けていたところがありました。

いや、いまの言い方でもちょっとカッコをつけているかなぁ。実際、怖かったんだと思います。何かよくわからないけど怖い。あるいは、わからないからこそ怖い。実際今日も現地に行く前には、「場違いじゃないかな」とか、「行ってやることあるんだろうか」とか、「数時間針のむしろじゃないのか」とか、「エロゲーやりてぇ」とか、いろいろ考えて不安になっていた。楽しみな要素ってほとんどなかったと思います。それでよく行こうという気になったもんだ……。 

結局最近の私は、その怖さみたいなのを乗り越えるエネルギーを持てないことが多かったということなのでしょう。停滞とは、そういう小さな立ち止まりの積み重ねの中で、自分に対する言い訳がどんどん上手になっていき、結果として生じるものなのかもしれません。

私にも「知らないことにどんどん挑んでみたい」と思って、考えるより即行動、みたいな時期はあったはずなのですが、新しいことにトライするというのは難しく、実際うまくいかないことも多い。だから、周りが見慣れたもので埋まってくると、自分がうまくやれること、あるいはやれそうなことを見つけてそちらに労力を傾けるほうが楽です。守りに入る、というやつですね。けど、今日その会合に行ってみて、やはり挑戦してみること、未知なるものに触れるということの面白さを思い出した気がします。

そういう気持ちになれただけでも行った甲斐はあったし、更にそこでのいろんな出会いはいまの私にとって活力を得られる有意義なものだったという確信があります。

これからは「食わず嫌い」 をできるだけやめるべく、いろんなことに挑戦していきたいなぁ。とりあえず、まずはエロゲーでやったことないブランドの作品プレイするとか、避けてたジャンルのをやってみるあたりからスタートしてみようと思います。