よい子わるい子ふつうの子2(仮)

18禁PCゲームをメインに、ラノベや漫画についてもダラダラ話を書きます。長文多いです。

2017年12月

明日はグラブルフェス

参加予定なのですが、仕事終わるんだろうか……。終わらなかったらキャンセルです。せっかく先行入場チケとったのに( ;∀;)。

仕事、死すべし。

今日の終わり

色々あって疲れました。更新サボリで……。

仲間のミスだから仕方ないとはいえ、ずっと原簿チェックし続けていたのでヘロヘロです。細かいことは1人でやっちゃいけませんね。複数人体制で声だしながらやって、最低でもダブルチェック。ミスっちゃいけない書類ならなおさら。

波風立てない文化

教師の暴力が話題になりますが、教師が暴力を振るわれるケースもあります。先日、博多高校で生徒が教師を蹴りまくる事件があったのは記憶に新しいところですが、今度は小学校で職員の女性がバットで殴られるという事件。

 ▼「児童館で小2男児が女性職員の首をバットで殴り後遺症、傷害で児相通告 被害届に「なぜ小学生を追い詰めるのか」と逆非難」(産経WEST)

 事件後は、静かな場所なら相手の話が聞き取れるが、周囲が騒がしいと、ほとんど聞こえない状態になった。授業や課外活動で児童の発言を聞き落としてしまう可能性が高いため、学校での勤務を断念せざるを得なくなった。

 だが、それ以上に女性を苦しめたのは、周囲の反応だった。10月、教育関係者が集まる交流会に出席すると、事件を「単なる事故」と切り捨てられ、「児童が感情をむき出しにするのはむしろ良いこと」「小学生をなぜそこまで追い詰めるのか」と、被害届を出したことを逆に非難されたという

驚くのは、この件について教育関係者から、被害届を出したことを非難されているという事実です。

もちろんその「交流会」でどうしてこんなことが言われたのか文脈がわかりませんし、この取材内容がすべて真実なのかどうか、という問題はあります。「むしろ良いこと」という意見は論外にしても、「追い詰めるのか」というのは、被害届を出すのではなくその子と話し合って諭すべきだ、みたいな流れなのかもしれないとは思います。

しかしそれにしても、被害届を出すことを非難されるというのは、あまりにもおかしいと思います。

一般的な見地からみて「悪いこと」をした児童は、やはりきっちりとそのことの責任を負うべきです。それは大人の責任とは異なるかもしれませんが、自分が加害者になったこと、被害を受けた人がいることをまずは受け止めなければなりません。そして、その負わせるべき責任について声を上げる権利を持っている最初の人物は被害者です(被害者の言うとおりの責任を負わせろと言っているのではなく)。自分が「悪いこと」をしたら、そのものごとは自分の手から離れることがあるのだ、ということをきちんと学ばせるのもまた教育の仕事ではないのでしょうか。

私がいいたいのは、この被害者の女性は被害届を出すべきだとか、出すべきではないという話ではありません。それは、被害者の女性が決めるべきことだからです。私が言いたいのは、被害者の主張をまずは聞くということが加害者の負うべき責任ではないかということです。

周囲の教育関係者がそのことに口出ししているというのもどうかと思いますが、同時に、被害届が出ているということを前提にしてその児童に対する教育を行うという方向で考えないのがお話にならないなぁと思うのです。

あと、何か問題が起きた時、被害者が騒ぐと「波風を立てた人」みたいなレッテルを貼られて敬遠される文化というのもクソだと思います。おそらくこの女性、「子どもに大して被害届を出した人」ということで敬遠されることが増えるのでしょう。そういう、自分の主張を「正当なかたち」であっても強く言うことが嫌われる文化というのが、ハラスメントの温床になっている気がします。

こういうの、ホントに何とかしたほうが良いと思うんだけど、組織の力学の前にはなかなか難しいですよね。 

数奇な運命

訃報なので気の毒ではあるのですが、こんなことって本当にあるんだなぁという劇的な展開。

 ▼「イラクの「ウサマ・ビンラディン」君、改名の4日前に感電死」(AFP BB NEWS)

