本日は秋葉原で大図書館の羊飼いラジオ出張公録、千葉のほうでワンフェスとイベントが盛りだくさんでしたが、私は池袋のサンクリ2015Winterに一般参加してきました。

朝8時くらいに会場に到着。雨がふるかと言われていましたが、幸い開場まで天気が崩れることはなく、やや寒い以外は快適な待機時間。カタログは既に購入していたので(サンクリはカタログが入場証がわりになる)、鞄を場所取りがわりに置いたあとは貴重品だけもって喫茶店へ。池袋という都心で開催されるため、こういうことができるのがサンクリは楽ですね。

今回はA1ホールとA23ホールの2ホール開催。ちょっとずつサークルの数が減ってる気がするけど、年4から年3スパンでの開催になったのはその辺りの事情もあるのかもしれません。

今回も私はA1ホールからスタート。まずは、べっかんこう先生のサークル「ロケット野郎」へ。入場前の待機列全体では先頭から100人以内にはいたはずですが、半分くらいがロケット野郎に行ったような……。結局ここでかなりの時間を使います。購入を終えた後「あじのひらき」さんへ向うも、並ぶ前に新刊と既刊のグッズセット完売の告知。まあ無理ですよね~。

サンクリ参加は数回程度というにわかではありますが、なんとなく解ったこととして、サンクリはコミケとかと違って一瞬で完売ということはない。ちょっと早めに来て(当然、早過ぎたらダメですよ。都心だけにコミケよりはるかに周囲の迷惑になるし、かつては盛大にペナルティがあったようなので)初手に並べばたいていのものは手に入れられる。ただ、2手目3手目になると無理な場合が結構あります。あと、サークルさんと一般参加者の距離が近くて、スケブやら先着限定の特典やらがちらほらあって、そういうの狙う場合は結構な頑張りが求められるかもしれません。

さて、「ロケット野郎」さんの後は「にの子や」さん、「L.L.MILK」&「どてちん天国」さんをまわって目標は達成。「bolze.」さんは残念ながらお休みだった模様……。さっき見たらブログのほうに欠席告知が出ていました。

その後はいろんなサークルさんをゆっくりと見て回ります。というか会場も広くないし参加者の人数が多すぎるということもないので、全サークルさんをじっくりと見られる。これがサンクリの好きなところの1つです。ほんとにいろんな発見や出会いがある。

今回驚いたのは、「モバマス」本の多さ。プチオンリーイベントが開催されていたという事情はあるにせよ、以前までとはまったく違う、もの凄い勢いと熱気を感じました。ラブライブ本、艦これ本は相変わらずの勢力でしたが、夏コミあたりにはモバマスがこれらに並ぶ第三極として登場してくるかもしれません。

その後は会場イベントなどに参加しつつ、途中から雨が降り始めたこともあって14時前に撤退。べっかんこう先生のスケブじゃんけんは1度も勝つことができませんでした。目指せ1勝やなぁ……。

本日の成果はたくさんあるので、5個ほど絞ってご紹介。

008 007

(1) まずはロケット野郎さんのグッズと、アニメシンデレラガールズプチオンリーイベント開催記念の本。後者は委員会の頒布物ですが、表紙がべっかんこう先生だったので「べっかんこう枠」ということで。写真は左からブース配布のペーパー、冬コミ頒布のカレンダー、今回の新刊、記念誌。

001

また、時間があるタイミングならサインOKとのことだったのでお願いをしたところ快く引き受けていただけました。ありがたや~。モノは、コミケグッズだった鈴木抱きまくらに入っているデザインプレートです。佳奈すけのグッズにサイン入れてもらうという念願がかなって嬉しいです。佳奈すけだけにかなって……。いや、なんでもありません。

(2) 次、ゆうき夕海先生(どてちん天国)とすめらぎ琥珀先生(L.L.MILK)の合体ブース。モバマスのイラスト本(18禁)。かな子としまむらさんが目印。どっちも肉感的でエロい。すばらしい。

006 005

左から新刊、イラストペーパーの片面、表紙裏にしてもらったサイン、イラストペーパーのもう1面。サンクリは13時頃から人ががくっと減るので、それ以降であれば比較的作家さんにサインをお願いできるのも良いところですね。

