2日連続のイベントレポートです。

昨日、2015年3月27発売予定のあっぷりけさんの新作『花の野に咲くうたかたの』の発売前トークイベントが秋葉原で行われました。14時からだったので、モバマスのイベントが終了すると同時に秋葉原へブーメラン。もうちょっと横浜の街を堪能したかったのですが、こればっかりは仕方ありません。

 ▼『花の野に咲くうたかたの』発売前イベント

005
入り口に展示されていたCGパネルボード。撮影は許可を頂いて行いました。 

スタッフの方にうかがったところ、 イベントの内容をTwitterやブログに掲載しても良いとのことだったので、ちょこっと紹介して参ります。

hananono

出演はプロデューサーの憲yukiさん、シナリオ担当の桐月さん、声優の有栖川みや美さん、歌手のAyumi.さん。

イベントのメインは、『はなのの』に桜花役でご出演の有栖川みや美さんに、名前を呼んでもらったボイスを頂けるという「スペシャルボイスプレゼント」(※現在、別途キャンペーン中)。直接その場で呼んでもらえるわけではなく、登録して後日(作品発売日)以降にダウンロードという形式です。

会場は、秋葉原廣瀬無線5Fのイベントホール(14時~)。私はモバマスイベントの後だったので13時半ごろに到着したのですが、既に100人をゆうに超える人数が並んでいて、列が階段を伝って1Fにまで到達していました。これ締め切られるんじゃないかな……と不安になるも、幸い無事に入場。最終的には150は超えてたんじゃないかな……。かなり大人数になり、予定されていたAyumi.さんのライブスペースが変更になったり、スタッフの方も驚いておられました。

会場に入るときに、各自呼んでもらいたいボイスを登録。また、中では憲yukiさんが今月末に発売される『ぼくの一人戦争』原画の有葉さんからのメッセージペーパーを配布しておられました。イラストまでついて豪華ですね。

006

司会進行はAyumi.さん。いきなり桐月さんが憲yukiさんを本名で呼ぶというトラブルが発生しましたが、その後は台本がしっかりしているようで、割とさくさくと進んでいきます。

まずスタッフによる制作秘話的なトーク。

桐月さんから、本作の企画は『黄昏のシンセミア』収録時に始まっていたことが明かされます。ずいぶん年季が入っていたのですね。なんでも、キャストさんとの雑談からアイディアが膨らんでいったんだとか。その「キャスト」はどう考えても有栖川さんでしょう、という感じで、Ayumi.さんからツッコミが入ります。『デス○ート』バリの計算で、「私は新作品のヒロインになる!」とかやってたんじゃないの、みたいな。

今回、声優キャストの決定権は桐月さんにあったけれど、自分がシナリオを書いているときの脳内音声とのかみあわせというのは結構難しいので、第三者に決めてもらうのがいいだろうということで憲yukiさんと相談のうえ決定した。ただ、メインである桜花のCVは有栖川さんという意向を桐月さんのほうから伝えていたようです。これについては、普段「キャピキャピ」系が多い有栖川さんに低音キャラはどうなの? という憲yukiさんの懸念もあったけれど、最終的に当初の意向に沿うかたちで決定。

……なんか情報だけ書くと味も素っ気もない感じがしますが、現場のトークとしてはとてもおもしろかったです。呼吸とかテンションとか、内容だけでは伝わらない雰囲気が。その辺文章でお伝えできない未熟さが悔やまれます。

閑話休題。

続いて、キャラクターの話に突入。メインヒロインである桜花のイメージを訊かれた有栖川さん。「もうちょっと幼い感じかと思っていたけど、おねえちゃんっぽかった。最初のイメージと違って、プレイヤーに近い感じだった」(要約)というコメント。Ayumi.さんに、ポスターとか体験版からただよう「ぼっち」臭を指摘されてわきゃわきゃしておられました。