【12月1日 AFP】国際テロ組織「アルカイダ(Al-Qaeda)」の最高指導者だった故ウサマ・ビンラディン(Osama bin Laden)容疑者にちなんで名付けられていたイラクの16歳の少年が、正式な改名を4日後に控えていた11月29日に感電死した。少年のいとこが30日、明らかにした。

 アルカイダは2001年9月11日に米同時多発攻撃を実施。ウサマ・ビンラディン・フセイン(Osama bin Laden Hussein)君(16)はその年の年末に生まれた。名前を付けたのは父親だ。

 いとこのモハマドさんがAFPに語ったところによると、当時サダム・フセイン(Saddam Hussein)政権下のイラクのメディアはビンラディン容疑者をテロリストではなく「英雄」として扱っていた。そこでフセイン君の父親は生まれたばかりの息子にその「英雄」にちなんだ名前を付けたという。しかしその選択は裏目に出た。

 2003年の米国主導の有志連合によるイラク侵攻後、「ビンラディンが暮らしている」と聞きつけた米兵がフセイン君の家を急襲した。この出来事は幼いフセイン君の心に傷を残した。

 フセイン君は外出が怖くなり、パトロールする兵士を避けて引きこもりがちになった。やがて勇気を出して外出し、路上でお茶を売って小遣いを稼ぐようになった。

 しかし2か月前にローカルテレビ局のインタビューを受けたことでフセイン君の運が変わった。

 インタビューを行ったアハマド・ハッジ(Ahmad al-Hajj)記者によると、その番組を見たカシム・アラジ(Qassem al-Araji)内相がフセイン君一家を首都バグダッドの政府施設や各国大使館などがある旧米軍管轄区域「グリーンゾーン(Green Zone)」に招待して懇談した。

 アラジ内相はフセイン君に冗談を言い、iPhone(アイフォーン)をプレゼントしたほか、改名も提案した。

 フセイン君は新しい名前を思いつかなかったため、アラジ内相が「アハマド」に決めた。新しい名前が入ったIDカードは今月3日に届く予定だった

 この幸運に意を強くしたフセイン君は職探しを始め、1週間前に交換用部品販売店の仕事を見つけた。

 しかしフセイン君は11月29日、資材を下すため店の屋上に上ったところ、足を滑らせた拍子に電線をつかんでしまった。モハマドさんは「彼は感電死した」と語った。(c)AFP

 気の利いたコメントも思い浮かばないんですけど、何というか……。ご冥福をお祈り申し上げます。

もやもや

仕事で不愉快なことがあって、いまだにもやもやしています。

うちの部署のしごとでヘルプに来てくれていた人が、勝手な指示を出して内容を荒らしていきました。一応つつがなく仕事は終わったのですが、責任者でもないその先輩が好き勝手やったというのが、まぁありていに言って不満です。

指示の内容もおよそ合理的に正しいとは言えず、単にその人の好みにあうかどうかというレベルの話。こちらも「こっちは指示出てるんだ」と言っても、「俺はもとこの部署で30年やってきたから」とのたまうばかりで聞く耳持たず。放置してやろうかと思いましたが仕事が止まるのはきついし来てもらってる立場なので仕方なくその方針に従うことになり……。

上にあげておいたもののたぶんろくに対応はしてもらえないよなぁ。しばらくこの状態続くだろうし、ほんとにどうしたものか。年末にくらーい気持ちになりました。

記事への違和感。

最近の風潮としてよく「批判的に読む」みたいなことが言われて、そうだよなぁと思いつつも、じゃあ自分にそれができているかどうかと言われると不安になることがあります。そういうときは、自分なりにおかしいな、妙だなと思ったことをそのまま放置せず、「なぜ」そう思うのかというのを考えてみることにしています。そうして、その違和感に合理的な説明ができるかを試してみます。

