muhoutitai

ブランド: Devil-seal 
定価: ¥2,000 (税込¥2,160)
発売日: 2015/01/30
ジャンル: 淫辱バトルADV
原画: 神藤みけこ
シナリオ: hatsu
OHP: 無法恥態

※攻略は本記事の末尾。

《ブログ用評価 S~D》 (S=非常に良い A=良い B=普通 C=やや難あり D=む~り~)
絵: A (安定しているし構図もエロい)
話: B (キャラが立っているし話としてもまとまっている)
演: C (戦闘等での盛り上がりが一切ない。エロの演出もいつものアニメがつくだけ)
H: A  (シチュエーションと声優さんの勝利)
他: B  (低価格帯であるというあたりを考慮)
総合: B  (絵柄が気に入って凌辱OKか、強いヒロインを屈服させる系の話が好きならお薦め)


ストーリー (げっちゅ屋さんより)
IMG1 各所からの不良たちを集め、まとめて更正させる目的で作られた矛峰学園。創立当初の目的とは大きく離れ、今では日本最強の学生を決める場所となっていた。勝った者には賞賛と称号を、負けた者には絶対的な屈辱が与えられる。

そして今、二人の美少女格闘家がそれぞれの思いを胸に秘め、その門をくぐり抜けた――

「プロレスこそが最強である」という亡き父の意思を受け継ぎ、自らの力でそのことを証明し続けている姫神響。一方、編入してきた理由を「退屈な毎日に飽きたから」だと平然な顔で言ってのける天賦の格闘センスを持った藤城菖蒲。プライドを折られ辱めを受け、それでもなお立ち上がり、彼女たちは学園最強の名を手に入れる事ができるのか。

ぶつかりあう白と黒のカリスマ。 獲物を狙う男たちの魔の手。
最強の称号を賭けた淫辱バトルが今始まる―― 

格闘少女凌辱もの。「淫辱バトルADV」となっていますが、セックスバトルがあるとか戦闘シーンにあわせたゲームがあるということはなく、ごく普通の凌辱系ADVです。あとどうでもいいけど、たぶんキャラモチーフはいま新作で話題の『DOA』だと思う。あと『一騎当千』が混ざってるかな。見たまんまですね。

冷静沈着で、無法地帯となった学園の中でも秩序を重んじ、圧倒的な力によってそれを可能にしている姫神響と、おなじく圧倒的な力を持ちながら縛られることを嫌う狂犬・藤城菖蒲がぶつかり合い、敗れた側が辱めを受けます。更にその背後には、かつて菖蒲を辱めた謎の男の存在があり、2人を狙っている……という展開。

ストーリーはありがちながら読ませるものがあるし、Hシーンの質もなかなか。普通に良いゲームだったと思います。これまで数多くのSealゲーをこなしてきましたが、上位10本に入りそうなくらい。 

今回スタッフがなにげに豪華ですよね。

メインライターのHatsu氏は、『隠恋ぼ』や『LOあんぐる!!』などのロリゲーから『かみぱに!』のような巨乳ゲーまで幅広くこなすオールマイティー型のライターさんで、正直「これは無理やろ……」みたいな設定からでもキッチリ話を仕上げてくるという印象がありました。本作もその例に漏れず、Sealの半ば「丸投げ」のような設定をきちんと読めるものにしておられたし、またシチュエーションをうまく配置しながら、イベントのなかでキャラを見せていく手法でキャラを立てていたのが良かったです。

あと、テキストが普通に読みやすい。セリフに不自然さがあまりないし、誤字脱字も少ない(Seal比)から違和感感じない。個人的にはこのへん凄い大事。「既に、藤城の身体は、彼の舌によって丸裸にされていた」みたいな表現をDevil-sealで見ることになるとは思わんかったとですよ。

原画の神藤みけこ氏はLilith系やアトリエさくらあたりでのお仕事もあり、抜きゲーでは(私の中で)結構認知度高いし、絵買いも辞さないレベル。特に同じDevil-sealから出た『くノ一葵、悪ニ堕チル』が好きです。そしてさすがはSeal系列のブランドだけあってCGの質はかなり高いし、今回はCV大当たり。メインのお二人はともに『対魔忍アサギ』シリーズで活躍されているだけあって、バトル系の凌辱Hはお手の物。日常会話なんかでもキャラの味が出ていて、非常に良かったと思います。

抜きゲー枠なのでこのままHシーンのほうに突っ込んで触れていくと、敗北したヒロインの屈辱的な様子や、それでも折れない強さ、また堕ちたときの様子なんかがきちんと描かれていて実用性高めです。タイプ的にはクリムゾンてんてーの作品に近いのですが、あちらが堕ちのプロセスに強烈なこだわりを見せるのに対して、本作はどちらかというと堕ちる前と堕ちた後のキャラ立てを丁寧に行い、そのギャップで勝負している感じ。

不満点としては、そのプロセスの部分があまり丁寧に描かれないことと、堕ちた後の描写が少ないことから、ヒロインたちを凌辱しきった、あるいは征服しきったという気分になりにくく、またヒロインたちのエロさもMAXに到達する前に終わってしまったような感じがするところ。それでも菖蒲は輪姦されるシーンの屈服セリフとかがあってわりと頑張ってましたが、響のほうはやや唐突感があったかなぁ。強さを残したまま淫乱堕ちするのはいいんですが、過程がないせいで中途半端な印象をが否めません。

もちろん低価格帯のソフトなのであまり無茶は言えないというかお値段なりではあるのですが、キャラクターのバリエーションもそこそこあるし、冒頭のメインキャラとは関係のないHシーンは、この作品の世界観でもっとやれたんじゃないかという可能性を匂わせるものでした。こういう路線、あるいは同じキャラでもいいので、ミドルプライスからフルプライスの作品が出たら……と期待せずにはいられません。たとえば、今度は学校間の抗争にして、今回のヒロインたちはその中の勢力の1つにするとか。獅子堂先輩も出番増えそうだし。ダメですかね、Sealさん……。

というような、続きを望みたくなるくらいには好感触な作品。私は満足しました。強いヒロインを屈服させる、二次元ドリーム系の話が好きなら割とアリな線だと思います。


【攻略】
選択肢は3箇所。EDな4種類。ヒロインがそれぞれ「1人」で戦いを挑んだ後、タッグを組むと、ラスボスへの勝利の道が開けます。
※なお、下記攻略は確実な再現を約束するものではありません。誤りなどあればご指摘ください。

《響END》 今は答えを急く時ではない → 面白そうだ、乗ってやる → やはり姫神響
《菖蒲END》  それでも己の信念を貫く → 姫神など余裕だ。男の力は借りない → 藤城菖蒲を徹底的に
《雌犬END》 今は答えを急く時ではない → 姫神など余裕だ。男の力は借りない → 一人だけなんてもったいない
(それでも己の信念を貫く → 面白そうだ、乗ってやる → 一人だけなんてもったいない も可)
《逆転END》  それでも己の信念を貫く → 姫神など余裕だ。男の力は借りない → 一人だけなんてもったいない

▼選択肢1
それでも己の信念を貫く
今は答えを急く時ではない

▼選択肢2
面白そうだ、乗ってやる
姫神など余裕だ。男の力は借りない

▼選択肢3
やはり姫神響
藤城菖蒲を徹底的に
一人だけなんてもったいない

以上です。