各キャラの印象について桐月さんから、ポスターに描かれたキャラ順番にコメントがあったので箇条書きでまとめます。

麗奈 :おなじみの、「距離が近い幼なじみ」。ただし、いままで書けなかった要素を取り入れた。男友達に近いけど、ちょっと捻っている。

汐音 :幼なじみ枠だけど王道に近い。麗奈、道隆との3人が物語の中心なのでこの3人の雰囲気を味わってほしい。麗奈とならんで桜花と関わりが多いヒロイン。

涼子 :懐いているかわいい後輩。年の近い後輩というのは、自分の中でレア

雫 :年上の先輩。元イメージはずばり、『コンチェルトノート』の星華。頼りがいがあり、桜花がでてこない外(学校とか)での道隆たちの相談役。

各スタッフさんのお気に入りキャラは、桐月さん、有栖川さん、Ayumi.さんが桜花。憲yukiさんだけは涼子。さすが ロリコン 紳士。太陽が東から上って西に沈むのと同じくらい当然、という感じでした。憲yukiさんには好きなキャラとか訊く必要もなかったのかもしれません。

桐月さんからこのとき、物語の中心である桜花がスキじゃないと話がつくれないというお話があり、憲yukiさんからも「作品を読んでいると、桐月さんが桜花を好きなのが伝わってくる。桐月さんはメインキャラの立て方が本当に上手だし、それだけ愛を感じる」という主旨の賛意が。有栖川さんは、普段落ち着いた雰囲気の桜花がときどき「わたわた」するときの、普段見せない表情が好きだ、ということでした。

ビジュアルに関しては、桜花はほぼ一発決まりだったそうです。『コンチェルトノート』の莉都、『黄昏のシンセミア』のさくやも一発だったようで、オダワラハコネさんはその辺「勘がいい」(憲yukiさん曰く)というか、これしかないと思わせるキャラを描いてくれるということでした。ただ、その辺はテキストの力というか、イメージを喚起しやすいしっかりした設定の力もあると思うというAyumi.さんの弁があり、私もその通りだろうなぁと思います。

ともあれ、桜花が作品の中心でありかなり力も入っているので、桜花を見て気に入ればプレイして損はないと憲yukiさんは自信を持って断言しておられました。

お次は、桐月さんからオーディエンスへの質問。

あっぷりけの作品はどこからプレイしている? という問い。当日の客層を見て(失礼ながら)古参の人が多いんじゃないかなと思っていたのですが、『見上げた空に~』以来ずっとという人から、本作がはじめてという人まで万遍なくちらばっていました。

逆にオーディエンスからの質問もあったので、再び箇条書き風に(文章考えるのめんどくさいし読みにくいだろうということで、手抜きですが許して!)。

Q :有栖川さんに。もし本作で他のキャラを演じるとしたら誰?
A :雫先輩。桜花も知的だけど、アタマ良い役をやりたい(笑)。くーるびゅーてぃーに生まれたかった

Q :桐月さんに。幼なじみが必ず出てくるけどこだわりがあるの?
A :ある。幼なじみは自分にとってファンタジーで、手に入らないからこそ憧れるところがある。こだわりを持って書いている。Twitterでも長々語っているので気になったらそれを見て欲しい。

Q :憲yukiさんに。OPの雰囲気がだいぶ変わった。Ayumi.さんにオファーを出した理由は?
A :Ayumi.さんには前から歌ってもらいたいと思っていた。ただ、これまではブランドイメージがあるのでなかなか「顔」となるOPは方針を変えづらかった。今回は雰囲気をあえて変える目的もあったのでOPを大きく変え、歌もバロック和ロック調にしたので、チャンスと思ってAyumi.さんをキャスティングした。非常に好評で、お願いして良かったと思っている。
Ayumi. : オファーが来たときには既にサイトが公開されていて、やたら可愛い絵が載っていたので(自分の歌と雰囲気があわなくて)ヤバいと思った
 