たとえば昨日、スマホ自転車による死亡事故が話題になっていました。

 ▼「左手にスマホ、右手に飲み物、左耳にイヤホン 自転車で死亡事故 女子大学生を書類送検へ 神奈川県警」(産経ニュース)
 スマートフォンを操作しながら電動アシスト自転車に乗り、歩行者にぶつかって死亡させたとして、神奈川県警麻生署が重過失致死の疑いで、川崎市麻生区の女子大学生(20)を書類送検する方針を固めたことが15日、署への取材で分かった。

 署によると、女子大学生は7日午後、川崎市麻生区の市道で自転車を発進させた直後に、前を歩いていた無職女性(77)と衝突し、死亡させた疑いが持たれている。

 女子大学生は右手に飲み物、左手にスマホを持ち、左耳にイヤホンをしていた。衝突直前までスマホを操作していたため「女性に気付かなかった」と話しているという。

亡くなられた方にはお悔やみ申し上げます。

こうした大きな事故に対してはなんやかんや論評みたいなものがでるのが常ですが、ヤフーニュースの記事がちょっと違和感を覚えました。

 ▼「神奈川県川崎市、「自転車スマホ」で衝突し77歳女性死亡「ぶつかるまで気付かなかった」」(Yahoo!ニュース)

 「歩きスマホ」も問題になっているが、自転車運転中のスマホ操作「自転車スマホ」も非常に危険である。「自転車スマホ」をしている人も「歩きスマホ」と同様に、自転車を運転しながらも、気持ちはスマホの中のメールやSNS、ゲームまたはイヤホンの音楽にいっている。そして「自分だけは大丈夫。周囲がちゃんと見えているから問題ない」と自己中心的な思考に陥っていることが多いが、そのようなことは絶対にない。

 今回の事故でも、女子大学生は「ぶつかるまで気付かなかった」と話しているということだ。まさに「自分では大丈夫」と思い込んでいても、気持ちはスマホの中にあるので、全く周囲が見えていないのだ。

 自分自身が事故に遇うだけでなく、今回のように相手に大怪我をさせてしまったり死亡させてからでは遅い。「自転車スマホ」は他人の命を危険にさらしてまで、やるようなことではない。

う~ん……? 言っていることは間違っていないのですが、何か議論にスッキリしない感じがあります。なんだろうなぁと思って読んでいるとようやく自覚できました。たぶん、「自転車のながら運転が道交法でダメになった」ということを前提にしていないように読めるからです。

とはいえ、ここまでなら「覚せい剤は《自分だけは大丈夫》と思っていると大変なことになる」みたいな話として読めなくもありません。しかし、その他の所での記述はやはり、自転車の「イヤホン」や「スマホ」をマナー問題として扱っているように見えます。

 自分自身が事故に遇うだけでなく、今回のように相手に大怪我をさせてしまったり死亡させてからでは遅い。「自転車スマホ」は他人の命を危険にさらしてまで、やるようなことではない

 しかも今回の事故はイヤホンをしながら、左手にスマホで、右手には飲料カップを持っていたようだ。両手離しで、耳まで塞がっているようでは危険を察知してからの即座の反応が出来ない。スマホを見ているだけでも危険なのだが、イヤホンはもっと危険である。

 自転車に乗っている人でイヤホンをしている人が多いが、目(視覚)だけなく、耳(聴覚)も人間にとっては周囲の危険を察知するのに、非常に重要な役割を果たしている。最近はスマホで動画を見ながら、イヤホンで音声を聞きながら自転車に乗っている人も多いようだ。もはや恐ろしくて近寄りたくない。

あたかも、「最近はマナーの悪い若者が多くて困ったものだ」みたいなノリで書かれていますが、これ明確に法規制の対象ですからね……。

2015年から施行された改正道路交通法では、スマホやイヤホンをしながらの自転車は規制対象となり、場合によっては「赤切符」が切られます。赤切符ですから、当然裁判が行われ(たいていは略式)、結果によって刑事罰の対象となります。赤切符の場合は「青切符」と違い、裁判が行われて前科がつくわけです。

 ▼参考:熊本県警本部ツイート(下)