あと、すめらぎ先生には『ななリン』のマニュアルにサインもお願いしてきました。

013

お忙しい中ありがとうございました。

(3) ふらふらと会場を回っていて引き寄せられたのが、春名ヒスイさんのモバマス本、『ウチのみく知りませんか?』(前後編)と『後ろの席の前川さん』(どちらも非エロ)。とくに『後ろの席の前川さん』のカバーイラストからは、歴戦のモバマス戦士である気配が漂っています。

003

その場で手にとって中を見たところ、文句なく面白そうだったので新刊のペラ本(4コマ漫画)込みで購入。『ウチのみく知りませんか?』は、アイドルとしての自分の在り方と、新しいアイドルをプロデュースすることになったプロデューサーとの関係に悩む等身大のみくにゃんの姿が。『後ろの席の前川さん』はクラスメートから見たみくにゃんの姿が描かれていて読み応えあり。

いやあ、アニメ化前からみくにゃんを追ってらした方だけあって愛が半端ないです。そして面白い。みくにゃんのいろんな表情を捉えててすごく良い本でした。同人誌って良いなぁと思わせてくれる作品でした。なお、ここに写真は載せませんでしたが新刊の『ニュージェネがブログを始めてみる話。』は、しぶりん、ちゃんみお、しまむーの3人が事務所からの指示を受けてブログを開設したらどうなるか……みたいな想定で描かれた4コマ漫画。Pは武内Pでした。あと、みくにゃんも最後に登場してた。

(4) サークル「さぼん」さん。uhhさんの描かれる女の子が魅力的です。新刊『SAVON SISTERS LOG』(ナナシス本)と既刊の『蹉跌をきたせば』(ラブライブ希凛本)を購入。以前友人がラブライブ百合本で注目しているということを言っていたので立ち寄ったところ、隣にあった新刊、ナナシス本の雰囲気が余りに良くて、その場ですっかり虜に。

004

Tokyo 7th シスターズ』は最近名前を耳にするものの、どんな作品なのかまったく知らなかったのですが、このイラスト集はそんな私にでも女の子たちの物語を想起させるのにじゅうぶんな力がありました。

スケブOKということだったので描いていただきたい……でも『ナナシス』知らないし失礼かもしれない……と葛藤して、「ナナシス全然知らないけど構いませんか」とうかがったところ、幸いにも快く引き受けていただけました。

002

というわけでスケブです。じゃーん。アホ毛がトレードマークの元気娘、春日部ハルちゃん(春閣下じゃないよ!)です。スケブをお願いしている間、にわかなりに勉強しました。ハルちゃん可愛いです。これを機に、ちょっとナナシスのことも知っていこう。uhhさん、ありがとうございました。

(5) ラスト、セブンデイズホリディさんのカラー漫画『渋谷凛はプロデューサーの夢を見るか?』。おまけでコースターもいただきました。18禁です。なんかエロ成分が少ないぞーということで我慢できなくなりゲット。エロいです。言うことなしです。

009

ふぅ…………。

あっ、か、感想ですね! ハイ! しぶりんは攻めも受けも、純愛も凌辱も、すべてが板につくレベルでこなせるオールマイティーヒロインで素晴らしいと思いました。

(その他)
5作品の中には入れませんでしたが、GUNPさんのモバマス本、『わたしの一番星』。これも素晴らしかったです。

010

今回モバマス関係の本、ホント良いの多くて目移りしまくり、実際読んでみても満足度高い。このクオリティーの作品を各サークルさんが作って夏コミに届くようなら、これは大変なことになるんじゃないでしょうか。

011

フルーツミックス企画さんが出しておられた、往年の名(?)作『With You』の菜織と乃絵美を「近代化」するという本。準備号的な扱いのコピー本でしたが、格好を現代風にカスタマイズするというコンセプトに興味を持って購入しました。たしかに古いヒロインを現代風にアレンジしてみるというのは面白いネタだなぁと。

012

あと、民輝書房(みんきぃしょぼう)さんのところの性転換(TS)エロゲー分析本。『あいまいみすと』の話をメインに据えつつ、エロゲーにおけるTSの話をかなり突っ込んだレベルで展開している評論本でした。まだきちんと読んでいませんが、ちょっとお勉強させていただくつもりです。

といったところで、サンクリのイベントレポートお終い。スタッフのみなさん、サークル参加のみなさん、一般参加のみなさん、ありがとうございました。また次の機会も楽しみにしています。