Q :桐月さんに。あっぷりけでの次回作の構想はあるのか?
A :ある。……これ言って良かったんですか? (今更確認。憲yukiさん、詰まりながらも頷く)あります。あまり踏み込んだ話はできないが、今回はこれまでのあっぷりけ作品と違い、明るく楽しくを貫く、というのを目指した。ということは次回は……? というところで。

最後は、Ayumi.さんから歌について。

体験版範囲のテキストを貰って歌詞をつくったそうです。キャッチフレーズである「色」をメインにして、見えない色があるからこれまで見えていた色の意味にあらためて気づく、みたいなニュアンスを込めている。だからというわけではないが、歌詞も2番、3番と行くに従って「色」がどんどん見えてくる構成にした。具体的に作品との繋がりを言えば、桜花との出会いでいろいろなヒロインと出会って世界が色づき、満天の星空になる、みたいな感じ、というのが要約でしょうか。

レコーディングは実は、去年の秋ごろ、10月には終わっていたそうです。えらい早いな……。ゲームの発表がなくていつになったら言えるのか……とヤキモキしていたとおっしゃっていましたが、そりゃそうですね(笑)。歌いやすい歌詞というのも考えたけれど、ロックな歌なので歌詞を埋めたほうがカッコイイということでやった結果、すごい難しい曲になった。ただ、歌詞を含めて見どころは多いのでカラオケとかに入ったら歌って欲しい、ということでした。なお、3番までのフルバージョンは、プレミアム初回限定盤付属のサントラに収録予定。

この後、Ayumi.さんによる主題歌フルバージョンのミニライブがあり、最後はじゃんけん大会で〆でした。ライブはすごいカッコ良かったです。「芸人じゃなくて歌手」というだけのことはある。ただ、途中ちょっと噛んだので、ご本人は「このままでは歌手じゃなくて芸人になってしまう~」とへこんでおられました。

じゃんけん大会は、(なぜか)有葉さんの直筆サイン色紙とか、メッセージペーパーの原本、有栖川さんのサイン入りシークレットカード、バレンタインチョコ、桐月さんのサイン入り文庫本&同人誌、Ayumi.さんのサイン入りCDなどなど、豪華なグッズがずらり。あと、博多通りもんX5(笑)。

40人くらいに何か1つはあたる計算だったのですが、私は全敗でした……。もう運の確変は終わってしまったのでしょうか。みごと賞品をゲットした皆さん、おめでとうございます!


最後に、売上が伸びていけば「発売後イベント」もやりたいと思っているので、是非応援してください、とのこと。また、『ぼくの一人戦争』のほうも売上があがればまたあかべぇライブができるかもしれないし、あわせてよろしく! という宣伝で締め括りとなりました。「一人戦争」、まだ早期予約特典色紙が残っているお店もあったし、あまり順調じゃないんでしょうか。宣伝は凄く見かけるんですが、今月は大正義ゆずソフトさんが控えているし、厳しい戦いを強いられているのかもしれません。

最後に憲yukiさんと「腕ずもう」したい人は居残り、というアナウンスがあったのですが、私は残らなかったのでどんな感じだったか判りません(笑)。ご存知のかたがおられたら是非教えてください。

というわけで、簡単ながらイベントのレポートでした。思ったより長くなってしまった……。まあそれだけ内容が充実していたということです! キャスト&スタッフの皆さん、あと一緒にイベントに参加した皆さん、楽しい時間をありがとうございました。

実はこの後Twitterのお友達とお会いして更に楽しい時間を過ごすことができまして、こういうイベントで出会いの機会があるというのも嬉しい話ですね。是非、発売後イベントも実施してほしいなぁと思います。そして、今度はじゃんけん大会勝ちたい。・゚・(ノД`)・゚・。 ともかく発売後イベント目指して応援するぜー。

最後にバナーを貼り付けておしまい。

花の野に咲くうたかたの 応援中!

 お疲れさまでした。