 ▼参考:「自転車運転中の「スマホ」も摘発対象?…6/1施行「改正道路交通法」とは」(FUNDO)
今回の「改正道路交通法」では、「スマホを使いながらの運転」や「イヤホンで音楽を聴きながらの運転」、「ブレーキのない自転車の運転」など、実に14項目が規制対象として設定されました。詳しくは後述しますが、かなりの広範囲です。

この記事が啓蒙記事の体裁で書かれており、情報内容としては「スマホ・イヤホンは危険ですよ」ということに具体性を持たせています。その情報内容自体はしごく妥当なものです。

しかし、おそらくそれ以前の問題として、スマホ自転車やイヤホン自転車をしている人は自分の行為が道交法違反だと気づいていない。せいぜいマナーの問題だろうと思っている(その意味で、歩きスマホと同列だと思っている)のではないかと思われます。これは、2015年に法改正された、比較的新しい内容だから(それ以前も条例で決まっているところは多かったですが)当然のことです。啓蒙記事として見ると、多くの読者が見落としがちな点にタッチしていないのは残念です。

そして、これは想像になりますが、書き手の方がそもそも道交法違反だということをきちんと認識していないのではないかという疑念もあります。「自転車スマホ」や「自転車イヤホン」が、公に禁止されている行為であることを踏まえずに、自分の意志でやめましょう、という構成になっているからです。意識付けが重要であることに一切異論はありませんが、本人の意思とは無関係に、そもそも止行為・違反行為である、ということがわかっているならば、「もはや恐ろしくて近寄りたくない」という主張に落とさないように思われます。

まあ要するに、道交法という客観的な違反性の話を主観的な方向に落とし込んでいるのがちぐはぐに感じた、ということです。言いがかりではないと思うんですけどね。

ガタガタ

数週間前にシステム係さんが退社されたのですが、引き継ぎがほとんどされてなかったとかで、社内全体が大混乱に陥りました。いや、やべぇやべぇ。

新しく入ったかたが「SEはいつもいっぱいいっぱいだから、仕事がどんどんその場しのぎになって、引き継げるような体系的な対応できないんですよねー」という感じの、悟ったことをのたまっていて、闇の深さを感じました。

ゆうて、私らもそんなしっかりしてるわけではないんですけど、昔上司に言われた「いついなくなってもお前の仕事を誰かに託せるよう準備しとけ」と言われた思い出が甦ります。……うん、無理やね。オートバックアップシステムがリアルにも欲しい。

とにかく社内が回るようになればいいのぅ。

仕事終わった話。

詰め込みまくって仕事の大半終わらせましたああああぁぁぁぁアァァァァ!!!

これで週末から休めるめどがたった。よかった。。゚(゚´Д`゚)゚。けど、もうデータ打ち込み作業したくねぇ……。

今日はとにかくゆっくり寝ます。お疲れさまでした。

持ち帰った仕事はできないという話。

ずっと会社にいるの疲れたので、久しぶりに家に仕事を持って帰ったのですが……家だと全然できないですねぇ。なぜなのか。

会社にいるときの皮算用では、家に帰るまでにちょっとリフレッシュして、ゆっくり休んでからひと仕事……というプランだったのに全然やる気が起きず、特に見たい記事があるわけでもないのにネットのニュースサイトをはしごして気づいたら2時間経過みたいな状態になっています。うーんムダ。

この記事も気分転換で書いているというよりは、「これが終わったら仕事しよう」みたいな区切りのつもりで書いています。でも、終わったら別のことやっちゃうんだろうなぁ……。

会社にいても効率悪いとは思うのですが、タスクを減らす気になって踏ん張れるぶんまだマシなのかもしれません。

緊張感というかやる気の糸というか、そういうのがもうぷっつりと切れてしまってなかなか戻らない。一眠りしてみるかとも思うけれど、それは死亡フラグの気がするし。ほんとにどうしますかねぇ……。

【ハチナイ】ランクマを終えての雑感

4連続ランクマッチが終了しました。全国の監督のみなさま、お疲れさまでした。

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個人成績は、2位→2位→1位→6位とすべての回で1桁ランクインを達成できました。最後表彰台にいければ……という思いがなくもないですが、十分すぎるくらい満足の行く結果です。対戦いただいたみなさまはありがとうございました。

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トロフィールームもずいぶん賑やかになりました。嬉しいことです。

また、今回個人的に嬉しかったのは、私の「ランクマ対戦相手の選び方」の記事(このへん)を見てランクマやりましたーというご報告を、テンカスイマージェンシーさん(@nikumakionigir5)からいただいたこと。初日・二日目と20連勝できたそうで、私の記事の影響がどのくらいあったのかはわかりませんけれど、お力になれた部分があったなら本当によかったε-(´∀`*)。

実況動画放送しておられて、動画でみると選定のプロセスとかすごいわかりやすいので、3日間ぶん貼らせていただきます(許可いただき済み)。3日目はより上位を狙うために冒険していくというのも、マニュアル通りでは終わらないハチナイランクマの魅力が伝わってきて面白かったです。立ち回りに関しては、ほぼご指摘の通りですと申し上げておきます!








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さて、今回はちょっと4連続ランクマに関する感想をかんたんに。

▼参加者の減少について
4連ランクマの最初は参加者が18831人でしたが、その後16886人、15800人と減らして行き、最終日は14658人。

(参考)http://open.open2ch.net/onjgame/ の各スレッド。
※資料&証拠として載せていますが、画像の使用に問題があれば削除いたします。

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回を追うごとに減少率が低下しているとはいえ、1ヶ月で4000人以上がランクマから撤退した計算になります。アクティブが20000人弱と仮定して、実に1/4が消えた計算です。「たった1/4しか減らなかった」と考えるか「1/4も減った」と考えるかは評価の分かれるところですが、現状あまりユーザー数の増加に上がり目がなく、イベント参加者数によって盛り上がりが変化する対人戦仕様を導入しているゲームであることを考えると、これはちょっとマイナス方向に凄い数字のように、個人的には思われます。

参加者減少の理由を、そのままアクティブユーザーの減少と結びつけるのは早計かもしれません。また、原因をランクマッチ制度の問題だけに帰することはできないと思います。たとえば、年末の繁忙期にかかってそれどころではなくなった人というのもいるでしょう。新イベント開始にともなってランクマを放置した人もいるかもしれません。

とはいえ、ランクマ自体は参加のコストがきわめて小さく(他のイベントに参加する体力などを消費しない)、2,3回タップすれば「参加賞」くらいの報酬は確約されています。ゲームを積極的に続けている人であれば、「とりあえず」であっても参加しない意味は薄い。そうなると、ランクマ参加者がゴリゴリ減っているというのは純粋にアクティブプレイヤーの減少を反映しているのではないでしょうか。

▼減少の原因 ~戦力不足と格差~
今回のイベントが盛り上がらない理由としてあちこちであがっている声を分析すると、「戦力不足」と「格差」という2つが浮かび上がってきます。

私なりに解釈をすると、これはどちらも似たようなことを言っているのかな、と。

現在ハチナイは、ガチャ排出・イベント報酬の両方とも、キャラの属性やポジションにかなりの偏りがあります。特定の属性だと、イベント配布のSRキャラすら適正ポジションに置けない、ということもしばしば見られます。たとえば、月属性はRの先発投手がおらず、SSRとSRに1人ずつという投手不毛地帯です。

また、開始後1年も経っておらず、ユーザーへと潤沢にキャラクターが行き届いていない、あるいは育成が間に合っていないのも事実でしょう。実際、そこそこ上位の人でスタメンキャラのLvがMAXに届いていない人を相当数見かけました。

そんな中開催された属性染めイベントは、大多数のユーザーにとっては編成の工夫やキャラ活用の楽しさを味わうための適度な試練であるよりも、面倒な足かせにしかなっていなかったのではないでしょうか。

また、前回から繰り返し言っていることですが、特攻・ボーナスの仕様が酷かった「花の陣」では、初期スタメンのメンバーによって工夫の余地なく順位があらかた決まってしまう。自分がどんなに頑張ってキャラを育て、編成に創意工夫をして試合に勝っても、競争相手に特攻キャラが1枚多いだけでトータルスコアに追いつけない(実際にはそこまで極端ではないにしても、お互いにプレイミスがなければ最終的に初期編成の差を埋められない)というのは、ライトユーザーが育成や編成に熱意を持って挑む気力を奪うのには十分な要素であるように思われます。

「戦力不足」と「格差」という不満の原因は、つまるところ、戦いに行く準備ができていないのに無理やり戦いに行かされているという感覚(「やりたくなる」ではなく「やらされている」)につながっているように見えるのですが、どうでしょうね。

▼準備不足を助長する石配布の渋さ
こうした状態に拍車をかけているのが、配布石の渋さです。ハチナイはゲーム内でガチャ石がほとんど配られないため、課金勢しかイベント有利のキャラを揃えられない(無課金勢がまぐれに祈ることも難しい)。

実際、私がプレイした他のアプリゲー、たとえば『グランブルーファンタジー』や『ビーナスイレブン・びびっど』などでは、1~2回のイベントに参加すると、ログインボーナスもあわせて10連ガチャ1回ぶんくらいの石は集まるのですが、ハチナイは1ヶ月イベントに参加し続けても10連1回回せるかどうか、という状況です。

重課金勢は石の配布があろうがなかろうが一定の戦力を揃えてきますので、このアオリを食らうのは主に微課金~無課金のライトユーザー層です。

「降ってわいた幸運」で重課金勢との差を埋めることもできなければ、有用なキャラを揃えるどころか必須レベルのキャラすら確保できない。その結果、手持ちの最低クラスのキャラを間に合わせで詰め込んで出陣、というようなことになってしまう……。勝つために、あるいは報酬のために参加するのではなくて、「参加するために参加する」みたいな状況になっていたのだとしたら、そりゃあ楽しくはないよねっていう話です。

▼目的の見えない育成
また、まだ5、6回しか開催されていないにもかかわらず、ランクマッチの仕様がころころ変わっているのも問題です。より良い方法を模索して柔軟に動いているといえば聞こえは良いのかもしれません。しかし、1キャラの育成に手間と時間がかかるこのゲームで、「誰をどう育てるか」という指針が立たないというのは、ゲームに対する意欲を削ぐのに十分な問題点だと思います。

たとえばテストで、テスト範囲が告知されず「教科書をとにかく全部やっとけ」みたいなことを言われたら、多くの人はギブアップするでしょう。

育成不十分でスキルもろくにつけていないキャラでランクマに参加している人が多いということは、ランクマ参加者という「そこそこやる気のある」層でさえ、育成の指針が立たずに日々を過ごしていたということを意味します。別の言い方をすれば、ランクマッチのために何かをやろうというモチベーションが上がりにくかったということです。せっかく競争イベントをやっているのに、ユーザーのモチベーションを上げられていない。これは、明確に運営側の失敗と言っていいのではないでしょうか。

▼良かったところも!
文句ばかり言っていますが(個人的にはこれを「文句」だとは思いたくないのですが傍目にはそう見えるだろうなぁということで)、ランクマで良くなったところもあります。

まず、ランキングの集計方式。30戦中20戦のトータルを取るというのは、適度に失敗もできるし、多少の運が混ざりつつもそれなりに地力が反映される良いラインだったように思います。実際、私は4連続で1桁順位になれたので(自分が成功したから良いと言いたいわけではなく)、一定の戦力と戦略があれば、それなりに安定した結果を残せる方式になったと言えるのではないでしょうか。

次に、キャラクターボーナスで極端な特攻が廃止され、レアリティによる微差が付与されるというこのスタイル。これが非常に良かったと思います。

SSRは凸りにくいぶんSRよりステータス的に劣る場合もあるし、1%くらいのボーナス差ならSSRを抜いてSRで挑むほうが良い、という局面も出てきました。実際、私がトータル1位をとった「風の陣」では、私の最終編成にはSRが2枚入っており、全ポジションSSR染めを放棄することで結果を出すことができました。「SSRなり特攻キャラなりを持っていないと話にならない」極端なバランスから、こういう細かい駆け引きを行える繊細なバランスに一気に持っていけたことは、凄いことに思えます。

最後に、各属性をまんべんなく育成するきかっけとなったこと。これは参加者限定のメリットですね。いままであまり見向きされなかったであろうキャラにスポットライトがあたり、有用性が確認されたり試合で活用する意義が生まれて育成の対象になったことは喜ばしいことです。属性ランクマは早急すぎたという問題点と矛盾するようですが、いっぽうではそういう良さもあったという感じでしょうか。

1ユーザーの意見なのでまったく逆だ! つまんなくなった! という方もおられるとは思いますが、変更の意図が明確であり、その意図が達成されたという意味では改善と呼んで良い変更だったかなと思っています。


▼結局どうすればよかったのか
それが分かったら、私がアプリ運営してますよ。ただ、こうした状態を解消してストレス無くイベントを楽しむためにはこういうことが必要だったのかなというのを私なりに考えると、下の3つくらいの条件が浮かんできます。

1.最低限戦いを楽しめるくらいのキャラが配布されている
2.イベント参加時にいろいろな選択肢を取れるくらいにはキャラを育成している
3.イベントに備えて効率的な準備が行える

「3」については運営側もノウハウの蓄積が必要なのでイベント回数を重ねるしか無いのでしょうが、「1」、「2」については今後も同タイプのランクマッチを実施するなら検討をお願いしたいところです。

たとえば、課金SSRより少し能力は劣る、無凸前提の配布SSRがあれば(モバマスのように)、今回のイベントでも「配布SSR染め」で上位を狙う無課金勢があらわれたことでしょう。そして、調子や対戦相手のチョイス次第ではトップ10を狙う、といったことも可能だったかもしれません。実際、月ランクマの前に配布SSRに近いことが行われていましたが、ああいうのでもっと各ポジションのメンバーを分厚くしてほしいですね。

また、現在キャラ育成が止まりやすいのは、デレストの空回しをしてもいっこうに終わらない「才能」がボトルネックになっているからです。これを、たとえば「部費」によって才能開花用の石素材が購入できるようにする。あるいはイベント周回の経験値と絡めて才能開花のポイントが蓄積される、といったかたちで補えば、多くのキャラを育てることで選択肢が増え、イベント参加もやりやすくなるのではないかと思います。とにかく、育成をもう少し楽にしてほしい。特に才能がらみ。

ランクマッチを開催する、属性染めイベントを開催する、というコンセプトは面白かったと思います。しかし、いろいろな面で時期が早すぎたのではないかというのが、繰り返しになりますが率直な感想です。

また、今回のイベントのネックとして「達成感」のなさもあるかもしれません。たまたま引いたSSRキャラを大事に育てたのに、属性違いで使えない。予め特攻キャラが告知されていないから、イベントのためにじゅうぶんな準備をすることもできない…………。

イベント前日になって急に告知されたキャラを姑息に(その場しのぎ的に)育てて、とりあえずイベントに出てみる。負けたら「なんで育ててないキャラで戦わなきゃいけないんだよ」とストレスが貯まる。報酬は手に入らない。そりゃあ、萎える人が出てもおかしくないかなと。

ランクマッチに気軽に参加して、参加したら割と楽に「やったぜー!」と思えるような報酬が手に入るようにできれば、もっと裾野が広がるのではないかなぁ。ぶっちゃけ上の方の人は放っておいてもそれなりに参加するだろうし、参加の母集団が増えてイベントが賑わったほうが、そういう人たちのモチベーションも上がるのではないかと思う次第です。



以上、長くなりましたが今回のランクマの雑感でした。不満たらたらのように見えるかもしれませんが、ハチナイ大好きだしずっと続いて欲しいんで、なんかこう、うまいこと盛り上がるきっかけとかあればいいんですけどねぇ……。
《自己紹介》

エロゲーマーです。「ErogameScape -エロゲー批評空間-」様でレビューを投稿中。新着レビューのページは以下。
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